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【ヤマハ銀座ビル ポータル企画展示&イベントのご案内】 「Hairy Creature Speakers」 ~工芸的価値を加えたスピーカーのプロトタイプとインスタレーション~ トード・ボーンチェ × 島田学 × ヤマハデザイン研究所

●日 時:2017年12月12日(火)~ 2018年1月18日(木) ●会 場:ヤマハ銀座ビル1F/ポータル

 ヤマハ株式会社(本社:静岡県浜松市中区、代表取締役社長:中田卓也)と株式会社ヤマハミュージックジャパン(本社:東京都港区、代表取締役社長:小林和徳)は、12月12日(火)から2018年1月18日(木)まで、ヤマハ銀座ビル1F/ポータルにおいて「Hairy Creature Speakers」と題した展示を行います。

 「Hairy Creature Speakers」は、「灯りと音が同時に出現する立体のデザイン」をテーマとしたインスタレーション(*1)で、昨年11月、ロンドンのシューズブランド「Tracey Neuls」のメリルボーン店で初披露し、このたびイルミネーションに輝く街、銀座に舞台を移して開催します。

 世界的に活躍するオランダの人気デザイナー、トード・ボーンチェ氏が、ヤマハのインテリアオーディオシリーズ「Relit(レリット)」を題材に独自の感性でリデザインした14作品と、ロンドンで活躍するソニックアーティスト島田学氏が書き下ろした楽曲によって形づくられます。ロンドンではヤマハのデザイン拠点、ヤマハデザインスタジオロンドンが担ったプロデュースを、今回はヤマハデザイン研究所が担当します。

 会期中の12月23日(土)、27日(水)には、同会場でイベントを開催します。

 なお、12月9日(土)・10日(日)、浜松市で開催される「サウンドデザインフェスティバルin浜松 2017」(主催:ユネスコ音楽都市はままつ推進事業実行委員会/浜松市)にも出展予定です。


    

写真:2016年ロンドンの「Tracey Neuls」メリルボーン店でのインスタレーション


*1 インスタレーション

絵画、彫刻などと並び、現代美術における表現方法の一つ。オブジェクト(音、香りなど五感を刺激する要素)を含む空間全体を通して、観客が作品を体験する。


<「Hairy Creature Speakers」開催概要>

●期間:

2017年12月12日(火)~ 2018年1月18日(木)11:00~19:30

(但し、2017年12月30日(土)・2018年1月3日(水)は18:30閉店、2017年12月31日(日)~ 2018年1月2日(火)は年末年始休業)

●会場:

ヤマハ銀座ビル1F/ポータル   

東京都中央区銀座7-9-14

●内容:

ヤマハのインテリアオーディオシリーズ「Relit」は、「Light and Music Relight Your Heart」というメッセージから生まれた愛称で、「毎日の暮らしのなかに灯りとともに音楽が溶け込む」オーディオのあ  り方を提案する、新しいスタイルのオーディオです。

今回、14台の「Relit」が、「灯りと音が同時に出現する立体のデザイン」をテーマに、照明とオーディオの機能を維持したままハンドクラフトのオブジェに変身します。これは、日々の生活の中に存在する 物を暖かみのある、愉快で、興味深いものにしたいというボーンチェ氏の願望から生じたものです。

会期中、「Relit」とともに、展覧会のためにデザインされた12.2chのサウンドスケープが再生されます。このサウンドスケープはヤマハのフィールドレコーディングが使用されたミュージック・コンクレート(*2)と Hairy  Creature Speakersに触発された、ピアノと弦楽器のためのポストモダン・ミニマルミュージックから構成されています。また、#ginza、#hairycreature、#yamahadesignのハッシュタグのツイートに反応し常に変化し続ける「その瞬間だけ、その場限りの音の風景」が楽しめます。

●作品デザイン:

トード・ボーンチェ氏

●楽曲デザイン:

島田学氏

●プロデュース:

ヤマハ株式会社デザイン研究所  二村花央

●主催:

