日本が誇る伝統文化を記憶。次世代へと繋いでいく。武道・芸道の...

日本が誇る伝統文化を記憶。次世代へと繋いでいく。 武道・芸道の達人が魅せる、新時代の技能伝承の形 2017年8月23日(水)「IS JAPAN COOL? DOU」公開

 全日本空輸株式会社(代表取締役社長:平子 裕志)は、訪日外国人向けのプロモーションメディア「IS JAPAN COOL?」において、「道」をテーマとした「IS JAPAN COOL? DOU」を2017年8月23日(水)に公開します。本プロジェクトでは、訪日外国人旅行者が過去最高の年間2,400万人を超えた今だからこそ、長い時間をかけて人から人へと受け継がれ磨かれてきた日本伝統の武道、芸道の精神性や、技や所作、型(形)といった“無形文化”を、データビジュアライズ化した“有形文化”として後世に残すとともに、海外に向けて発信することで、訪日旅行のさらなる関心を生むきっかけとなることを目指しています。

IS JAPAN COOL? DOU



https://www.ana-cooljapan.com/contents/dou/


■「IS JAPAN COOL? DOU」とは?
https://www.atpress.ne.jp/releases/135594/img_135594_2.png
 「道」とは、ひとつの分野を極めながら、物事の本質に迫る生き方を意味します。「柔道」「剣道」「弓道」「空手道」「居合道」などの武道は、武術の技の習得を目的とするだけでなく、人間形成のために稽古を通じて肉体と精神を鍛え続けるという生き様を表しています。また、「茶道」「書道」「日本舞踊」「能」といった芸道は、芸の型や所作の習得を目的とするだけでなく、ゴールのない完璧な美を追求し続ける生き様を示しています。

 本プロジェクトでは、それぞれの「道」の生き方を体現している達人を、各道を代表する技や所作の映像とともに紹介しています。日本の本質に迫る「道」という文化のあり方を海外に向けて発信することで、日本へのより深い理解を促すことができると考えています。


【ポイント(1)「道」の世界へと誘うTOP MOVIE】
 一本に続く「竹林の道」を通り抜け、「IS JAPAN COOL? DOU」のタイトルで始まるTOP MOVIE。日本古来より伝わる芸能を想起させるような鈴や太鼓の音が鳴り響く中、達人の気迫溢れる演舞や「道」にまつわる風景が映し出されます。達人が披露する技の実写とアニメーション映像がシームレスにつながっており、伝統と最新技術の融合が「IS JAPAN COOL? DOU」ならではの世界観を表現しています。
居合道
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空手道
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書道
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【ポイント(2)「道」の魅力を伝える4つのコンテンツ】
 日本ならではの無形文化とも言える9つの「道」を、その道を極めた9名の達人らを通じて紹介しています。「ABOUT」、「4DVIEWS」、「INTERVIEW」、「DEMO」の4つのコンテンツを通じて「道」の魅力を伝えていきます。

■4DVIEWS
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 4DViewsコンテンツでは、各「道」を極めた達人8名が実演する技や所作を、360°自由自在な視点で見ることができます。このコンテンツは、“日本の無形文化を有形とし、未来に伝承する”という目的のもと、フランスで生まれた画像解析技術「4DViews」を活用することで実現しました。これまでの技術では捉えることができなかった細やかな動きまでも正確に捉えることで、達人らの気迫溢れる立ち居振る舞いをWeb上でリアルに再現しています。

※4DViewsコンテンツは「柔道」以外の8つの道が閲覧可能です。

■INTERVIEW
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 INTERVIEWでは、各達人のインタビュー、及び技や所作の実写映像を見ることができます。前半のインタビュー部分では、それぞれの「道」の歴史、その「道」との出会いやこだわり、海外との繋がりなどが各達人ぞれぞれの視点から語られています。後半部分では、それぞれの達人が披露する技の実写版を見ることができます。実写ならではの躍動感をお楽しみください。

