日本国内シェア拡大を狙うATEQが ボンディングテスタ「AX6000」を改良  航空業界でニーズの高まりを見せる大電流値でのテストに対応

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    2017年9月8日 18:00

    エアリークテスタを中心とし、その他航空機用計測機器やTPMSトリガーツールの製造・販売を行うアテック株式会社(本社所在地:愛知県知立市、代表取締役社長:ジャック=ムシェ)が、ポータブルボンディングテスタ「AX6000」の一部改良を発表しました。航空業界でニーズの高まりを見せる2A、3A、10Aといった大電流値でのテストに対応した幅広いレンジを新たにラインナップ。パワーアップした「AX6000」で日本国内市場での更なるシェア拡大を目指します。


    AX6000 外観 <正面>


    ■AX6000の特長

    1. 業界最高水準の測定精度

      ⇒ ±測定値×0.1%+6μΩ~6mΩ(*1)の測定精度により、信頼性の高い検査が可能です。

       *1:測定レンジにより変動します


    2. 幅広い測定レンジ

      ⇒ 幅広い電流値(0.1A, 1A, 10A)でのテストレンジに標準対応しています。

       ご要望に応じて、10Aの電流値の代わりに2A、3Aレンジを追加することも可能です。


    3. 日本国内での校正対応

      ⇒ AX6000は当社(日本国内)にて校正及び調整の実施が可能です。

       また、校正作業の実施期間中は代替機の無償貸出サービス(*2)も行っております。

       *2:仕様や状況により在庫が無い場合がございますので都度ご確認下さい


    詳細につきましては、下記リンク先の当社ホームページをご参照下さい。

    製品ページURL: http://www.ateq.co.jp/product/omicron/ax6000



    ■ATEQについて

    1975年にフランスのパリで創業したATEQは2017年現在、世界37ヵ国にグループネットワークを展開しており、世界トップシェアを誇るエアリークテスタメーカーとして業界を牽引しています。2008年には、20年以上の歴史を持つOMICRON社(仏)をグループ傘下とし、航空業界への本格的な参入を果たしました。ピトー・スタティックテスタ(エアデータテスタ)、ピトー・スタティック各種アダプタ、ループテスタやバッテリーテスタをラインナップしています。

    また、TPMSトリガーツール等の製造販売を行っており、特に北米・欧州において非常に大きなシェアを獲得しています。



    ■ボンディングテスタとは

    あらゆる航空機は落雷や静電気による被害を出さない様にする為、金属同士の接合面を直接接続することで導電性が保たれています。何らかの原因で電気抵抗が大きくなっていた場合、帯電、発熱、スパークによる燃料引火等の重大事故に繋がることもあり得ます。このような事故を防ぐ為に、AX6000の様なボンディングテスタを用いて各金属接続部の抵抗値を測定する必要があるのです。AX6000は、航空業界でニーズの高まりを見せる大電流値でのテストにも標準対応しており、要求される検査項目を容易に実施することが出来ます。ATEQはこういった市場の要望にいち早く対応し、標準対応仕様として幅広い測定レンジをご用意しています。また一般産業においても、ラジオやトランシーバー等の通信機器のノイズ対策や避雷針の検査等にもお使いいただけます。



    ■会社概要

    名称  : アテック株式会社

          http://www.ateq.co.jp/

    所在地 : (本社) 愛知県知立市池端3-41 アテックビル

          (関東営業所) 神奈川県横浜市磯子区磯子3-8-14

    代表  : 代表取締役社長 ジャック=ムシェ

    設立  : 1997年1月

    事業内容: 計測機器の製造・販売