双極性障害の当事者が持つ様々な「知」を集めた 国内初のWebサイトが公開6ヶ月  ~情報提供者66名、投稿数313件に~

    当事者の手で作る双極性障害ナレッジベースサイト『BIPOGRAPHY』(バイポグラフィー)は、2018年6月24日で開設6ヶ月を迎えます。6月1日現在で情報提供者66名、投稿数313件、プロジェクトメンバーは3名となり、今後も情報の質と量の更なる充実と認知度向上を図ります。


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    双極性障害(躁うつ病)は、現代医療では完治しない病気とされており、生涯にわたり付き合っていくことが求められる精神障害です。しかし、症状や有効な治療法、病気との正しい付き合い方といった点において多様性や個人差が著しいため、多くの当事者が症状に苦しんでいると同時に、様々な社会的困難に直面し、人生を大きく翻弄されています。

    このような現状を打破するため、双極性障害ナレッジベース開発プロジェクトでは、当事者の方々が持つ豊富な知恵と多様な経験を集めたデータベース形式のWebサイト『BIPOGRAPHY』を2017年12月24日にオープンさせました。


    ▼双極性障害ナレッジベースサイト『BIPOGRAPHY』

    https://bipography.com

    ▼クラウドファンディング実施時のプロジェクトページ

    https://readyfor.jp/projects/bipolar

    ▼寄付募集ページ

    https://syncable.biz/associate/bipography

    ▼前回のプレスリリース

    https://www.atpress.ne.jp/news/144704



    --プロジェクト発足から1年半、サイト公開から6ヶ月

    双極性障害ナレッジベース開発プロジェクトは、代表の白楽たまきが2016年12月に発足させたプロジェクトです。クラウドファンディングへの挑戦などを経て、双極性障害ナレッジベースサイト『BIPOGRAPHY』を2017年12月24日にオープンさせました。来たる2018年6月24日に開設6ヶ月を迎えます。


    --情報提供者66名、投稿数313件

    2018年6月1日現在で、ナレッジ提供者数は66名、ナレッジ件数は313件となりました。今後もナレッジの質と量の更なる充実と、Webサイトの認知度向上を図っていく予定です。


    --プロジェクトメンバーは3名

    現在、双極性障害ナレッジベース開発プロジェクトは任意団体で、プロジェクトも非営利のものですが、2名のメンバーが加わり、3名体制となりました。将来的にはNPO法人化を視野に入れ、メンバーや協力関係先を増やしていきたい考えです。


    --寄付機能の追加

    プロジェクトメンバーは代表の白楽を含め無償のボランティアスタッフであるため、人件費はかかりませんが、Webサイトの維持費やナレッジ提供者への謝礼、広告宣伝費として年間5~10万円程の資金を必要としています。そのため、次年度以降の運営資金を集めるために寄付機能を追加しました。寄付は、ソーシャルグッドな団体と支援者を繋ぐプラットフォームサイト『Syncable』で作成した団体ページ( https://syncable.biz/associate/bipography )から行うことができます。


    --双極性障害をテーマにした書籍等も紹介

    当事者の方々から提供して頂いた知恵や経験といったナレッジの他にも、双極性障害をテーマにした書籍やマンガ、ブログやWebサイト、映画やドラマといったコンテンツ情報をリスト化して順次紹介しています。現在はマンガと一部の書籍を公開しています。


    --今後は非当事者向けのコンテンツも盛り込む方向へ

    双極性障害と共に生きるために適切な治療を受けることや当事者本人の努力はもちろん必須です。しかし、仕事をしたり家族を築いたりして生活をしていく以上、周囲の人たち、つまり非当事者の方々からの理解やサポートもある程度必要になってくると考えています。

    今後はそうした土壌作りの一翼を担うために、双極性障害に関する一般的な情報や当事者をサポートするための知見を、非当事者の方々が必要な時にいつでも触れることができるWebサイトにもしていきたいと考えています。

    双極性障害ナレッジベース開発プロジェクト

    双極性障害ナレッジベース開発プロジェクト

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