台風被災から再起へ!八丈島産食材で作る「八丈ソースバーガー」キッチンカーで復活

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    2025年12月23日 07:45

    環(所在地:東京都八丈島八丈町三根1309-13、代表:長橋 潤)は、台風22号・23号により崩壊した「Sea Side Kitchen 環」の店舗再建に向け、キッチンカーでの営業再開を目指しています。地元八丈島の食材を活用したハンバーガーを通じて、島の魅力を発信するとともに、被災した地元生産者との共存共栄を継続する取り組みを進めています。

    家族の想いが詰まった店舗が台風被害で崩壊

    「Sea Side Kitchen 環」代表の長橋潤氏は、東京での10年間の飲食店経営経験を活かし、2021年に八丈島へ移住。家族とともに手作りで店舗を作り上げ、八丈島の食材を活かしたオリジナルハンバーガー「八丈ソースバーガー」を提供してきました。しかし、2025年に襲来した台風22号・23号により、大切に育ててきた店舗が崩壊するという甚大な被害を受けました。
    近年、日本各地で相次ぐ自然災害により観光業や飲食業が大きな打撃を受ける中、離島地域はとりわけ復興が難しい状況にあります。八丈島も例外ではなく、台風の猛威により多くの施設や住宅が被害を受けました。このような状況下でも、長橋氏は島の食材を使い続け、被災した生産者とともに再起を図ることを決意しました。

    島の魅力を伝える「八丈ソースバーガー」の特長

    「八丈ソースバーガー」の最大の特長は、八丈島産の食材にこだわり抜いた地産地消の姿勢です。島で育ったパッションフルーツ、レモン、明日葉などの食材を活用し、島ならではの風味と味わいを追求しています。
    特に明日葉は「切っても明日生えてくる」と言われる逞しい植物で、台風の猛威にも耐え抜いた島の象徴とも言える食材で、その生命力に島の復興への希望を重ね合わせています。
    また、八丈島ならではのオリジナルソースを使用したハンバーガーは、単なる食事の提供にとどまらず、八丈島の風土や文化、そして人々の暮らしを伝える媒体として機能しています。島の海を眺めながら楽しむこのハンバーガーは、訪れる人々に特別な体験を提供してきました。

    島の生産者を守る経済循環を目指して

    長橋氏が重視するのは、単に自らの事業を再建するだけでなく、被災した島の生産者たちとの連携を強化し、地域全体の復興に貢献することです。島の食材を積極的に活用することで、生産者の生活基盤を支え、八丈島の経済循環を維持する役割を担っています。
    現在、キッチンカーでの営業再開に向けた準備を進めており、様々な課題に取り組んでいます。また、東京の錦糸町で開催された「八丈島エールフェスタ」にも参加し、島の現状を伝える活動も行っています。
    このような取り組みを通じて、長橋氏は「また再び、島の海を感じながら楽しんで食べていただけるよう前進してまいります」と決意を新たにしています。

    環 概要

    • 店舗名:Sea Side Kitchen 環
    • 所在地:東京都八丈島八丈町三根1309-13
    • 代表者:長橋 潤
    • 事業内容:地産地消のハンバーガー店、商品加工販売、雑貨制作販売
    • 特徴:八丈島の食品、資源を通して島を感じる食品、商品、サービスの提供を行っております
    • 経歴:代表者は東京での10年間の飲食店経験を経て2021年に八丈島へ移住、店舗開業
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