世界最古の二輪車レース『マン島TTレース』に日本初の電動バイ...

世界最古の二輪車レース『マン島TTレース』に 日本初の電動バイクチーム「TEAM MIRAI」5月30日から参戦

~ 故 松下 ヨシナリ選手の“意志”を引き継ぎ5年ぶりの復活 ~

電動バイク販売・EV開発請負の株式会社MIRAI(所在地:愛知県一宮市、代表取締役社長:岸本 ヨシヒロ)は、日本初の電動バイクチームの流れをくむ「TEAM MIRAI」で5月30日から6月6日にかけて英国王室自治領マン島で行われるマン島TTレースの電動バイククラスである「TTZero」クラスに5年ぶりに参戦いたします。


韋駄天X(いだてんえっくす) イメージ画像


本レースは、英国グレートブリテン島とアイルランドに囲まれた英国王室自治領マン島で開催される世界最古の二輪レースで、「TTZero」クラスは2009年に開設された走行時に排気ガスを出さないゼロエミッションクラスです。島内一周60.72km、高低差400mの過酷な公道コースを走行します。



■参戦の背景

2013年は乗車予定だった故 松下選手の他クラスでの事故により、参戦不可能と思われました。しかし、故 松下選手の盟友でありマン島TTレースのレジェンドライダーのIan Lougher(イアン・ロッカー)選手が代役で出場、6位になりました。その後、TEAM MIRAIは舞台をアメリカに移しますが、故 松下選手が言っていたポディウム(表彰台)に日本の国旗を掲げたい、日本のチームを乗せたいという目標を忘れたわけではありません。2014年から2017年はアメリカのパイクスピークのレースで最新のEV技術を磨き、マン島TTレースに復帰するタイミングを探していました。


そして、2018年にチャンスが巡って来ます。イアン選手のレーシングチーム「Team ILR」と「TEAM MIRAI」がコラボレーション。イアン選手自らが「TTZero」クラス用に開発された「韋駄天X(いだてんえっくす)」をライディングします。監督はチーム代表・開発・テストライダーを務める岸本自身が務めます。

今までの経験を生かし独立系チームらしからぬ水冷モーターや共同開発をした最新の水冷インバーターなど最新設計をしたマシンで表彰台を目標に掲げてチャレンジします。



■レース概要

レース名 :マン島TTレース

場所   :イギリス王領マン島

参戦クラス:ゼロエミッションクラスの「TTZERO」

      ※ エンジンの場合は1,000cc(SB)/600cc(SS)/650cc(ST)などの

        カテゴリーに分かれる。

      「TTZero」クラスは2009年から二酸化炭素を一切排出せず

      タイムを競うゼロエミッションカテゴリーとして設置され、

      世界からEVバイクが集まる最高峰のEVレースとして認知されています。

参戦マシン:開発コードネーム「韋駄天X(いだてんえっくす)」



■5月11日(金)に参戦発表会を実施!

本レースへの参戦経緯と、「韋駄天X(いだてんえっくす)」の説明を行います。

モデルチェンジやインバーターやモーターなどの開発秘話など普段では絶対に聞けない電動バイクの話など予定しております。

また、発表会ではカーボンカウル製作をしているZEEZOON様、インバーターを共同で製作しているYPU様や制御ソフトのプロトタイプ様などの協力していただいている企業様からもお話をいただく予定です。また年間を通じてチームを応援していただいている個人スポンサー様にあたるフェローも参加して参戦する実機を見ていただく交流の場になる予定です。


会場 :E-スタジオ(PROTO-TYPE INC.)

所在地:東京都世田谷区羽根木2-26-2 羽根木イースト1F

    井の頭戦「東松原駅」より5分

開催日:5月11日(金)

時間 :(1) 参戦発表会18:30~19:30(18:00開場)/(2) 懇親会19:30~21:30

    発表会終了後19:30から会場内で懇親会(会費 1,000円)を予定しております。

    ※ 簡単な軽食とドリンクをご用意したいます。

    お連れ様、時間の合わない方等、

    発表会・懇親会のみの途中からの参加も可能です。


<発表会の事前予約>

参加をご希望の方は以下にお問い合わせください。


株式会社MIRAI

TEL:0586-48-5770

FAX:0586-48-5771



■「韋駄天X(いだてんえっくす)」とは…

ライディングに関係のないものは削ぎ落とし、シンプルでEVの長所を生かしつつ「ハンドリング」を楽しめる軽量コンパクトなEVマシン。


・名称の由来について

軽量・コンパクトな「韋駄天のような走り」を出来るマシンを目指し韋駄天がお釈迦さまに出す食事が「ご馳走」の語源になったとの由来から、走り終わってヘルメットを脱いだ時に思わず顔が緩む、まさにライダーにとってご馳走になるような楽しいと思えるマシンにしたいという思いが込められてします。


・マシン制作について

モーターは水冷化、インバーターをYPUと共同開発をしTEAM MIRAIとして初めて重要なEVコンポーネンツを製作します。またフェローや個人スポンサー様に支えられながら様々な協力会社様と力を合わあせて1つのマシンを製作していきます。

車体製作やEVの要となるモーターの水冷化やインバーター製作において多くの中小企業様に製作のご協力をいただいています。



■マン島TTレース

1907年(明治40年)から行われている世界最古の二輪車レース。「TTZero」クラスは2009年から二酸化炭素を一切排出せずタイムを競うゼロエミッションカテゴリーとして設置され、世界からEVバイクが集まる最高峰のEVレースとして認知されています。



■ライダープロフィール

・Ian Lougher(イアン・ロッカー)

1963年生まれ。北アイルランド在住。Team I.L.R.代表

[おもな戦績]

マン島TTレースで10勝、ノースウエスト200では8勝、

アルスターグランプリで17勝、マン島サザン100での32勝獲得、

マン島TTレースの参戦数は、誰よりも多い120レースを数える。

2013年に亡くなった故 松下選手の盟友


・チーム代表・監督 岸本 ヨシヒロ

1972年生まれ。大阪府岸和田市出身 国際ライダー。愛知県一宮市在住。

CM制作会社からレースの世界に。電動バイクと出会いTeam ProzzaからTEAM MIRAIを結成。マネージメント、レースだけでなく開発ライダーも務める。

[おもな戦績]

2007年東日本エリア ST600クラスチャンピオン、2008年SUGO ST600チャンピオン、2008/2011/2015年もてぎオープン7時間耐久レース優勝(総合優勝2回クラス優勝1回)

2014年ニュージーランド cemetery circuit F3クラス 公道レース 2位

2015年筑波選手権TC400 チャンピオン・PPIHC 電動バイククラス 優勝他多数。



【会社概要】

商号  : 株式会社MIRAI

代表者 : 岸本 ヨシヒロ

所在地 : 〒491-0023 愛知県一宮市赤見2-11-13 EV MIRAI

設立  : 2012年4月

事業内容: 電動バイク販売・EV開発請負

URL   : http://ev-mirai.com/

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