新型鏡筒『FL55SS鏡筒』を2018年7月27日（金）に発売専用アクセサリー『フラットナーHDキット for FL55SS』・『レデューサーHDキット for FL55SS』も同時発売

2018.07.23 13:15

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総合光学機器メーカー株式会社ビクセン（本社：埼玉県所沢市、代表取締役：新妻和重）は、2018年7月27日（金）に、新型鏡筒『FL55SS鏡筒』、そして、専用アクセサリーの『フラットナーHDキット for FL55SS』・『レデューサーHDキット for FL55SS』を発売します。

『FL55SS鏡筒』

色収差の少ないフローライトレンズを採用した、大変コンパクトな鏡筒です。色にじみを抑えたシャープな像を得られるため、フラットナーHD for FL55キット等（別売り）を併用することで直焦点による高レベルでの写真撮影に対応します。さらに、有効径55mm・焦点距離300mmと小口径・短焦点ながら、『HRシリーズ』のアイピース（別売り）を組合せることで、高い眼視性能を発揮します。

架台取り付け部にはスライドバーMを付属。ビクセン規格アリミゾ式に対応した架台にそのまま取り付けることできます。スライドバーMを外すと、1/4インチ×2箇所、3/8インチ×1箇所のねじ穴を装備しているため、市販のカメラ三脚で使用することも可能です。

『フラットナーHDキット for FL55SS』

『FL55SS鏡筒』専用の写真撮影用フラットナーレンズ（フラットナーHD for FL55SS）と接続リング（EXチューブ66）のセットです。像を平坦化することで、中心像はもちろん周辺でもシャープな像を結びます。さらに周辺光量の低下を最小限まで抑える補正が可能になります。フルサイズのイメージサークルΦ44mm端でも96%の光量を確保することに成功しています。

これにより写真性能が向上。撮影後にフラット化などの煩わしい画像処理をしなくても、十分なクオリティの画像になるため、高いレベルでの直焦点天体撮影をお楽しみいただけます。

『レデューサーHDキット for FL55SS』

『フラットナーHDキット for FL55SS』にレデューサーレンズ（レデューサーHD5.5）を加えたセットです。レデューサーレンズを使用することで、焦点距離を約0.79倍に短縮し、F値を明るく補正することができます。フラットナーレンズとの併用で、像を平坦化しつつ、86%の周辺光量を確保できるため、写野全面でシャープな像を得られます。

『FL55SS鏡筒』

スペック

＜対物レンズ＞フローライトアポクロマート、マルチコーティング

＜対物レンズ有効径＞55ｍｍ

＜焦点距離＞300mm（F5.5）

＜分解能・極限等級＞2.11秒・10.5等

＜集光力＞肉眼の62倍

＜発売日＞2018年7月27日（金）

＜価　格＞10万8000円（税別）

＜商品コード＞26201

＜サイズ＞長さ282ｍｍ（延長チューブなし）、外径80mm

＜重　さ＞1.5kg