10月14日(土)19時~/「NARITA花火大会in印旛沼」に於いて 【日本初※障がいのある方々がデザインした花火】 「花火アレンジメント」が打ち上がりました  一般社団法人 日本花火推進協力会

【「名人花火師とのワークショップから生まれた日本初※! 障がい者の方々がデザインした花火」が打ち上がりました】 #HANABI2020 #beyond2020

一般社団法人 日本花火推進協力会(所在地:東京都中央区、代表理事・会長:小勝 敏克<株式会社丸玉屋代表取締役社長> http://hanabi2020.jp/ )は、内閣官房オリンピック・パラリンピック推進本部事務局の委託により、平成29年度オリンピック・パラリンピック基本方針推進調査の一環である“心と身体のバリアフリー”をテーマにした、日本初※の試みである「障がいのある方々がデザインし日本を代表する名人花火師たちが製作した花火」を2017年10月14日(土)19時~「NARITA花火大会in印旛沼」に於いて6名のデザイナーによる6デザインを「花火アレンジメント」と題し、10号玉(尺玉)を含む数百発が打上がりました。


打ちあがった花火


小雨降り雲が覆う中、開催された花火大会当日には、障がい者フラワーデザイナーの方々も来場し、自身がデザインした花火を目の前で観覧しました。

去る8月19日(土)「世田谷区制85周年 第39回世田谷区たまがわ花火大会」及び「第76回川崎市制記念多摩川花火大会」で打ち上がる予定の「日本初※障がいの方々がデザインした花火」は落雷・荒天のためにやむなく中止(順延なし)となりました。デザインをした障がい者の方々も、落胆をかくせず、当協力会会長としても、ここまで準備してきたプロジェクトをこのままで終わらせるわけにはいかないとの思いから引受先を探しておりましたが、「NARITA花火大会in印旛沼」の実行委員会より受け入れのご快諾をいただくことができ、打ち上げられなかった6デザインの花火プログラムは「NARITA花火大会in印旛沼」の舞台で花開く運びとなりました。水濡れなどで使用不可となった花火は内閣総理大臣賞などを受賞した秋田、長野の名人花火師たちが新たに作り直し実現しました。



【花火アレンジメント 画像】

障がい者の方々がデザインしたデザイン画と花火(単発)


■タイトル  :結晶

●デザイン  :H.T

●デザイン意図:レザーファンは花束などに用いられる緑の美しいシダ植物です。そのレザーファンが結晶となり、夏の夜空できらめいたなら…。暑い東京に少しだけ涼しさを振りまいてくれそうな気がします。



■タイトル  :祝いの花

●デザイン  :森田義男

●デザイン意図:梅の花に似た白い美しい花が咲く「ギンバイカ(銀梅花)」は、別名「祝いの木」。はるばる海外からいらっしゃるお客様を、祝祭ムードでおもてなししたいと思います。

●打ちあがった花火を見た感想:今でも心臓がドキドキしています。あのデザインからこんなに素敵な花火ができあがって感動しています。花火師さんがデザイン画を見ながら一生懸命考えてくれたんだなと思いながら、打ち上がる花火を見上げていました。本当にすごく幸せな時間でした。あんなにきれいにできるんだって言うことがわかったので、次はもっとこうしたいと言う思いがあふれてきました。もし次回があれば、もっと花火師さんに色々な思いをぶつけてみたいと思いました。




■タイトル  :フラワーリース

●デザイン  :今井さやか

●デザイン意図:リースには“終わりのない永遠”という意味があるそうです。変わることのない愛情や友情など、大切な人たちとの永遠の絆を、色とりどりの花のリースで表現しました。

●打ちあがった花火を見た感想:デザイン画よりずっと可愛くて素敵でした。花火師さんが私のデザインを見ながら、すごく一生懸命考えてくれたんだなと思うと、とてもうれしくなりました。自分がデザインした花火が本当に夜空に打ち上がるところを間近に見ることができて、今は興奮でき言葉になりません。関係者の皆さんに感謝の気持ちで一杯です。




■タイトル  :空に舞う葉

●デザイン  :一条うらら

●デザイン意図:東京都の木はいちょうです。そこで、東京の空にいちょうの葉をたくさん散らしたいと考えました。オリンピックの季節の美しいグリーンのいちょうを夜空いっぱいに。

●打ちあがった花火を見た感想:花火をはじめて近くでみました。会場でアナウンスを聞いて、打ち上がる花火の意味を知った上で、それを近くで見るというのは、遠くで打ち上がる花火を見るのとは違って、すごく良かったです。後ろで花火師さんが解説をしてくれたので、今までとはちがう花火の見方もできて楽しかったです。今回のプロジェクトは、プロの仕事に触れさせてもらうことができたことが、すごい経験になりました。観客の方の「きれい!」とか「すごい!」とかの声が聞こえたのはうれしかったですし、花火が雲に隠れてしまったときは「あ〜残念!」と皆が言っていたりして、そういう臨場感もすごく新鮮でした。




■タイトル  :ルパンの花束

●デザイン  :赤バラのクラリス

●デザイン意図:ルパンの贈る花束はどんなものだろう?空中でたくさんの花がラッピングされリボンが結ばれるイリュージョンのようなものかもしれない。そう、花火の花束のような。




■タイトル  :松竹梅

●デザイン  :タムラ ナオミ

●デザイン意図:昨今、外国の方が「侘・寂」の美意識を「COOL」と表現され日本の魅力に注目しています。盆栽や能で用いられる松竹梅なら、日本を連想してもらえると考えデザインしました。

