Disneyが最初に開発したDragonchain(TM)が 10月2日にICOを実施し、 ビジネス向けにブロックチェーン技術の簡素化を進めると発表

2017年9月20日(シアトル時間)、もともとDisneyが開発を始め、その後オープンソース型のブロック チェーン・プラットフォームになったDragonchainは、ICO(イニシャルコインオファリング)の実施を発表しました。クラウド上で走るサーバー不要で安全性と拡張性の高いプラットフォームを備えたビジネス・アプリケーションに、ブロックチェーン技術が持つパワーを持ち込むのが目的です。このICOで発行されるトークンはDragonと名付けられ、プラットフォームを用いた数々のサービスや、プロジェクトの育成、スタートアップ企業や起業家が同プラットフォームを用いたアプリケーションを作り出す際の専門的な支援サービスなどに利用可能です。



【DragonchainのICOについて】

URL       : https://dragonchain.com/tokensale

開始      : 2017年10月2日08:00 US / PDT (UTC-7)

供給トークン総数: 433,494,437 Dragons

ティッカー   : DRGN



【4つの特徴】

・Dragonchainは、ビジネス向けハイブリッド・ブロックチェーンプラットフォームの一つ。

・ブロックチェーンに関する専門知識は必要なく利用可能。

・Dragonと呼ばれるトークン化されたマイクロライセンスを備えたエコシステムを有し、クラウド上でホストされる拡張可能なソリューション。

・ビジネスデータの保護機能は「信用スペクトル」(spectrum of trust)としてプラットフォームに組み込まれる。


Dragonchainは、アプリケーション開発者が既存のプログラム言語(Java, Python, Node, C#)で、短時間のうちに高い安全性を備えたブロックチェーン・アプリケーションを配備するための商用プラットフォームなため、誰もがコストを大幅に抑えながら市場開拓ができる利点を持っています。このDragonchainのアーキテクチャーは、データの利用者側に対して「信用スペクトル」(spectrum of trust)を発行する5つのレベルのネットワーク・コンセンサスを有し、これまでのブロックチェーン関連ソリューションのプロバイダーがいまだ実現出来ていない高レベルの安全性と柔軟性も備えており、トランザクション検証をノード側で取り扱えるように設計されています。


DragonchainはもともとDisneyのシアトルオフィスが2015年から2016年にかけて「Disney社内向けブロックチェーン・プラットフォーム」の名で開発したものです。このプロジェクトは、2016年10月にDisneyがオープンソース化して公表し、現在はDragonchain財団が管理し運営しています。


「私たちがDragonchainを作り出したとき目指していたのは、使い勝手の良いハイブリッド型ブロックチェーンのプラットフォームの構築でした。公開されたブロックチェーンの持つ書き換え不能な証明に関するあらゆる利点を備えながら、ビジネス使用に特化した柔軟性の高いパッケージにしたかったのです。既存のどのプラットフォームとも異なり、Dragonchainならばあなたのデータを完全に管理できます。慎重に扱うべきビジネスロジックやスマートコントラクト機能などを自分だけのものとして持ち続けられるわけです。」とDragonchain, Inc.創設者 兼 CEO ジョー・レーツは語っています。


Dragonchainは、ビジネス用アプリケーションにブロックチェーンの機能を組み入れる作業を簡素化できる。他のプラットフォームだと、スマートコントラクト関連のアプリケーションを作り上げる際にいくつものセキュリティ上の大問題に直面することになりますが、それは、多くのビジネスが、慎重に扱うべきビジネスデータや所有するビジネスロジックの完全な管理権を持ち続けるためです。


現在まで導入されている公開ブロックチェーンに革新をもたらすため、このハイブリッド型ブロックチェーンは文脈ベース検証を導入した。信用スペクトル(spectrum of trust)と名付けられたこの方法では、基本的なトランザクション検証からBitcoinやEthereumの公開ブロックチェーン検証まで、5つのレベルの検証を備えており、“客観的証明”や“存在証明”が提供可能です。この利点として、どのアプリケーションも、私的な信用という文脈から信用を確かめる必要のある公開ブロックチェーンまで、さまざまな段階でコンセンサスに至ることができます。公開ブロックチェーンならば、たとえ私的に導入した場合でも、公開の場で検証できるチェックポイントが利用可能です。

こうして、極めて柔軟性に富んだ方法でビジネス向けに特化したシステムを導入できるようになります。このプラットフォームは、ブロックチェーン技術やそのプラットフォームを良く知らない従来のソフトウェア技術者でも、短時間のうちに簡単に、開発中のアプリケーションに安全性の高いスマートコントラクトを組み込むことができるように設計されています。



【Dragonchainについて】

Dragonchainは、現実の数々のビジネス用アプリケーションにブロックチェーンを簡単に組み込むことに成功しました。この容易な組み込みをはじめ、ビジネスデータやビジネス運営の保護、特定通貨に依存しないシステム、多通貨サポートなどの機能を提供できます。企業育成モデルに従い長期的価値を求めて、開発と所定のトークン化との間にエコシステムを築き上げるための高度に専門的なサービスも提供しています。

詳細URL   : https://dragonchain.com/

お問い合わせ: info@dragonchain.com

取材依頼・商品に対するお問い合わせはこちら

プレスリリース配信企業に直接連絡できます。

  • 会社情報