青森県弘前市に約17メートルのリンゴアートが登場  デザインウィーク 秋芸術祭 10月20日スタート

    - この秋、4つのクリエイティブコンテンツを実施 -

    イベント
    2017年10月11日 10:00

    青森県弘前市が進める「弘前デザインウィーク」は、市民「全員クリエイター」と題し、市民ひとりひとりがまちをデザインするクリエイターとして参画し、新たな価値を創造する市民運動の総称です。

    弘前デザインウィークでは、この秋、「HIROSAKI DESIGN WEEK 『RINGO』」として以下の4つのプログラムを展開します。


    リンゴアート


    【1.日本最大級!リンゴで作る、巨大な写楽絵が弘前城に登場】

    (1)概要

    「弘前城菊と紅葉まつり」の開催に合わせ、日本一の生産量を誇る弘前リンゴを使用した巨大モザイク画の製作・展示をします。

    制作には約3万5千個のリンゴを使用し、縦約17m、横幅9mの日本最大級巨大リンゴアートとなります。デザインは、日本が世界に誇る東洲斎写楽「三世大谷鬼次の奴江戸兵衛」。弘前城と岩木山、リンゴアートを一緒に見ることのできる、圧巻の光景です。


    <「弘前城菊と紅葉まつり」>

    弘前公園内・弘前城植物園を会場に、園内の1,000本の楓、2,600本の桜の紅葉を楽しむことの出来るもの。現在は、豪華絢爛な菊人形菊のトピアリーなど古城の秋を演出し、訪れる人に深まる秋を感じることのできるイベントです。


    会期:平成29年10月20日(金)~平成29年11月12日(日)9:00~17:00

    会場:弘前公園(メイン会場:弘前城植物園)

    詳細URL

    http://www.hirosaki-kanko.or.jp/web/edit.html?id=cat02_autumn_momiji


    (2)実施日程

    展示期間:平成29年10月20日(金)~平成29年10月29日(日)9:00~21:00

    場所  :弘前公園本丸(天守横)

    観覧料 :無料 ※ただし、本丸エリアの入場料が発生します


    <製作発表会>平成29年10月10日(火)~平成29年10月19日(木)

    台座・下絵の公開とともに、地元の子ども達や弘前デザインウィーク応援サポーターなどに参加してもらい、市民や観光客参加型でのアート制作を実施。


    <フランス技術者>平成29年10月17日(火)~19日

    フランスモーゼル県・ラクネクシー果樹庭園園長パスカルガルブ氏ほかスタッフ1名が来日。リンゴアートの製作指揮および、技術継承としての講座を実施します。


    <除幕式>平成29年10月20日(金)10:30~

    菊と紅葉まつり開会式終了後、フランス技術者、応援サポーター、製作に関わった子ども達を含め、リンゴアートの完成お披露目を実施。除幕式として、関係者で綱を引き、セレモニーを行う。


    (3)展示に係る企画

    〇リンゴアートデザインの絵入りリンゴ入り弘前リンゴの受注販売

    会場にて、リンゴアートデザインの絵入りリンゴ+弘前リンゴの受注販売を実施。後日、リンゴアートの写真を含め発送(11月を予定)


    〇弘前城菊と紅葉まつりとの連携

    まつり会場となる植物園内に、2m×2m(デザインはたか丸くんを予定)のリンゴアートを製作し、来園者にリンゴアートを告知。動線となる公園内には、クリエイター展の展示を行い、一体的なイベントを演出します。


    <イベント終了後の展開>

    〇展示後は、製作のタイムラプス映像を配信するほか、完成画像をPRツールとして、広報展開

    に活用

    〇リンゴアートに使用したリンゴをリンゴジュースにてシティプロモーション素材として活用



    【2.世界中からリンゴのデザインが集合!

    ~弘前クリエイター点~弘前アップルデザインアワード~】


    (1)概要

    イタリア・ミラノのデザインサイト「designboom」と連携して、弘前の誇る日本一の生産量を誇る"リンゴ"をテーマにした世界コンペティションを実施。

    グラフィック、アート、プロダクト、映像など、幅広いジャンルから世界から寄せらた作品の中から、入選作品約100点と弘前から応募のあった作品をパネル展示します。

    また、同時に、市内小学生からも同じテーマで作品を募集。世界中のクリエイティブなデザインや子どもたちの自由な発想で描かれた作品の展示会を開催します。


    (2)展示概要について

    展示期間:平成29年10月20日(金)~平成29年10月29日(日)

         9:00~21:00※弘前公園は日没まで

    場所  :弘前公園(杉の大橋~下乗橋付近)、弘前市民会館

    展示物 :グランプリ1点、準グランプリ2点、審査員特別賞

         5点、入選作品約100点、市内小学生の作品約200点

    入場料 :無料


    (3)アワードの概要

    <designboomとは>

    designboomは世界165カ国以上の国々、月に100万人を超えるユーザー数を誇る巨大デザインウェブサイト。国際コンペティションの展開、また様々なデザインの側面を取り上げ、全世界にデザインに関する情報を発信している。

    【designboom公式WEBサイト】 https://www.designboom.com/


    <審査員>

    審査員長は、先日国際建築家連合(UIA)が3年に1度選ぶUIAゴールドメダルを獲得した建築家の伊東豊雄さん。その他世界で活躍するクリエイターが審査員を務めます。


    <アワードの概要>

    テーマ :リンゴ

    募集期間:平成29年年7月28日(金)~平成29年9月30日(土)※応募は終了

    ジャンル:ノンジャンル(動画、グラフィック、アート、プロダクト、空間、建築など)

    参加費 :無料

    審査員 :伊東豊雄(建築家/審査員長)、William Sawaya(建築家・デザイナー・起業家/イタリア)

