オペレーターがいない会場でも映像演出や音声調整をスムーズに行...

オペレーターがいない会場でも 映像演出や音声調整をスムーズに行える 据え付けに適したHDビデオ・スイッチャー発売

~映像切り替えと音声調整の機能を一体化し省スペース・省力化。 リモートカメラのコントロールも可能~

ローランド株式会社は、テレビ会議室や結婚式場、ライブ配信スタジオなどの設備として最適な、映像と音声の機能を一体化した省スペース型のHDビデオ・スイッチャー『XS-62S』を、2018年1月に発売します。


HDビデオ・スイッチャー『XS-62S』が使用される会場イメージ/HDビデオ・スイッチャー『XS-62S』


近年、プロジェクターや大型液晶ディスプレイの低価格化が進んだことで、企業の会議室やスタジオ、結婚式場などのイベント会場、官公庁の議場など、専門のオペレーターがいない施設への映像機材の導入が増えています。その中で、より多くのコンテンツを使った映像の切り替えや合成、音響ミックス、カメラの遠隔制御など、利用者のリクエストはますます高度化。要望ごとの専用機材や、それらをまとめて操作するコントローラーなどを準備しなければならず、その結果、機材の設置スペースや導入費用が必要となり、多くの場合で限られたリクエストしか実現できない状況です。


今回発売するHDビデオ・スイッチャー『XS-62S』は、映像と音声の機能が一体化した省スペース型のビデオ・スイッチャーです。厚さ44mmの薄型で、机の下や小さなラックなどわずかなスペースに設置できます。ビデオカメラ、パソコンやタブレット、マイクやオーディオ機器などを変換機なしでそのまま接続できるので、セッティングが簡単で誰でもご使用いただけます。これらの映像や音声を切り替えたりミキシングして、直接プロジェクターやディスプレイ、スピーカーに出力可能。さらに便利な機能として、音量を自動的に調整できるオーディオ・ミキサーも搭載し、専任の音声オペレーターがいない場合でも高品位な音声ミキシングを実現します。また、リモートカメラのコントロールも可能で、離れた場所からカメラの向きを変えたり、ズームしたりできるため、カメラマンを入れることができない会議室や、企業のインターネット・ライブ配信用スタジオにも最適です。

映像と音声を一台で扱うことができる『XS-62S』は、省スペースや操作の省力化、設備システムのコストダウンを実現。会議室、ホールや結婚式場、ライブ配信スタジオなどで多彩な映像・音声演出やコントロールをサポートします。


製品プロモーション動画: https://youtu.be/gEjbx6kTQl0


●こんな場所や用途にオススメ

・一般企業のテレビ会議室や官公庁の議場

・ホールや、ホテルの宴会場、結婚式場

・一般企業などのライブ配信スタジオ


●ここがポイント

・映像と音声の調整ができるオールインワンの小型ビデオ・スイッチャー

音量調整の自動化に対応した高機能オーディオ・ミキサーやリモートカメラ・コントロール機能で省力化を実現


品名/品番           :HDビデオ・スイッチャー『XS-62S』

価格              :オープン価格

発売時期            :2018年1月

初年度販売予定台数(国内/海外計):1,000台



■ビデオカメラやパソコンが直接つながり、セッティングが簡単

『XS-62S』は、映像信号として一般的なSDI、HDMI、RGBなどの映像信号に対応。6系統の映像入力が可能です。業務用カメラから民生用カメラ、パソコン、タブレットといった映像機器を変換器なしでそのまま接続できるので、映像信号の知識がない方でも簡単に、お手持ちの機材を接続できます。




