分析機器・科学機器の総合展『JASIS 2018』開幕  この分野でアジア最大級の494社が1,462小間を出展

ライフサイエンスがテーマの特別企画は参加社数、過去最多。

一般社団法人日本分析機器工業会(JAIMA、所在地:〒101-0054 東京都千代田区神田錦町1-12-3、会長:栗原 権右衛門/日本電子株式会社 代表取締役社長)及び一般社団法人日本科学機器協会(JSIA、所在地:〒103-0023 東京都中央区日本橋本町3-8-5、会長:矢澤 英人/株式会社ダルトン 取締役会長)は、9月5日(水)から7日(金)の3日間、幕張メッセにおいて「JASIS(ジャシス) 2018」を開催いたします。

アジア最大級の分析機器・科学機器の展示会として成長してきたJASISは、2018年は過去最大に迫る規模で開催します。



【JASIS(ジャシス)概要】

JASISは、一般社団法人日本分析機器工業会と一般社団法人日本科学機器協会が共同で開催している分析機器・科学機器の専門展示会Japan Analytical & Scientific Instruments Show(JASIS)です。同種の総合展示会としてアジア最大級の規模を誇る。2018年は、9月5日(水)~7日(金)の3日間、幕張メッセ及び周辺の施設にて開催されます。

https://www.jasis.jp/



【過去最大に迫る規模で2018年も開催】

幕張メッセ国際展示場4~8ホールにて、分析・科学機器及び関連製品・技術が展示されます。開催規模は、過去最高であった2017年とほぼ同規模での展示となり、展示面積は33,969m2、出展社数は、494社・機関、小間数は1,462小間となりました*。


国際会議場では、分析・科学機器に関連するさまざまな講演会・セミナーが開催され、隣接する会場では、出展企業による新製品・新技術を紹介する説明会も開催されます。

https://www.jasis.jp/


*過去最多:出展社数506社(2017年)、小間数1,478小間(2017年)



【特別企画 ライフサイエンスイノベーションゾーンは、過去最多の出展数】

当展示会の二大特別企画のひとつ「ライフサイエンスイノベーションゾーン」は、過去最多となる75社(2017年対比14%増/2017年66社)、出展小間数102小間(2017年対比17%増/2017年87社)となりました。


このゾーンは、分析機器と最先端バイオ創薬の融合領域を知り、また人口知能(AI)や深層学習(Deep Learning)の急速な応用例を交えながら、ライフサイエンスイノベーションの立場で将来を予測できる講演を基調講演および討論会として企画したもので、2017年は来場者が延べ1万人を超え、2018年は2017年以上の来場者を見込んでいます。


2018年のテーマは「最先端バイオ医薬・ヘルスケアと分析機器の役割~ヘルスケアと臨床が近づくバイオメディカルへの道~」で、3日間にわたり、基調講演29件、約49件の出展企業によるプレゼンテーションが行われます。また、展示ブースは、製薬関連企業などから新たな参加をいただき、過去最多となる75社(2017年66社)、出展小間数102小間(2017年87社)となり、過去最大規模での開催となります。



【米国PITTCON/ETC*との合同セッションを開始】

また、2018年のライフサイエンスイノベーションゾーンの特筆すべき事項は、米国PITTCON/ETC*との合同セッション「グローバル創薬とバイオサイエンスの役割」を新たに開始したことです。製薬企業、団体からの計11セッションが行われ、米国発、日本発の先端研究が発表されます。世界視野での将来の「次世代ヘルスケア」展望を目指します。


また、基調講演・討論会では、2017年、講師、聴講者から好評であったコメントライブシステム**を、2018年は、日本語講演以外に、英語講演においても使用します。活発なディスカッションが期待されます。


*PITTCON:The Pittsburgh Conference on Analytical Chemistry and Applied Spectroscopy

