エクイニクス、拡大する中国語コンテンツの グローバルニーズに対応　 Aofeiへのサポートを世界7か国に拡大

香港 ‐ インターコネクションおよびデータセンターサービスをグローバルに展開するエクイニクス(Nasdaq：EQIX、日本法人代表取締役 兼 北アジア統轄 古田 敬、以下 エクイニクス)は9月、中国の先駆的なインターネット通信事業者であるAofei(Guangdong Aofei Data Technology Co., Ltd.)が、エクイニクスのPlatform Equinix(TM)を利用した配信サービスをグローバルに拡大するため、新たにエクイニクスの7拠点(東京、アムステルダム、フランス、香港、ロサンゼルス、ニューヨーク、シンガポール)の利用を開始したと発表しました。

世界中の様々な地域に居住する中国語を母国語とする人々による、中国国内と同じように中国語コンテンツへアクセスする需要が世界的に加速しています。Aofeiはこの需要に対応し、中国国内のコンテンツプロバイダと海外のニーズを橋渡しする役割を担っています。中国本土で通信サービスを展開してきたAofeiは、さらに高いレベルのサービスを海外ユーザーにスケーラブルにコスト効率よく配信サービスを提供するため、グローバルなパートナーを必要としていました。

エクイニクスがグローバルに展開するコロケーション、Equinix Internet Exchange(TM) (EIE)やEquinix Cloud Exchange(TM) (ECX)などの幅広いサービスを用いて、Aofeiはエクイニクスのデータセンターネットワーク上でネットワークサービスプロバイダーや主要クラウドサービスプロバイダー(CSP)とシームレスに相互接続することが可能になりました。また、Aofeiは地理的に分散したエクイニクスのInternational Business Exchange(TM) (IBX(R))データセンターにサービス配信拠点(PoPs)を配置することで、ITインフラストラクチャーをユーザーにより近い場所へ分散させ、遅延の少ないパフォーマンスの高いコンテンツ配信を実現し、ビジネスの成功へとつなげることができました。

■発表の主なポイント：

●中国が進める「一帯一路」構想に基づいて、Aofeiはグローバルなサービス提供地域を拡大し、デジタル・サプライチェーンの主要顧客やパートナーとの相互接続(インターコネクション)帯域の拡大を進めています。

●今回の事業拡大により、Aofeiはエクイニクスの東京(TY1)、香港(HK1)、シンガポール (SG3) 、ロサンゼルス(LA2)、ニューヨーク (NY2)、アムステルダム (AM1 ＆ AM3) フランクフルト (FR1)の7つの市場の8つのデータセンターの利用を新たに開始しました。また、アジアパシフィック地域での通信トラフィックの拡大に対応し、香港データセンターへの接続ポートを10Gから100Gへとアップグレードしました。

●Aofeiの事業拡大は、エクイニクスが先日発表したグローバルインターコネクションインデックスにおいて、アジアパシフィック地域での相互接続(インターコネクション)帯域量が2020年までに現在の4倍の1,120 Tbpsになり、コンテンツ＆デジタルメディア分野での年間平均成長率は34％に達するという予測と呼応しています。また、今回のAofeiの事業拡大と同様に、ITインフラストラクチャーが企業内データセンターに集約された形から、物理的に分散したマルチクラウドの環境へシフトしている市場トレンドも、このインデックスでハイライトされています。

●Equinix Internet Exchange (EIE)によって、Aofeiは数多くのネットワークサービスプロバイダーとの接続が可能になり、エンドツーエンドのネットワークパフォーマンス、速度、信頼性を向上させつつ、IP交換コストの削減を実現しました。

●Equinix Cloud Exchange (ECX)と接続することで、Aofeiはアリババクラウド、AWS　Direct Connect、Microsoft Azure、SoftLayer Cloud、Tencent Cloudなどの主要なクラウドサービスプロバイダー(CSP)と相互接続し、顧客にハイブリッドクラウド・ソリューションを提供することが可能になりました。

