Amazon QuickSightを活用して、4週間で実消化分析システムを立ち上げ。太陽ファルマのトップマネジメント、本部、卸担当、MRに提供

2018.09.27 09:30

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フィラーシステムズ株式会社(本社：大阪府大阪市西区、代表取締役：鴻池明、以下 FSZ)は、太陽ファルマ株式会社(本社：東京都千代田区、代表取締役社長：有馬聖夫、以下太陽ファルマ)が医薬品製造販売業に参入するにあたり、非常に重要な情報である実消化データを体系的に短時間で収集・分析できる実消化分析システムを、アマゾンウェブサービス(以下 AWS)が提供するBIツールAmazon QuickSightを活用して、導入したことを発表します。

医薬・製薬業のための「PharmaEzBI Powered by Amazon QuickSight」

https://www.fsz.co.jp/?page_id=4843

【太陽ファルマについて】

太陽ファルマは「あるべき薬に、まじめな会社」を事業哲学として、2017年8月に設立されました。製造販売承認の譲渡、及び販売移管を受けて、社会的にも重要な長期使用実績のある医薬品の販売を2018年4月から開始。これらの医薬品の安定供給を通じて医療施設や患者様との接点を持ち、マーケティングと技術革新による製品開発及び製造を行い、安定的に継続した事業活動を目指しています。

製薬業界では、卸企業様から医療機関への販売データ(以下、実消化データ)を取得して、医薬品の適正使用のためのMR活動を行っています。これまでは実消化データを分析するには、大きなシステムの導入やさまざまな運用業務が必要でしたが、太陽ファルマは立ち上げが早く、情報の分析手法を柔軟に変更でき、システム運用もアウトソーシングできるソリューションを求めていました。

これまでの導入実績、今後の拡張性、BPOシステム運用の観点から複数のソリューションを比較・検討し、太陽ファルマは製薬業界に対して「CSV on AWS」を公開しているFSZが提供しているAmazon QuickSightを利用したソリューション PharmaEzBI Powered by Amazon QuickSightを選択しました。

【Amazon QuickSightの特長】

構築期間はBIとしては異例の4週間。太陽ファルマはAWS上で可動するFSZのSaaS実消化システム(以下、EzEDI)を利用しており、Amazon QuickSightとの連携が容易に構築することができました。初期コストもほとんどなく、人数あたりの月額利用料だけで利用できるという、年間コストが数百万～数千万が当たり前のBIツールでは考えられない10分の1以下のコストパフォーマンスになっています。

実消化データは年間数百万件にもなりますが、大量データでもレスポンスは非常にスムーズ。また、卸から情報提供を受けた翌日の朝には情報閲覧が可能です。これまで表形式だけだった情報にグラフなどのビジュアルな表現が加えられ、さらにPCだけでなく、iPhoneやiPadでも閲覧可能なため、外勤活動のMRも内容を即座に活用できるようになりました。

部門毎の要件やトレンドで情報分析の内容が変われば、太陽ファルマのリソースを使うことなく、FSZで即時にシステムの設定変更を行い、ジャストタイミングの分析が可能です。現在、太陽ファルマの社内ではトップマネジメントを始めとして、販売本部、卸担当、MRにいたるまで、リアルタイムに、同じ情報、同じシステムを利用して、それぞれの角度から情報分析を行っています。

FSZは、Amazon QuickSightを活用した医薬製薬企業の業務支援サービスの提供を通じ、実消化、販売、生産、計画、購買などあらゆるプロセスのノウハウを活かし、国内の製薬会社のお客様に対してこれからも価値あるソリューションを提供してまいります。

【システム概要】

名称　　　： PharmaEzBI Powered by Amazon QuickSight

販売開始日： 2018年5月1日

URL　　　： https://www.fsz.co.jp/?page_id=4843

【会社概要】

商号　　：フィラーシステムズ株式会社

代表者　：代表取締役　鴻池明

所在地　：〒550-0003　大阪府大阪市西区京町堀1-4-22 肥後橋プラザビル8F

設立　　： 2007年10月

事業内容：医薬製薬業界向けSaaS、AWS構築、CSV関連システム開発

資本金　： 1,000万円