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京都・右京の路面電車があやなす不思議な物語  映画「嵐電」が地域の人の応援で感動のクランクアップ!

NPO法人みのりのもり劇場(所在地:京都市右京区、理事長:伊豆田 千加)は、京都市右京区の名物路面電車を舞台に展開する映画「嵐電」の制作に全面協力し、「地域でつくる映画」をまちの元気づくりにつなげる取り組みを行っています。


学生が大活躍


■概要

○学生が大活躍

プロと学生が、誠意と情熱をもって「映画」と「地域」に向き合った映画です。撮影は極寒の2月。白い息を吐きながらロケハンからケータリングの手配、地域の人との丁寧な対話にと駆け回ったのは、京都造形芸術大学映画学科の映画制作プロジェクト「北白川派」の学生たちでした。


○地元フリーペーパーが全面協力

映画「嵐電」に携わる人々の熱意に共鳴し、「映画」と「地域」をつないだのは、NPO法人みのりのもり劇場が発行する地域情報フリーペーパー「右京じかん」です。撮影隊への協力のお願い、「地元の人だから分かる自慢の嵐電ビュースポット」の募集、「嵐電」が映っている貴重な8mmフィルムの捜索、そして撮影レポートなど、「地域でつくる映画」の雰囲気を盛り上げました。


○まちかど役者の登場

映画「嵐電」には、地元のお店や地元の人が積極的に参加し、メジャーで大活躍する俳優さん、女優さんに引けをとらず、時にセリフのある役も演じています。まちかど役者のリアルな生活感と、映画「嵐電」全体を包むどこか幻想的な雰囲気が絶妙なコントラストを織りなします。京都・右京の「まち」と「ひと」そのものが、重要な役割を担っている映画です。


○キネマのまち「太秦」

かつて大映映画の撮影所があり、現在も東映、松竹の撮影所を抱える京都市右京区太秦には、「日本映画」のなつかしい香りが漂っています。日本映画の興隆をつくった「大映」の名を冠し、かつて「日本のハリウッド」と呼ばれた大映通り商店街の真ん中には、商店街振興組合とNPO法人みのりのもり劇場が協働事業としてOPENしたまちかど映画博物館「キネマ・キッチン」があり、映画の舞台として登場します。


○制作陣の夢を、たくさんの人が後押し

映画「嵐電」は、クラウドファンディングによる資金調達に取り組んでいます。すでに100人以上の「見知らぬ人」が、制作陣の情熱を支援することで、映画「嵐電」に参加しています。しかし、目標金額にはまだまだ到達していません。

応援してくださったみなさまには、たくさんの「映画」「京都」「嵐電」にまつわるお楽しみ特典あり!クラウドファンディングの終了は2018年5月18日23:59です。たくさんの方々の応援をお待ちしています。



【映画「嵐電」のストーリー】

京福電鉄嵐山本線と北野線沿線の人々、他所から来た男、撮影所のエキストラ、学生、そして不思議な女性。電車と電車が往路と復路を行き来して すれ違うように、路面電車の光景に絡めて、人物の近づきと遠のきを描く。嵐電乗客の視点、嵐電を巡る幻想的な風景、嵐電に日常的に接している、町の人の視点。京都特有の人間味をペーソスとして意識し、嵐電を舞台に 出会った人々との不思議な関わり、ささやかな幸せも描き、やさしく走る嵐電のように心が温かくなる物語。



【制作・協力等】

監督/脚本      ‥鈴木卓爾 京都造形芸術大学 芸術学部 映画学科 准教授

            『私は猫ストーカー』 『ゲゲゲの女房』など

            独特の世界を描き俳優としても活躍中

プロデューサー    ‥西田宣善

撮影         ‥鈴木一博

キャスト       ‥井浦新、大西礼芳、地域の人々

音楽         ‥あがた森魚

オフィシャルパートナー‥右京じかん

制作         ‥京都造形芸術大学

企画/配給      ‥有限会社オムロ

後援         …京都市

協力         …京都市右京区・京福電気鉄道株式会社・東映京都撮影所



【公開予定】

2019年 初夏

京都 京都シネマ+市内シネコン

東京 都内単館 国内外の映画祭出品予定

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