アコースティック・ギターのふくよかな音色をライブ演奏で再現す...

アコースティック・ギターのふくよかな音色を ライブ演奏で再現する高機能プリアンプ登場

~ギター本来の音色を繊細な響きまで再現、 緻密な音づくりもできるプロ・クラス仕様~

ローランド株式会社(社長:三木 純一 https://www.roland.com/jp/ )は、アコースティック・ギターのふくよかな音色をライブ演奏で再現し、緻密な音質調整もできるアコースティック・プリアンプ『AD-10』を、BOSSブランドで2017年9月9日(土)に発売します。

『AD-10』とアコースティック・ギター演奏イメージ



『AD-10』
https://www.atpress.ne.jp/releases/136332/img_136332_2.jpg


アコースティック・ギターのふくよかで美しい音色を最も忠実に聴き手に伝えるには、レコーディング・スタジオなどでマイクを使って収録した音を再生するのが最良と言われています。ただし、ライブ演奏の環境では、周囲の雑音が混じったり、音質調整に高度な知識と経験を必要とするなどの理由により、ピックアップと呼ばれる装置をギターに取り付け、ギター弦の振動を電気信号として取り出し、音響機器に送る方法で多くの方が演奏しています。しかしながら、ピックアップを通じて送られたギター信号は、アコースティック・ギター本来の繊細な響きや、奥行き感のある胴体部の共鳴を再現しにくい傾向にあります。また、曲ごとに音質を調整したり、残響効果を加えたりするには、機材を追加したり、音響担当者と綿密に打ち合わせるなど事前の準備も必要です。
『AD-10』は、ピックアップを搭載したアコースティック・ギターの音を、演奏者自身が簡単に調整して心地よい音色で演奏できるプリアンプです。独自開発した「アコースティック・レゾナンス機能」によりアコースティック・ギター本来のあたたかく奥行きのある響きを、つまみひとつで最適に設定することができます。また、演奏フレーズの音域や強弱に応じて最適に反応し、従来にない自然な効果をもたらすコンプレッサーや、アコースティック・ギターに最適化されたエフェクト、細かな音質調整を行う4バンド・イコライザーなどを使って、こだわりの音づくりを行えます。
『AD-10』は、2系統の入力を装備し、それぞれの入力レベルや音質を最適に設定可能。2本のギターを持ち換えての演奏や、2種類のピックアップを搭載したギターの入力にも対応します。出力は、標準フォーン端子に加えてXLR端子もステレオで装備し、小規模の会場から、本格的なステージまで、さまざまな環境で心地よいギターサウンドでの演奏が可能です。

製品プロモーション動画
https://youtu.be/hALDpuEPgKY


◎特長◎
●アコースティック・ギター本来のふくよかな音色をライブ演奏で再現する高性能プリアンプ
●失われがちなギターの弦や胴体部の響きを豊かに再現する「アコースティック・レゾナンス機能」を搭載
●2系統の入力に対応。高性能コンプレッサーや4バンド・イコライザーなどで質の高い音色調整が可能


品名/品番:アコースティック・プリアンプ『AD-10』
価格   :オープン価格
発売日  :2017年9月9日(土)
初年度販売予定台数(国内/海外計):5,000台


■主な特長
▼「アコースティック・レゾナンス機能」がギター本来の豊かな響きを表現
『AD-10』の「アコースティック・レゾナンス機能」は、アコースティック・ギターを演奏したときに複雑に影響し合う弦の響きや、ギター胴体部の共鳴を徹底的に解析し再現します。ピックアップから送られる信号では失われがちな、ギター本来のあたたかく奥行きのあるサウンドで演奏することができます。本体パネルの「アコースティック・レゾナンス」つまみを回すだけの簡単操作で、楽器や演奏者の個性に合わせた最適なバランスの音色を得ることができます。