■DEMO
https://www.atpress.ne.jp/releases/135594/img_135594_8.png
 DEMOは、各達人が披露する技や所作の4DViews映像にCGを加え、実物の姿を完全再現した動画コンテンツです。CGを加えたことにより達人の細やかな動きをよりリアルに、さらに実写版では映すことができない角度から見ることができます。


【「IS JAPAN COOL? DOU」に登場する9つの「道」、9名の達人】
 「IS JAPAN COOL? DOU」でピックアップした9つの道、「柔道」「剣道」「弓道」「空手道」「居合道」「茶道」「書道」「日本舞踊」「能」の達人をご紹介します。

・柔道の達人 井上 康生(いのうえ・こうせい)氏
<リオオリンピックで男子柔道監督として「全階級メダル獲得」という偉業達成>
 1978年生まれ。宮崎県出身。5歳から柔道を始める。2000年シドニーオリンピック柔道男子100kg級で金メダルを獲得。2004年のアテネオリンピックでは日本選手団の主将を務める。2008年に現役引退後は、母校東海大学柔道部にて後輩の指導にあたる。2012年、全日本男子代表監督に就任。 2016年のリオデジャネイロ・オリンピックでは、日本男子代表チーム全階級でのメダル獲得という快挙を達成。
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・剣道の達人 鷹見 由紀子(たかみ・ゆきこ)氏
<2009年ブラジル開催 世界選手権大会個人戦覇者>
 1985年生まれ。福岡県出身。小学生の頃から剣道を始める。大学2年時に、全日本女子学生剣道選手権大会で優勝、2009年には日本代表として世界剣道選手権大会に初出場で個人優勝を果たし、その後2012年・2015年の世界剣道選手権大会では団体優勝、個人3位に輝いた。大学卒業後は、剣道の本質と指導法を学ぶため、順天堂大学大学院スポーツ健康科学研究科に進学。2015年からは順天堂大学の教壇に立つ傍ら、学生の指導にあたっている。
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・弓道の達人 佐竹 万里子(さたけ・まりこ)氏
<全日本女子弓道選手権大会優勝3回、最高得点9年連続獲得>
 1947年生まれ。和歌山県出身。範士八段。高校在学中に弓道を始める。競技者として、弓道界最高峰である皇后盃・全日本女子弓道選手権大会において3回優勝するなど、さまざまな大会において輝かしい実績を重ねる。1998年には、弓道界における最高位の称号「範士」を授与される。また、国内外で中央審査委員・中央講師をつとめ、自身の弓道の探求とともに、弓道の普及振興に力を注いでいる。2016年5月には、全日本弓道大会「範士の部」において全日本弓道連盟が贈る最高賞「優秀者」として表彰された。
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・空手道の達人 中村 綾乃(なかむら・あやの)氏 旧姓:高木
<2016年日本空手協会全国大会 女子形部門覇者>
 1989年生まれ。新潟県出身。空手道場師範の父を持ち、幼少から厳しい環境で空手道に取り組む。小学生の頃から輝かしい成績を残してきた。現在は子供の指導をしながら、現役選手として活躍。2015年2016年と日本空手協会全国大会の形部門で二連覇を達成、アジア・オセアニア大会でも優勝。アイルランドで2017年8月に開催される世界空手道選手権大会に日本代表として出場が決まっている。
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・居合道の達人 町井 勲(まちい・いさお)氏
<時速160kmのボールを居合い斬りし、海外から賞賛>
 1973年生まれ。居合術家。修心流居合術兵法創流者。身体の使い方を習得する古武術としての居合を追求し、研鑽を重ねながら、門人の指導にも当たっている。また、「居合千本斬りの最速記録(Fastest 1,000 martial arts (iaido) sword cuts)」「3分間速斬り(Most sword cuts to straw mats in three minutes)」等、居合や試斬にまつわるギネス記録を6つ保持し、“平成のサムライ”の異名を持つ。
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・茶道の達人 木村 宗慎(きむら・そうしん)氏
<芳心会茶道教室主宰>