90を超える国々から企業・教育機関・政府機関などから18,000人以上が参加する世界最大級の研究室・実験室設備機器関連のコンファレンス・展示会。


*ETC  :Enabling Technologies Consortium

薬、バイオテクノロジー企業が、アイデアについて議論、情報の共有、および、新たな実現技術開発に向けたコラボレーションを行うためのフォーラム。


**コメントライブシステム:スマートフォンを使って講演中にリアルタイムに聴講者がコメントを投稿できるシステムで、ディスカッションを活発にする有効なツールです。



【特別企画 オープンソリューションフォーラム(R)は会場規模を1.5倍に拡大】

もう一つの特別企画「オープンソリューションフォーラム(R)」は、参加者が年々、増加しており(2016年は延べ800名、2017年は延べ1,600名)、2018年は、セミナー会場規模を130名から200名に拡大して開催します。


2016年より開催している本企画は、関心が高い共通の課題をテーマとして設定しています。

2018年は「素材・材料の開発と品質管理が、我が国のものづくり競争力を支える」をコンセプトに、著名な演者の講演と出展社による発表を行います。

過去の聴講者アンケートの結果などから、包括的なテーマよりも、より具体的なテーマの方が、聴講者の満足度が高いとの判断から、2018年は、テーマを「フタレート規制」「香りとにおい」「次世代電池」と、より具体的なものにしました*。専門家による6つの基調講演と、出展企業による18のプレゼンテーションが行われます。


https://www.jasis.jp/seminar/osf.html


*2017年のテーマ:「環境規制」「食品のおいしさ評価」「自動車」



【新技術説明会は、2017年を上回る352件の発表テーマ数】

毎年、来場者から高い評価をいただいている「新技術説明会」(出展社による最新機器・技術の紹介)は、2018年は、2017年を上回る規模で、352件(2017年347件)の新しい製品・技術の紹介が行われます。

来場者の利便性を考慮して、できる限り同じ製品・技術が同時に開催されないように全体のプログラムが構成されていますので、効率的な情報収集です。同時通訳付きの英語の発表も5件(2017年5件)行われます。

https://www.jasis.jp/regist/jp/newtecsrch.php



【主要な併催イベント・企画】

1.JASISコンファレンス

展示会併催のJASIS コンファレンスは、2017年とほぼ同等の34団体52セッションの規模で開催します。会期は展示会より1日早くスタートし、9月4日(火)から4日間開催されます。国際コンファレンスセッションとして、「アジアテクニカルフォーラム」、「英国王立化学会(RSC)東京国際コンファレンス」、「中国フォーラム」、「日韓技術交流セミナー」が開催されます。さらに、毎年好評のJAIMAセミナー(全12講座)、日科協セミナー「知っておきたい科学機器業界の基礎知識」など、さまざまな内容で開催します。


2017年に引き続き、2018年も、コンファレンス参加団体に協力をお願いし、セッションにコアタイム(空き時間)を設け、コンファレンス参加者が展示会場を見学しやすいよう工夫しています。2017年の来場者の動向データによると、JASIS期間中に国際会議場で行われているコンファレンス参加者の約9割が展示会にも参加いただいています。

https://www.jasis.jp/seminar/jasis.html

https://www.jasis.jp/regist/jp/jasisconfsrch.php


2.サイエンスセミナー

「料理の科学 加工、加熱、調味、保存のメカニズムは......」

名古屋工業大学名誉教授 齋藤 勝裕先生に、「料理を科学の眼でみたらどうなるか?」についてご紹介いただきます。


<開催概要>

日時:9月7日(金)13:00~14:30

会場:幕張メッセ国際会議場2FコンベンションホールA

https://www.jasis.jp/seminar/science.html


3.日本薬局方セミナー

「日本薬局方の現況 ~第17改正第二追補の動向を中心として~」

本セミナーでは、日本薬局方「日本薬局方の現況」について、専門機関の先生よりご紹介いただきます。

「日本薬局方の最近の動向について」を独立行政法人医薬品医療機器総合機構 規格基準部 高津まり先生に、「新規理化学試験法による医薬品分析」を国立医薬品食品衛生研究所 薬品部第4室室長 加藤くみ子先生に、「生物薬品に関連する最新動向 ―タンパク質医薬品注射剤の不溶性微粒子試験法を中心に―」を国立医薬品食品衛生研究所 生物薬品部第2室室長 柴田寛子先生に、ご紹介いただきます。