         Jeff Shi(プロダクトデザイナー/中国)、Birgit Lohmann(designboomの編集長)、

         葛西憲之(HIROSAKI DESIGN WEEK コンソーシアム会長)

    賞   :グランプリ 1名、準グランプリ 2名、各審査員特別賞

         ※グランプリ、準グランプリには副賞として賞金が東京デザインウィークから

          授与されます。

          グランプリ/6000ユーロ(約75万円)、準グランプリ/1000ユーロ(約10万円)

    審査方法:1次審査/応募作品の中から審査員が約100点を選考

         2次審査/1次審査を通過した作品の中からグランプリ、準グランプリ、審査員特別賞を決定

         ※弘前市内から応募のあったものについては、全て「弘前クリエイター展」にてパネル展示



    【3.ロボット・ワークショップ発表】

    (1)概要

    プログラミングで将来さまざまな分野で活躍できる人材の育成を目的に、ロボットを組み立て、動作をプログラミングするワークショップを開催します。最終回では「津軽の食と産業まつり」の会場で成果を発表するコンテストを開催。

    津軽の食と産業まつり期間中は、誰でも参加できる「ロボット・プログラミング体験」や地元アーティストGOMAさんによる「アート制作体験」も開催します


    (2)コンテンツ内容

    [1]ロボット・プログラミングコンテスト

    9月から4回にわたって開催した「ロボット・ワークショップ」に参加した、弘前市内の小学4・5・6年生の子どもたちが、組み立てたロボットをチーム戦で競走させます。


    日時:平成29年10月28日(土)13:00~16:00 /表彰式:15:30~

    観覧:無料

    場所:克雪トレーニングセンター(弘前運動公園内)


    [2]ロボット・プログラミング 無料体験

    ロボット・ワークショップで使用されたロボットを、「津軽の食と産業

    まつり」の会場で展示。実際にプログラミングをして動かす「体験ブース」を

    設けます。


    日時:平成29年10月27日(金)~10月29日(日) 9:30~17:00

       ※当日受付も可

    場所:[1]に同じ


    <同時開催>

    GOMAさんと作ろう!タメノブーン・アート制作体験


    弘前を拠点に活動するクリエイター GOMAさんが城ロボ「超城合体タメノブーンV」をテーマに、市民参加の巨大アートを制作します。


    ■お城ロボット「超城合体タメノブーンV」特設サイト

    http://www.city.hirosaki.aomori.jp/tamenoboon5/



    ■ARTIST GOMA(ゴマ)

    青森県弘前市生まれ。立体造形、ミクストメディア、空間アートなども手がけ、2015年JAPAN EXPO 2015 PARISに出演し、そのあまりに精密で大胆なアートからCrazy Monsterと呼ばれるようになる。現在は大学、保育園などの教育機関で講師を務めたり、日本全国、海外などで作品を発表し、日本で注目のアーティストである。


    主催:弘前商工会議所青年部

    共催:HIROSAKI DESIGN WEEK コンソーシアム

    後援:弘前市 弘前商工会議所 弘前市教育委員会



    【4.CREATOR'S TRAIN弘前のモノづくりを見て、触れて、体験する2日間】

    (1)概要

    青森を拠点に活躍するクリエイターと、日本を代表するクリエイターが、弘前市space DENEGAに集い、ライブパフォーマンスや作品展示、ワークショップを行います。


    (2)開催日程

    日時  :平成29年10月28日(土) 17:00-21:00

         平成29年10月29日(日) 10:00-15:00

    場所  :at space DENEGA

    入場無料:無料(一部、材料費などがかかるワークショップも有り。)

    CREATOR :長谷川正之(写真家)、FUJILABO(ものづくり)、

         Tagamar(バルーンアーティスト)、齋藤一絵(デザイナー)、

         YoakenoAkari(キャンドルアーティスト)ほか


    (3)コンテンツ内容

    ■キッズ作品展示

    市内保育園児らが、地元クリエイターとともに「クリエイターズ・ステーション」で制作した作品を展示


    ■DJ

    音楽のクリエイターとして、空間演出を図るとともに、子どもたちを対象としたDJワークショップも開催

    参加クリエイター:TEE、D.I.K、STO、YOU-SK、AKITA、CAZ3、randyranzy


    ■展示&ワークショップブース

    各クリエイターによるアート作品の展示やワークショップを開催

    クリエイター:長谷川正之、Jayson Halayko、岡 詩子、

           漆雫~うるしずく~、FUJILABO、Tagamar、

           YoakenoAkari、METH、WOOD


    ■フリーアートスペース


    ■撮影ブース@ギャラリー

    写真ワークショップや、クリエイターの作品を展示

    参加クリエイター:齋藤一絵 & 大澤泰智

    <10月28日(土)>

    [1]受付17:00/撮影18:00~19:00(5組)

    [2]受付18:00/撮影19:00~20:00(5組)

    <10月29日(日)>

    [1]受付10:00/撮影11:00~12:00(5組)

    [2]受付11:00/撮影13:00~14:00(5組)

    ■ワークショップ

    10月28日(土)17:30~18:30 Jason Halayko/19:30~20:30 Wood

    10月29日(日)10:30~11:30 岡 詩子/12:00~13:00 漆雫~うるしずく~

          14:00~15:00 TEE


    ■飲食ブース

    弘前の「食」のクリエイターによる飲食ブースも開設

    zilch studio、Pastaya、Bar Apple、のみものやわんど、ミツメ氷



    ■HIROSAKI DESIGN WEEK公式WEBサイト

    URL: http://www.city.hirosaki.aomori.jp/hdw/


    ■HIROSAKI DESIGN WEEK公式Facebook

    URL: https://www.facebook.com/HirosakiDesignWeek