世界初の舞踏専用劇場「KYOTO舞踏館」新作公演2017年9月開始  『反重力子 花のかんばせ』(作・舞踏/袋坂ヤスオ)

~開館一周年を迎え来場者の約8割は世界53ヶ国からの外国人~

ART COMPLEXグループ(事業内容:劇場の運営・イベントの企画・実施など、以下「当グループ」)が手がける世界初の舞踏専用劇場「KYOTO舞踏館(KYOTO BUTOH-KAN)」は、新作『反重力子 花のかんばせ』(作・舞踏/袋坂ヤスオ)のロングラン上演を2017年9月に開始いたします。

袋坂ヤスオ



舞踏専用劇場「KYOTO舞踏館」は、2017年7月7日に開館一周年を迎えました。
大々的な宣伝をしていないにも関わらず、急速に口コミで広がり、来場者の実に約8割は外国人。これまでに世界53ヶ国からの人々が来場(ヨーロッパ26ヶ国、北中南米9ヶ国、東南アジア13ヶ国)され、約93%のお客様から「良かった」とご評価いただきました。(2017年4月・5月アンケート調べ)

当劇場ではこの度、作・舞踏/袋坂ヤスオによる、新作ロングラン公演『反重力子 花のかんばせ』を開始いたします。

■公演概要
公演名: 反重力子 花のかんばせ
日時 : 2017年9月9日(土)・9月23日(土) 18時/20時
     ※10月以降、毎週土曜日 18時/20時にロングラン公演予定
出演 : 袋坂ヤスオ
美術 : 福西次郎
面製作: 袋坂ヤスオ

■KYOTO舞踏館概要
所在地 : 京都市中京区衣棚通三条上る突抜町
アクセス: 京都市営地下鉄 烏丸線・東西線「烏丸御池」駅 6番出口より徒歩5分
      阪急京都線「烏丸」駅 22番出口より徒歩10分
WEB SITE: http://www.butohkan.jp/
Twitter : https://twitter.com/KyotoButohkan

<作品コメント>
素粒子の世界では反物質というものが知られていて、電子に対しては陽電子、中性子には対しては反中性子というのがそれである。反物質とその対の物質とが出会うと両者は光を放って消滅する。
電子や陽電子を考えるときには何らかの「粒」を頭に思い描けばよい。しかし重力子、さらにはその反物質たる反重力子となると、もはや私にはそれらを表象できない。
表象の限界を超えたものを敢えて形象化しようとするときにはいつも何かいかがわしいものが現れるものである。ましてや肉体が関わるときにはなおさらのことである。この類のいかがわしさはこの世に確たる居場所をもたない儚い(非)存在であり、いわばそれ自体が「反物質」なのかもしれない。
そうならばそれを何らかの「物質」と出会わしめることによって光芒一閃を得ることができるという(屁)理屈が十分に成り立つのではないか。
(酩酊時に書かれた日記より) 袋坂ヤスオ

袋坂ヤスオ WEB SITE「非風」: http://fukurozaka.wixsite.com/yasuo


■世界初の舞踏専用劇場「KYOTO舞踏館」とは?
舞踏とは、1950年代末に日本で起こった前衛的舞踊のスタイル。日本人の身体性と精神性が表出したその独自のスタイルは、それまでのダンス美学の常識を根底から覆す新たな挑戦であり、後のダンス界に大きな衝撃と影響を与えることとなりました。現在でも、海外において特に高く評価されています。
ART COMPLEXは、日本で恒常的に舞踏を観賞できる機会を提供すべく「KYOTO舞踏館」をオープンしました。踊り手には日本を代表する今貂子を迎え、2016年7月に毎週木曜日の週1回公演からスタートさせ、2017年2月より由良部正美による別の演目公演を隔週でスタート。江戸時代に建造され、蛤御門の変の災禍をかいくぐった歴史的にも貴重な土蔵を8席限定という超濃密な劇場空間に再生させました。
京都というロケーション、日本古来の蔵、世界的に評価される日本独自のコンテンツ「BUTOH」と3拍子そろったユニークな試みで、海外メディアからの注目も高く、取材依頼が相次いでいます。


■ART COMPLEXグループ概要
所在地      : 京都市中京区弁慶石町56 1928ビル3階
事業内容     : 劇場の運営、イベント企画・製作・運営・管理
総括プロデューサー: 小原啓渡(こはらけいと)
URL        : http://www.artcomplex.net/
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