<開催概要>

日時:9月6日(木)14:00~16:00

会場:幕張メッセ国際会議場2FコンベンションホールA

https://www.jasis.jp/seminar/pharmacopoeia.html


4.サイエンスステージ

サイエンス ステージ会場では、若手研究者、商社、営業マン、メーカーの新入社員といった方々を対象にした科学機器の基礎講座「やさしい科学機器入門」を開催するほか、公益財団法人日本科学技術振興財団(科学技術館)による「科学実験ショー」を開催します。


「やさしい科学機器入門」では、PCRサーマルサイクラー、DNAシーケンサ、電気泳動装置、ホモジナイザー、CO2インキュベーター、有機合成装置などについて9月5日(水)、9月6日(木)の2日間にわたり開催します。

「科学実験ショー」は、「基盤実装型センサと遠隔測定」をテーマに、9月7日(金)に開催します。

https://www.jasis.jp/information/openforum.html


5.JASIS WebExpo(R)

JASISの講演会・セミナーの一部、約50タイトルを視聴いただける専用ウェブサイトJASIS WebExpo(R)は、2018年に2年目を迎え、新たに「展示会場」ディレクトリを開設しました。各企業・団体からの資料、動画等を来場者が幕張メッセのJASIS会場以外でも自由に閲覧できます。

既にJASIS WebExpo(R)は7月より開始しており、2018年のアクセス数は、2017年同時期の約2倍、約1,500名がアクセスし、延べ3,000以上のコンテンツが閲覧されています。内、約1,000以上は、2018年新たに設けた「展示会場」コンテンツの閲覧数です。

JASIS WebExpo(R)は、2018年のJASISで行われた主催者および出展社の講演会・セミナー動画などを随時追加してゆく予定で、12月20日まで開催されます。

2017年、JASIS WebExpo(R)には、予想を上回る約4,000名がアクセスし、平均滞在時間約70分、延べ15,000以上のコンテンツの閲覧が記録されました。

https://www.jasis.jp/webexpo/



【その他】

(1) 各種資料、冊子配布

「科学・分析機器総覧 2018 印刷版」、「科学・分析機器総覧DVD版」、「分析機器の手引き」を会場内特設コーナーで無料配布します(数量限定)。

「科学・分析機器総覧DVD版」には、2017年から「科学機器入門」(科学機器製品ガイド)が付録として含まれており、e-book形式でご覧いただけます。


(2) ご来場サポート

JASIS オフィシャルサイトに「JASIS の歩き方」を掲載しています。海浜幕張駅から会場までの案内や会場の効率の良い回り方を紹介しています。

マップ、スケジュール機能を備えた、スマートフォン用アプリは、8月10日からダウンロード可能となりました。JASIS 見学のスケジューリングに大変便利です。


「幕張本郷駅(海浜幕張駅経由)と会場を結ぶ無料シャトルバス」と「つくばからの無料バス」を運行する予定です。



【現地事務局本部のご案内】

主催者として、ご来場者、ご出展社、ともにご満足いただける運営に努力してまいります。国際展示場1階6ホール北側に、主催者事務局本部を設けています。ご不明点、お問い合わせなどございましたら、お立ちよりください。



【今後のJASISの予定】

JASIS関西 2019

2019年2月5日(火)~7日(木)3日間

会場:グランキューブ大阪(大阪府立国際会議場)


JASIS 2019

2019年9月4日(水)~6日(金)3日間

会場:幕張メッセ


JASIS 2020

2020年11月11日(水)~13日(金)3日間

会場:幕張メッセ

2020年は、11月11日~13日で開催決定。



(*)本プレスリリース中の実績数値は、2018年8月29日現在の数字です。

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