株式会社セイコーマートが施策の利益改善への意思決定に 『Test & Learn(R)』ソフトウェアを活用

マスターカードグループのAPT(アプライド・プレディクティブ・テクノロジーズ)は、本日、北海道および関東で展開しているコンビニエンスストア、セイコーマートを運営する株式会社セイコーマートと、ソフトウェア『Test & Learn(R)』のライセンス契約を締結したことを発表いたします。

セイコーマートは、北海道内に約1,100店の店舗を有し、地域の暮らしを支える存在であるコンビニエンスストアです。『Test & Learn(R)』は、株式会社セイコーマートが、マーチャンダイジングの最適化、価格の設定、オペレーション、店舗の設備投資、そして広告・販促活動の最適化に関する重要な施策を特定、評価、改善するために活用されます。株式会社セイコーマートは既に、商品のSKUの最適化や営業時間の変更がその店舗と近隣の店舗とに与える影響の検証などに本ソフトウェアを活用した実験と分析を始めています。

『Test & Learn(R)』は小売、製造、外食など多岐にわたる業界の企業に採用されており、マーケットテストによって施策の真の効果を測定し、展開をターゲティングして、ROIを最大化する目的に用いられています。全世界のさまざまな企業が価格の設定、マーケティング、プロモーション、店舗オペレーション、営業などの幅広い領域の施策の分析と最適化に本ソフトウェアを活用しています。

株式会社セイコーマート代表取締役社長である丸谷 智保氏は、次のようにコメントしております。

「セコマグループは生産・物流・小売の3つの柱によってお客様の求める商品・サービスを提供し、北海道の価値を高めようとしています。そのなかの小売を担うセイコーマートは、従来のコンビニエンスストアの枠組みにとらわれず、お客様の本当に求めるものを提供するために独自の施策を磨き上げてきました。『Test & Learn(R)』を活用することで、小さいリスクと速いサイクルで新しいアイディアを試みることが可能になり、いっそう進化を加速させることができるようになると考えています」

ATPのシニアバイスプレジデント(日本代表)である及川 直彦は、こうした協力関係について、次のようにコメントしております。

「前例のない新しいアイディアにはリスクが伴い、また残念ながらすべてのアイディアが成功するわけではありません。しかし、実験に基づいた科学的な意思決定のアプローチを取ることで、リスクを抑え、成功する可能性の高い施策だけを、最適な形に磨き上げて推進することができるようになります。株式会社セイコーマート様にはまさにそのような形で私共のアプローチをお使いいただいており、非常に嬉しく、光栄に思います。株式会社セイコーマート様が新しい施策への取り組みの意思決定を加速し、よりいっそうイノベーティブにビジネスを成長させることを、全力でお手伝いいたします」

■株式会社セイコーマートについて

株式会社セイコーマートは、北海道内に約1,100店の店舗を持ち、北海道の地域カバー率約97％のコンビニエンスストアチェーン、セイコーマートを運営しています。セイコーマートは地域のお客様の暮らしを支えるなくてはならない存在として、さらにその魅力と価値を高めていきます。店頭では、新鮮・安全・ヘルシーな「Secomaブランド」商品をはじめ、地域のニーズに応える商品をお届けするとともに、店内調理「ホットシェフ」や「大型イートイン」など、安心感のある食とくつろぎのある空間を提供していきます。セコマグループの原点でもあるセイコーマートは、これからもお客様に食の楽しさとおいしい笑顔をお届けしていきます。株式会社セイコーマートについては www.seicomart.co.jp をご覧ください。

■APT(アプライド・プレディクティブ・テクノロジーズ)について

マスターカードグループのAPT(アプライド・プレディクティブ・テクノロジーズ)は分析ソフトウェアを手掛けるリーディングカンパニーです。クライアント企業が迅速かつ正確にビジネス施策とその成果との間の因果関係を測定し経済価値を創出できるようサポートしています。ソフトウェア『Test & Learn(R)』は、独自のアルゴリズムで直感的な操作による大量のデータ分析を可能にし、これによりビジネスリーダーは自ら指揮して実験を行い、最適な意思決定とビジネス施策の改善をよりよい形で実行することができます。また、トランザクション分析、スペースプランニング、プロモーションデザイン、カテゴリマネジメント、店舗ネットワークプランニングといった特定のビジネスのニーズに特化した意思決定ツールも提供しています。

詳しくは http://www.aptjapan.co.jp をご覧ください。