ヤマハ株式会社、株式会社ヤマハミュージックジャパン

●Webサイト:

https://www.yamahaginza.com/portal/

●展示製品:

・ヤマハインテリアオーディオシリーズ「Relit」のLSX-70、LSX-170

・アコースティックバイオリン、トランペット、トロンボーン、サイレントバイオリン、サイレントビオラ、サイレントチェロ、エレクトリックバイオリンなど、「Hairy Creature Speakers」に所縁のある材料が使われる管弦楽器を展示(二村花央監修)

●試奏体験用楽器:

ヤマハエレクトリックバイオリン YEV104、YEV105、ヤマハサイレントバイオリン SV250

*2 ミュージック・コンクレート 

楽音ではなく、人の話し声、自然界の音、都市の環境音等の日常音を録音編集、変化させて、さらに再構成した音楽。具体音楽とも訳される。

 

●デザイナー プロフィール

 トード・ボーンチェ  Tord Boontje


現代デザイン界において、ロマンティシズムにあふれる表現とともに、風変りで軽妙な、人の情緒に訴え続ける作品を発表し続けています。物語、自然、装飾、材料やテクノロジーに重きを置きながら実験的なアプローチをとり、隅々まで装飾を施したものからミニマルデザイン、また工芸的なものから工業製品まで幅広いデザインを行っています。

 

 島田 学

ロンドンに拠点を置くソニックアーティスト。

パフォーマンス、インスタレーションなど、様々な活動をヨーロッパ中心に展開する一方でその技術的専門知識を生かし、作曲家、またサウンドデザイナーとしてAudi、Pioneer、BBC、TOYOTA、EMI等の各国の企業とも協業を行っています。2015年、+MUSより「appropriate  positions」をリリース。最新作「Pieces for her」が2016年7月にSound et alレーベルより発売中。

 

●会期中のイベント 会場:ヤマハ銀座ビル1F/ポータル

 

「島田学  トーク&サウンドスケープ with 上條慎太郎」

・日時:

12月23日(土)18:00~18:45    

・出演:

島田学氏、上條慎太郎氏

・内容:

ソニックアーティスト 島田学氏が、サウンドスケープの仕組みについてわかりやすく解説します。また、ライゾマティクス サウンドエンジニアの上條慎太郎氏も登壇し、日本とイギリスのサウンドとアートについて、島田氏と語ります。対談後は、実際にHairy Creature  Speakersの輪に入ってサウンドスケープを体験できます。

・入場料:無料

 

 上條 慎太郎 


長野県安曇野市出身。映画録音技師/サウンドエンジニア/プログラマーとして藤本隆行(ダムタイプ)、真鍋大度、山本政志、河瀬直美等の映画やアートプロジェクトに参加。またオンラインの電子音楽レーベル"+MUS"を主宰、Manabu Shimadaをはじめ先進的なアーティストの作品をリリースしている。現在株式会社ライゾマティクス所属。

 

「マッズ・トーリング エレクトリックバイオリン・ミニライブ」

・日時:

12月27日(水)16:30~17:00/18:00~18:30  

・出演:

マッズ・トーリング氏

・内容:

ヤマハエレクトリックバイオリンでのパフォーマンス

・入場料:無料

 

マッズ・トーリング  Mads Tolling

デンマーク出身。ジャズバイオリニスト兼作曲家。バークリー音楽院首席卒業。スタンリー・クラークバンドならびにタートル・アイランド・カルテットのメンバーとして9年間活躍。タートル・アイランド・カルテットでは2度グラミー賞受賞に輝いた。2016年には、ダウンビートマガジン誌の批評家選抜のライジングスターバイオリニストの第1位として選出された。

2017年、石川県立音楽堂で開催された金沢ジャズストリートのオープニングコンサートでは、オーケストラ・アンサンブル金沢、秋吉敏子、それぞれと初共演を果たして大喝采を浴びた。

 

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<この件に関する一般の方のお問い合わせ先>

ヤマハ銀座ビル  インフォメーション  

TEL:03-3572-3171(11:00~19:30/第2火曜定休) 

   

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