●打ちあがった花火を見た感想:高いところの花火が隠れてしまったのがちょっと残念でしたが、本当に素敵でした。デザイン画とはちょっとタイプの違う松でしたが、すごくびっくりするようなアイディアでさすがに名人の方の作る花火はすごいな~と、さすがだな!!と思いました。ああいう表現方法もがあるんだと、おしゃれで素敵で感動しました。もっと晴れたところで高い大きい花火がきれいに見えたら、どんなに素敵だったろうと想像しました。とにかく花火師さんに大感謝です。まさか自分が花火をデザインできるなんて思ってもいなかったし、とにかく感謝しかありません。




【関係者コメント】

● 一般社団法人 日本花火推進協力会 代表理事・会長 小勝 敏克

成田花火大会で実施した施行プロジェクトの花火6作品はどれも見事に打ち上がり、アプローズの皆さんの思いを夜空に描くことが出来たのではないかと思います。世田谷の現場で豪雨にさらされ使用できなくなった一部の花火を作り直し、すべてをオリジナルの構成、演出で実施することが出来ました。

今後、2020年のオリンピック・パラリンピックに向けて花火の力を全ての人々の喜びにできるようさらなる取り組みを行います。


● 一般社団法人アプローズ代表理事 光枝 茉莉子氏

今夜の花火は、花火師さん、関係者の方々、アプローズの障がい者スタッフ・職員のみんなの強い気持ちで打ち上げたと感じています。

スタッフのデザインした花火のひとつひとつに沢山の想いが重なり、まさに夢の花が夜空に咲く瞬間に立ち会えました。

このたび、伝統花火と障がい者スタッフデザインという夢のコラボレーションプロジェクトに参加させていただき、心から感謝しています。

2020年オリンピック・パラリンピックにおいては、世界中の方々と、この感動を共有したいと思います。


【イベント開催概要】

■ イベント名  :「NARITA花火大会in印旛沼」

■ 開催日時   :2017年10月14日(土)19時~

■ 場所     :千葉県成田市台方 成田ニュータウンスポーツ広場周辺

■ 開催プログラム:第3部

■ 打上げ順   :1. 結晶

          2. 祝いの花

          3. フラワーリース

          4. 空に舞う葉

          5. ルパンの花束

          6. 松竹梅



【本イベントについて】

既知(7月31日/8月15日配信)一般社団法人 日本花火推進協力会(所在地:東京都中央区、代表理事・会長:小勝 敏克<株式会社丸玉屋代表取締役社長> http://hanabi2020.jp/ )は、“心と身体のバリアフリー”をテーマに、日本初※の試みとして、「障がいのある方々がデザインし日本を代表する名人花火師たちが製作した花火の打ち上げ」を2017年8月19(土)に「世田谷区制85周年 第39回世田谷区たまがわ花火大会」及び「第76回川崎市制記念多摩川花火大会」にて行う予定でしたが荒天中止となったため、この度の2017年10月14日(土)19時~「NARITA花火大会in印旛沼」にて実施いたしました。この企画は内閣官房オリンピック・パラリンピック推進本部事務局の委託により、平成29年度オリンピック・パラリンピック基本方針推進調査として実施したものであり、花火のデザインは、一般社団法人アプローズが運営する「アプローズ南青山」という事業所で働いている障がい者フラワーデザイナーの皆さんが、2017年5月から4回にわたるワークショップのなかで制作しました。そのデザインを元に、「大曲の花火」で内閣総理大臣賞受賞を受賞した長野の青木昭夫氏(株式会社紅屋青木煙火店)、同じく秋田の小松忠信氏(株式会社小松煙火工業)が花火玉を製造しました。



【障がい者デザイン打ち上げ花火 協力団体】

一般社団法人 日本花火推進協力会/一般社団法人 アプローズ/株式会社 丸玉屋/株式会社 丸玉屋小勝煙火店/株式会社 紅屋青木煙火店/株式会社 小松煙火工業



【一般社団法人 日本花火推進協力会 について】

2016年7月、全国の名人花火師たちが、2020年東京オリンピック競技会の開閉会式と連動した花火イベントである『HANABI Fes.2020』実現に向けて発足。今回の花火大会提供はこの協力会が行う初めての事業となります。今後も2020年にむけ全国的な相互協力活動や海外アピールなども行ってまいります。

http://hanabi2020.jp/


●代表理事・会長

 小勝 敏克(株式会社 丸玉屋 代表取締役社長)・東京

●理事・副会長

 細谷 圭二(株式会社ホソヤエンタープライズ代表取締役社長/一般社団法人 日本煙火芸術協会理事)・東京

●理事

 青木 昭夫(株式会社 紅屋青木煙火店 代表取締役社長/一般社団法人 日本煙火芸術協会会長)・長野



【『HANABI Fes.2020』とは】

東京オリンピック競技大会の開閉会式と連動した花火イベントです。北と南の端からスタートし全国20会場をへて、最後はレインボーブリッジを中心とした東京港晴海埠頭沖、お台場海浜公園沖へと集約され、開閉会式会場である新国立競技場での花火打ち上げとシンクロした花火となります。全国の会場では、障がい者が安全に観覧できるエリアの100%設置を目指し、打ち上げる花火の中に全国の障がい者がデザインした花火もおりこみます。グランドフィナーレにはレインボーブリッジ全長を使った壮大な仕掛け花火を打ち上げます。

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