■映像と音声の機能を一体化。テーブルの下にも収まるコンパクト設計

『XS-62S』は、さまざまな映像の機能だけでなく、18チャンネルの入力に対応したデジタル・オーディオ・ミキサーを搭載。マイクを接続できるTRSジャック、RCAステレオ入力、およびSDI/HDMIからの音声信号のミキシングが可能です。TRS入力にはプリアンプを搭載し、高品位な音声の入力ができます。さらに各音声入力には、音の歪み(ひずみ)を抑えるコンプレッサーや、音質を調整する3バンドEQ、映像と音のタイミングを調整するディレイなどのエフェクトを内蔵。これまでビデオ・スイッチャーとオーディオ・ミキサーを使ったシステムでは、それぞれのスペースが必要でしたが、『XS-62S』は一台で映像と音声を調整することができます。



■音声ミキシングの作業を自動化し、映像の操作に専念できる

『XS-62S』は、音量調整を自動化する「オート・ミキシング機能」を搭載しています。ビデオ収録の現場では、音が歪まないように常に音量の調整を行いますが、『XS-62S』ではこの作業を自動化することが可能です。特に、一般企業のライブ配信スタジオなど、音声操作の担当者がいないシーンに最適です。マイク入力を感知し、自動的にボリュームを調整できるので、高品質な音声ミックスができます。


音量調節を自動化する「オート・ミキシング」のイメージ



■リモートカメラもコントロール。カメラマンがいない現場でも使いやすい

『XS-62S』は、現場に設置した複数のリモート・カメラ(PTZカメラ)を、本体はもちろん専用ソフトウェアをインストールしたパソコンなどからコントロールできます。離れた場所からカメラのレンズの向きを上下左右に動かしたり、ズームしたりできます。カメラマンがいない現場でも、必要に応じてカメラのアングルやズームを調整できます。


リモートカメラをコントロールして、テレビ会議などで活用できる



■ライブ配信、テレビ会議、結婚式など用途に応じた映像切り替えも可能

『XS-62S』は、3つのスイッチング・モードを搭載。用途に応じて、映像を切り替えることができます。


●複数のスクリーンに映像を映し出すイベントでは「MATRIXモード」

入力された信号を、3つのスクリーンに別々に出力できるので、カメラ中継の映像と、パワーポイントの画像を表示するイベントや中継の現場に最適です。広い会場でも配線に便利なSDI信号と、出力映像の位置調整や拡大ができるHDMI出力を搭載しているので、大規模なイベントでよく使われる大型のLEDパネルともマッチします。


複数のスクリーンで映像を映すイベントのイメージ


●テレビ会議や結婚式などの会場で映像切り替え/合成可能な「DISSOLVEモード」

映像の切り替えと合成が可能なモードです。パネル操作でダイレクトに映像をスイッチングしたり合成ができるので、テレビ会議や結婚披露宴などで、ユーザーが本体を直接操作するようなシステムに最適です。


テレビ会議のイメージ


●ライブ配信など複数の映像を一つの画面にまとめる「PGM/PSTモード」

映像のスイッチングと合成が可能なモードです。ライブ配信セミナーなどで、複数の映像を一つの画面にまとめたい場合に効果的です。字幕を合成するDSK合成や、子画面を映し出すPinP合成を組み合わせて映像を作ることができます。


ライブ配信のイメージ


■製品写真

HDビデオ・スイッチャー『XS-62S』


●外形寸法:481(幅)×333(奥行き)×44(高さ)mm

●質量  :3.6kg


HDビデオ・スイッチャー『XS-62S』背面



※製品画像は、ニュースリリース・ページ https://www.roland.com/jp/news/0776/ よりダウンロードいただけます。

※製品の詳細につきましては、ローランド・ホームページ https://proav.roland.com/jp/products/xs-62s/ にてご確認ください。

※文中の社名、製品名などは、各社の登録商標または商標です。

※このニュースリリースに掲載されている製品情報や発売時期などは、発表日現在の情報です。

 発表日以降に変更される場合もありますので、あらかじめご了承ください。



■製品に関するお客様のお問い合わせ先

ローランド株式会社

お客様相談センター:050-3101-2555

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