サーモフィッシャーサイエンティフィック、 次世代の吸光マイクロプレートリーダーMultiskan Skyを新発売
ライフサイエンス研究における吸光測定アッセイのユーザーエクスペリエンスを向上
サーモフィッシャーサイエンティフィック ジャパングループは、タッチスクリーンによる操作が可能な機種を含む、モノクロメータータイプ吸光マイクロプレートリーダーThermo Scientific Multiskan Skyを来る4月2日(月)に日本市場にて販売開始することを発表します。
核酸やタンパク質の定量化、その他の吸光測定アプリケーションを必要とする研究に携わる研究者は、この新しい吸光マイクロプレートリーダーを使用することにより、優れたユーザーエクスペリエンスを得ることができます。
Thermo Scientific Multiskan Sky
Multiskan Skyは、大学、バイオテクノロジー分野、医薬品分野、公的研究機関での研究に使用するために設計されています。タッチスクリーンインターフェース、核酸とタンパク質をすばやく定量化するための内蔵プロトコル、データモビリティを最大化するためのクラウドベースツールであるThermo Fisher Cloudとの接続といった機能を備え、快適なユーザーエクスペリエンスを提供します。
「Multiskan Skyは複数のユーザーによる使用に適しています。測定結果をThermo Fisher Cloudにすばやくアップロードして、リモートからデータにアクセスしたり、さらにデータ処理を実施したりすることができます」と、オウル大学(フィンランド)の生化学分子医学部グループリーダーであるLari Lehtio(ラリ・レフティオ)博士は述べています。
「この機器は実際にとても使いやすいです。内蔵されているプロトコルは非常に便利で、ユーザーインターフェースは視覚的で魅力的です。加えて、すぐに習得することが可能です」と、ヘルシンキ大学薬学部の薬剤師であるIlkka Miettinen(イルッカ・ミエッティネン)は述べています。
▼Multiskan Skyのタッチスクリーン画面：
https://www.atpress.ne.jp/releases/153102/img_153102_2.jpg
マイクロプレートリーダーMultiskan Skyの主な特長は次の通りです。
● 200nm〜1,000nmの波長を自由に選択できるモノクロメータータイプの光学システム
● 測定方法として最も使用されているエンドポイント、カイネティック、およびスペクトルスキャン測定に対応
● 核酸およびタンパク質の定量化をすぐに実行できるプロトコルを内蔵
● 機器単体での操作、ならびにパワフルなデータ解析に対応したThermo Scientific SkanItソフトウェアを使用したPCからの制御にも対応
● 9カ国語に対応したインターフェース
価格：標準販売価格 155万円～(税別)
マイクロプレートリーダーThermo Scientific Multiskan Skyの詳細については、下記URLをご覧ください。
■サーモフィッシャーサイエンティフィック インコーポレイテッドについて
サーモフィッシャーサイエンティフィック インコーポレイテッド(本社：米国マサチューセッツ州ウォルサム、NYSE:TMO)は、200億ドルの収益と世界中に70,000人を超える従業員を擁する、世界をリードする科学サービス企業です。私たちのミッションは、私たちの住む世界を「より健康で、より清潔、より安全な場所」にするために、お客様へ製品・サービスを提供することです。私たちはお客様がライフサイエンス研究をさらに加速させ、分析における複雑な課題を解決し、臨床診断を向上させ、研究室の生産性を高めることを支援します。当社の強力なブランドである、Thermo Scientific、Applied Biosystems、Invitrogen、Fisher Scientific、Unity Lab Servicesブランドは、革新的な技術、購入における利便性、包括的なサービスについて、他に類を見ない組み合わせを提供します。