▼こだわりの音づくりをサポートするアコースティック・ギター専用設計のエフェクトを搭載
『AD-10』は、アコースティック・ギターの音色をきめ細かく調整するために専用設計された高品位なエフェクトを搭載しています。これらを使って、こだわりの音色で演奏を楽しむことができます。

・コンプレッサー:コンプレッサーは、ギターから入力された信号の音量変化をコントロールするエフェクトです。音の粒立ちを揃えて輪郭のある心地よい音にしたり、演奏者の好みの弾き心地に調整したりすることができます。『AD-10』のコンプレッサーは、ボス独自の「MDP(Multi-Dimensional Processing)」技術を駆使し、つまみひとつの操作だけで、従来にない自然な音色と弾き心地を実現。演奏者の音楽的な表現を損なうことなく、最適な効果が得られます。

・ディレイ/コーラス:音にエコー(こだま)効果を加えるディレイ、さわやかな広がりを与えるコーラスなどを使って、曲を印象的に演出することができます。

・アンビエンス:繊細なアコースティック・ギターの響きはそのままに、ナチュラルな残響を与えてサウンドの質感を高めます。

・イコライザー:ベース(低音域)、ミドル(中音域)、トレブル(高音域)にプレゼンス(超高音域)を加えた本格的な4バンドのイコライザーです。アコースティック・ギター専用に設計され、ダイナミックかつ繊細な音色調整を簡単に行うことができます。

調整した音色は、10種類まで本体に記憶可能。使用するギターや曲によって切り替えて、最適なサウンドで演奏することができます。

▼演奏環境やギターの種類など、さまざまな環境にフレキシブルに対応
『AD-10』は、ライブ演奏時に便利な機能を数多く搭載しています。

・2系統の入力:2種類のピックアップを搭載したギターや、2本のギターを持ち換えて演奏する際にも、『AD-10』一台で音づくりは完結します。入力レベルや、イコライザーもそれぞれの入力について個別に設定することができます。

・アンチ・フィードバック:アコースティック・ギター演奏時の悩みである不快なハウリングを、つまみひとつの操作で瞬時に自動検出して抑制します。

・チューナー&ミュート:ギター演奏時に必須のチューナーを内蔵。チューニングを行う際に、自動的に出力音を消す便利な機能も備えています。

・ループ機能:演奏したフレーズを次々に重ねて録音/再生し、ひとりでアンサンブルのようなパフォーマンスが行えるループ機能で、アコースティック・ギターの可能性を広げます。

さらに、USBケーブルでパソコンと接続し、オーディオ・インターフェースとしての活用も可能。美しい音色をそのまま録音することができます。また、ACアダプター(同梱)に加えて、電池(単三型アルカリ電池6本)での使用にも対応しています。出力端子には楽器用として広く使われている標準フォーン・タイプに加えて、ライブハウスなどの音響設備で使われているXLRタイプも装備。プロの演奏現場でも使用できる本格設計です。


■製品写真
『AD-10』
https://www.atpress.ne.jp/releases/136332/img_136332_2.jpg

『AD-10』フロント・パネル
https://www.atpress.ne.jp/releases/136332/img_136332_5.jpg

『AD-10』背面パネル
https://www.atpress.ne.jp/releases/136332/img_136332_6.jpg

『AD-10』イメージ
https://www.atpress.ne.jp/releases/136332/img_136332_7.jpg


●外形寸法:217(幅)×161(奥行き)×65(高さ)mm
●質量  :1.3kg(電池含む)


※ 製品画像は、ニュースリリース・ページ https://www.roland.com/jp/news/0761/ よりダウンロードいただけます。
※ 製品の詳細につきましては、ボス・ホームページ https://www.boss.info/jp/products/ad-10/ にてご確認ください。
※ 文中の社名、製品名などは、各社の登録商標または商標です。
※ このニュースリリースに掲載されている製品情報や発売時期などは、発表日現在の情報です。
発表日以降に変更される場合もありますので、あらかじめご了承ください。


■製品に関するお客様のお問い合わせ先
ローランド株式会社
お客様相談センター:050-3101-2555

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