大阪で働き盛り100人を対象に腸内フローラの研究を開始 生活...

大阪で働き盛り100人を対象に腸内フローラの研究を開始  生活習慣や常在細菌叢の改善で予防法や健康法の開発を目指す

~医薬基盤・健康・栄養研究所との共同研究~

認定特定非営利活動法人健康ラボステーション(本社:大阪市中央区、理事長:浦田 千昌、以下 健康ラボステーション)は、国民・府民の健康増進に寄与することを目的として医薬基盤・健康・栄養研究所(理事長:米田 悦啓)とともに、連携・協力して「生活習慣と常在微生物叢の関連に関する研究」を開始いたします。


体成分分析測定


イベント詳細URL: https://goo.gl/NCUQ89



【研究の背景】

大阪では、国の掲げる「21世紀における国民健康づくり運動(健康日本21)」の地方計画として「すこやか大阪21」を策定し、市民自らが健康づくりに主体的に取り組む環境づくりや、まちづくりを行政とともに、医療機関など地域の多様な団体と協働して進めています。

その中で、健康ラボステーションが開催するセルフ健康チェック事業の参加者などを対象に、健康診断の結果や常在微生物叢とその代謝物、食事や運動などの生活習慣や居住環境、疾患などの関連性を明らかにすることを目的とします。


腸内細菌などの常在細菌叢は生活習慣病やアレルギーなどの様々な疾患と関連していることが報告されていることから、常在細菌叢を改善することで疾患を予防・改善することが可能であると考え、我が国においての知見を得ることが非常に重要だと思っています。


さらに同じ日本国内であっても住む地域によって食生活や生活環境(都会と田舎、気候など)は大きく異なることから、特定の地域に住む人々を対象に食事や運動などの生活習慣や常在細菌叢と疾患との関連を明らかにするために研究を実施しております。




【研究の概要】

本研究は、大阪府およびその近郊で生活している人の食事や運動などの生活習慣、腸内細菌などの常在微生物叢、健診の情報を収集することで、常在微生物叢や生活習慣と健康(疾病)の関連性を明らかにすることを目的とします。将来的には、生活習慣や常在細菌叢の改善による疾患の予防法や健康法の開発を目指しています。



【実施概要】

実施期間:2017年11月1日~2022年3月31日

対象  :原則20歳以上の男女(20歳以下は保護者の同意が必要)

人数  :100名

調査方法:血液・糞便・唾液・皮膚の試料から細菌などの微生物叢を測定し、試料中の物質を幅広く分析。また、常在微生物との共生に関連する免疫の機能を測定します。他にも、質問票を用いて食生活や運動習慣などについて聞き取りを行ったり、身体活動量や骨密度、体成分分析などの健康測定を行います。得られた結果についてデータベース化し、様々な解析に使用します。



【「健康日本21」とは】(厚生労働省より一抜粋)

健康日本21は、21世紀において日本に住む一人ひとりの健康を実現するための、新しい考え方による国民健康づくり運動のことです。

自らの健康観に基づく一人ひとりの取り組みを社会の様々な健康関連グループが支援し、健康を実現することを理念としています。

生活習慣上の危険因子などの健康に関わる具体的な目標を設定し、自己選択に基づいた生活習慣の改善や健康づくりに必要な環境整備を進め、持続可能な社会の実現を図るものです。



■会社概要

商号  : 認定特定非営利活動法人健康ラボステーション

代表者 : 理事長 浦田 千昌

所在地 : 〒540-0008 大阪市中央区大手前1-7-31 OMMビル14F

設立  : 2013年8月

事業内容: セルフ健康チェック、他健康関連の企画運営事業

URL   : http://kenlab.net

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