ふくしまの水産物は元気です!「うまいぜ!ふくしま!レポート」...

ふくしまの水産物は元気です! 「うまいぜ!ふくしま!レポート」 平成29年度 VOL.1

1.福島県の水産業は着々と復興しています! 2.築地市場での産地別取扱量・取扱金額全国1位! コウナゴの試験操業を実施! 3.「水産種苗研究・生産施設」建設中! 4.福島県産水産物が楽しめる! ~「ふくしまおさかなフェスティバル」開催~

福島県では、「新生!ふくしまの恵み発信事業」を実施し、「ふくしまプライド。」をキャッチフレーズに全国の消費者に向けて県産農林水産物のおいしさや生産者のひたむきな思い、安全性等を発信しています。

「うまいぜ!ふくしま!レポート」では福島県における農林水産物のトピックス・情報をタイムリーにお送りします。

今回は福島県の水産物に関する情報をレポート!

ノリ網


1. 福島県の水産業は着々と復興しています!

(1) 磯の香り復活へ! ~アオノリ養殖の試験操業開始~

原発事故の影響で中断していた松川浦のアオノリ養殖の試験操業が、平成29年6月の相馬双葉漁業協同組合のアオノリ養殖漁業者全体会議で、今期から開始することが決定しました。

生ノリとバラ干しの出荷を計画し、平成29年8月末から種網設置作業を開始しており、平成30年2~4月頃に収穫、販売が計画されています。


(2) 秋の風物詩「サケの合わせ網漁」を今年も実施!

県内の多くの河川では東日本大震災の影響により、サケの増殖事業が休止状態となっています。木戸川も震災以降休止状態が続いていたが、復旧を進めていたふ化場が平成28年6月17日に竣工し、本格的な増殖事業を再開しました。平成28年度は約7,300尾の遡上親魚が採捕され、ふ化放流が行われました。

木戸川漁業協同組合がサケの遡上に併せて実施する「合わせ網漁」は、単なる親魚の捕獲にとどまらず、楢葉町を代表する秋の風物詩となり、毎年多くの観光客が訪れます。なお、今期の合わせ網漁は、10月中旬開始の予定で、遡上のピークは例年11月です。



2. 築地市場での産地別取扱量・取扱金額全国1位! コウナゴの試験操業を実施!

福島県の平成29年のコウナゴ試験操業は3月から5月に主に相双地区で実施され水揚量は585トンでした。築地市場での今漁期(平成29年3~5月)におけるコウナゴ干し(加工品:煮干)の産地別取扱量は、福島県産が102トンで、取扱金額とともに全国1位!平均単価も全国平均と同程度で扱われています。

干物・佃煮など家庭でも気軽にお楽しみいただけます。



3. 「水産種苗研究・生産施設」建設中!

福島県では、東日本大震災からの水産業復興のため、放流用種苗の安定的確保を目的に、水産種苗研究・生産施設(仮称)を平成30年度中の開所を目指して建設中です。

本施設は、水産種苗に関する研究機能のほか、栽培漁業を推進するため福島県を代表とする魚であるヒラメ100万尾、アワビ100万個、アユ300万尾を生産する機能を有しています。



4. 福島県産水産物が楽しめる! ~「ふくしまおさかなフェスティバル」開催~

福島県産水産物のおいしさや魅力を知ってもらう「ふくしまおさかなフェスティバル」が今年度も開催決定!郷土の魚料理のふるまい、地元魚介類の販売・つかみどり、移動水族館等、家族全員で楽しめる内容が盛りだくさんです。

相馬市・いわき市の2会場で開催され、各地から多くのお客さまが来場されます。


【催事詳細】

名称  :ふくしまおさかなフェスティバル

日程  :(1) 10月21日(土)原釜荷さばき施設(相馬双葉漁協相馬原釜地方卸売市場)

       (福島県相馬市尾浜字追川196)

     (2) 11月12日(日)小名浜魚市場

       (福島県いわき市小名浜字辰巳町41)

実施時間:(1)(2)ともに10時から15時(雨天決行)

参加費 :(1)(2)ともに無料

内容  :(1) 郷土の魚料理のふるまい

     (2) 地元魚介類の販売・魚つかみどり

     (3) 移動水族館

     (4) 漁船等見学

     (5) ヒラメ等稚魚放流

     (6) 貝殻フォトフレームづくり・海藻押し葉づくり等の体験

問合せ先:福島県水産課(TEL:024-521-7376)



■福島県関連ホームページ

○福島県: http://www.pref.fukushima.lg.jp/

○ふくしま県産農林水産物のモニタリング情報を掲載中!

 ふくしま新発売。: http://www.new-fukushima.jp/

○ふくしまの旬のキャンペーン情報や生産者の取り組みを掲載中!

 ふくしまプライド。: http://fukushima-pride.com/

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