<新サービス>5軸、複合機の生産性向上を目指す機上計測 工作...

<新サービス> 5軸、複合機の生産性向上を目指す機上計測  工作機械の測定能力を判断し信頼性を定量分析 「ゲージ能力評価システム」  2017年10月18日(水)から「ポートメッセなごや」で開催の メカトロテックジャパン2017(MECT2017) 当社ブース(1号館|1C-13)で初公開

世界各地から主に工業・産業用機械部品や各種ツール・ソフトウェアを輸入販売する株式会社キャプテンインダストリーズ(東京本社:東京都江戸川区、取締役社長:山下 宏)は、工作機械自体の機上計測能力を精度高く診断できる「ゲージ能力評価システム」を2017年10月18日(水)から「ポートメッセなごや」で開催されるメカトロテックジャパン2017(MECT2017)自社ブース(1号館|1C-13)で初公開し、これまでの固定概念である“工作機械は加工するもので三次元測定機のような計測精度を出すことは至難の業”“数ミクロンの精度が出せないと測定することは困難”等の疑念を晴らす提案をスタートします。


工作機械の繰り返し位置決め精度、経年変化、熱膨張など様々な要因により機上での計測精度を保証することは困難を伴います。従いまして機上測定はユーザー様の判断に基づき行われております。このような背景から工作機械メーカー様はもとよりユーザー様自身も機上計測について疑問を持たれ、“心出し計測”程度に留まっているのが現状です。


この現状を打開し5軸、複合加工機の更なる生産性向上を目指すため、機上計測の信頼性を定量的に評価できる「ゲージ能力評価システム」を本展示会から公開、各方面からの評価はもちろんメーカーおよびユーザー側へも提案を始める考えです。



■ゲージ能力評価システムとは

用いるツールは

・ワークを3次元計測できるソフト「Hexagon m&h NCゲージ」

 「NCゲージ」詳細URL: http://www.capind.co.jp/product/detail.php?id=121

・統計管理ソフト「Q-DAS」

 「Q-DAS」詳細URL: http://www.capind.co.jp/product/detail.php?id=119


「Hexagon m&h NCゲージ」と「Q-DAS」をリンクさせ、ゲージ公差を基準として統計学的に計測結果の分布を分析し得られたCg/Cgkの値が、規定値を満たしているか否かで合否判定おこないます。ISO規格であるゲージ能力評価Cg/Cgkを用いた判定方法で評価することで、当該の工作機械自体が計測装置として成立するかどうかを診断するものです。



■ゲージ能力の評価方法例

マスターワーク、またはマスターゲージの計測→ゲージ能力評価Cg/Cgk(solara.MP)

基準球の計測例:工作機械の機内にマスターゲージ(基準球)をセットし球を測定。

中心X・Y・Zの座標値と径を求める。


例:VDA 5 5.2.2. タイプ1調査の場合

球表面 :15点測定

測定回数:25回


マスターゲージを25回繰り返し測定したデータからSgを求める。


・ゲージ能力の計算

 Cg :加工対象物の要求公差(T)の2/10の値をゲージ能力評価の公差とする

 Cgk:加工対象物の要求公差(T)の1/10の値をゲージ能力評価の公差とする


・ゲージ能力評価

 Cg/Cgkの値が、ゲージ能力規格(例えばCg/Cgk≧1.67)を満たしていることで合否判定


基準球の計測


Cgk測定結果の分析

6sgを用いる場合の確率は99.73%

4sgを用いる場合の確率は95.45%



■自社メカトロテックジャパン2017(MECT2017)出展情報

当社ブース(1号館|1C-13)

詳細URL: http://www.capind.co.jp/exhibition/mect2017/detail.php


■ゲージ能力評価システム 紹介ページURL

http://www.capind.co.jp/product/detail.php?id=137


■3次元計測ソフト関連製品URL

http://www.capind.co.jp/product/category.php?category=53&depth=1



■会社概要

社名 : 株式会社キャプテンインダストリーズ

所在地: 〒134-0091 東京都江戸川区船堀4-8-8 キャプテンビルディング

代表者: 取締役社長 山下 宏

資本金: 9,800万円

URL  : http://www.capind.co.jp/

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