●Aofeiはこれら全ての海外データセンターにおいて、エクイニクスのSmart Hands(スマートハンズ)サービスを利用しています。このサービスでは、経験豊富で高度なトレーニングを積んだエクイニクスのIBX技術者が、リモート管理、インスレーション作業、機材のトラブルシューティングなどを必要に応じて、24時間いつでもオンサイトで提供します。

■コメント

●Alex Yang, COO, Guangdong Aofei Data Technology Co., Ltd:

「エクイニクスはグローバルのITインフラストラクチャー業界において最も重要な役割を担っていると考えています。Aofeiはグローバルなサービス拠点とエンドツーエンドのネットワークカバレジを提供できるパートナーが必要で、エクイニクスはその双方を兼ね備えていました。エクイニクスの高品質のデータセンターと優れた顧客サービスは、Aofeiが品質や性能で妥協することなくビジネスを拡大することを支えてくれました。」

● Samuel Lee、エクイニクス アジアパシフィック　プレジデント:

「Aofeiの海外ビジネス拡大において、デジタルエッジを各拠点のデータセンターに配置することでサービスネットワークをエンドユーザーにより近く配置し、優れたユーザー体験を実現するうえで、当社が戦略的な役割を担えたことを誇りに思います。エクイニクスのプロフェッショナルな運用、高品質なデータセンター、相互接続(インターコネクション)の幅広いソリューション、専門性の高いサービス作業チームにより、Aofeiが高まるサービス需要に対応して短期間で事業拡大することを支援しました。」

■関連リンク：

● Equinix Customer Success Story - Aofei ［サイト・英語］

https://www.equinix.co.jp/resources/success-stories/aofei/

● Equinix Data Centers and Colocation Services ［サイト］

http://www.equinix.co.jp/services/data-centers-colocation/

● Equinix Internet Exchange ［サイト］

https://www.equinix.co.jp/services/interconnection-connectivity/internet-exchange/

● Equinix Cloud Exchange ［サイト］

https://www.equinix.co.jp/services/interconnection-connectivity/cloud-exchange/

この資料は2017年9月19日香港発表リリースの抄訳です

■エクイニクスについて

Equinix, Inc. (Nasdaq：EQIX) は、世界で最もネットワーク密度の高いデータセンターにおいて、顧客企業、ならびにパートナー企業との間で、相互接続できる環境を提供しております。現在、アメリカ、ヨーロッパ、アジア太平洋における世界44都市において、世界の様々な企業にエクイニクス のインターコネクションプラットフォームをご利用いただいています。日本国内では東京都内 10カ所、大阪市内に1カ所のIBX データセンターを運営しています。詳細は、https://www.equinix.co.jp/をご覧ください。

■将来の見通しに関する記述について

本ニュース・リリースには、リスクおよび不確実性を伴う将来の見通しに関する記述が含まれております。こうした将来の見通しに関する記述において言及されている予測と実際にもたらされる結果との間には、大幅な相違が生じる場合があります。そのような相違を生じさせる要因としては、IBXセンターの取得、運営および建設上の問題、Equinixのサービスに関する開発、設置、および提供上の問題、既に買収しており、または今後買収する予定の企業との統合に関連して発生する想定外の費用または問題、新たに開設ないし取得したデータセンターにおける顧客からの収益の大幅な欠如、適宜計画される資金調達の未完遂、既存の競合先ないし新規競合先との競争、キャッシュ・フロー余力の十分性あるいは未払負債ないし新規の負債を返済するための資金調達能力、主要顧客とのビジネスにおける損失あるいは減退、Equinix, Inc.が米国証券取引委員会に適宜提出する資料に記載されているその他のリスクが含まれますが、これらに限定されません。詳細については、Equinix, Inc.が米国証券取引委員会に提出した直近の四半期報告書および年次報告書をご参照ください(ご要望に応じ、Equinix, Inc.より入手可能です)。エクイニクスは、このニュース・リリースに含まれる将来の見通しに関する情報を更新するいかなる義務も負いません。

EquinixおよびIBXは、Equinix, Inc.の登録商標です。

International Business Exchangeは、Equinix, Inc.の商標です。