 1976年愛媛県生まれ。茶道家。神戸大学卒業。少年期より茶道を学び、1997年に芳心会を設立。京都・東京で同会稽古場を主宰。その一方で、茶の湯を軸に執筆活動や各種媒体、展覧会などの監修も手がける。また国内外のクリエイターとのコラボレーションも多く、様々な角度から茶道の理解と普及に努めている。著書『一日一菓』でグルマン世界料理本大賞受賞のほか、日本博物館協会や中国・国立茶葉博物館などからも顕彰を受ける。
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・書道の達人 柿沼 康二(かきぬま・こうじ)氏
<「書を現代アートまで昇華させた」と国内外で高い評価を得る>
 書家。1970年栃木県矢板市生まれ。東京学芸大学教育学部芸術科(書道)卒業。2006-2007年、米国プリンストン大学客員書家を務める。2013年、金沢21世紀美術館にて個展を開催。2012年春の東久邇宮文化褒賞、第1回矢板市民栄誉賞、第4回手島右卿賞、毎日書道展毎日賞など受賞歴多数。NHK大河ドラマ「風林火山」、北野武監督作品「アキレスと亀」などの題字を揮毫。
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・日本舞踊の達人 花柳 凜(はなやなぎ・りん)氏
<花柳流師範 2006年から花柳 凜を名乗る>
 1990年生まれの日本舞踊家。幼少期より、祖父・故花柳稔に師事し、2歳で初舞台を踏む。2006年に名取免許を取得し、さらに2011年には師範免許を取得。豊かな表現力と、古典を重んじた繊細かつ伸びやかな技術でジャンルを超えた活躍を見せ、他業界からの支持も厚い。音楽、メディア、アートとのコラボレーションにも期待が集まっている。
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・能の達人 山階 彌右衛門(やましな・やえもん)氏
<重要無形文化財総合指定保持者 十二世 山階彌右衛門>
 1961年生まれ。25世観世宗家・観世左近の次男として生まれる。26世宗家・観世清和の弟。能を大成した観阿弥、世阿弥の血筋を汲む。平成に入り近江猿楽の名家、山階家を継ぐ。重要無形文化財総合指定保持者。観世流シテ方として、国内外の公演に出演。学校教育や能解説なども手がけ、能の普及にも務めている。
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【取材対象者のご紹介】
■「IS JAPAN COOL? DOU」企画制作/株式会社ENJIN
 「おもしろい仕事、おもしろい会社」をコンセプトに、従来型の広告手法に捉われず、デジタル、ムービー、グラフィック、リアルイベント等、ありとあらゆるメディア領域をフラットに捉えて、「ひとの気持ち動かす」アイディアを生み出すクリエイティブエージェンシー。訪日外国人に向けて日本のアートカルチャーを発信したANA「IJC MUSEUM」で、2016年アジア最大級の広告祭Spikes AsiaでDigital Craft部門でグランプリを獲得すると共に「Independent Agency of the Year」第3位に選出。その他にも、欧州15ヶ国で実施された日本政府観光局のブランディングプロモーション“JAPAN - Where tradition meets the future”や自動制御されたドローンが店員となりクロックスのシューズを運ぶ「空中ストア」を世界で初めて実現させる等、国内外で話題になるクリエイティブを多数手掛ける。Spikes Asiaグランプリ、Tokyo Interactive Ad Awards、ADFEST、The MOBIUS Awardなど国内外の受賞歴多数。
http://en-jin.jp/


■WEB制作/株式会社BIRDMAN
 最先端のデジタルプロモーションを手がける精鋭チーム。Webはもちろん、インタラクティブなインスタレーションやサイネージなどの制作物、リアルイベントなど、デジタルを駆使した企画/制作に関わっています。ソフトウェアでもハードウェアでも、今まで誰も見たことが無い/体験したことが無いようなモノを作り、常に世界を驚かせるニュースになるようなチャレンジをしています。Cannes Lions ゴールド、One Show ゴールド、CLIO SPORTS グランプリ、広告電通賞デジタル部門グランプリ、Spikes Asia グランプリ、Code Awards グランプリ、ADFEST ゴールドなど国内外にて250以上のアワードを受賞。
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