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G+D Mobile SecurityのeSIM管理ソリューションをベースに NTTドコモが世界で初めてeSIM搭載Androidタブレットを発売

G+D Mobile Security(ギーゼッケ・アンド・デブリエント・モバイル・セキュリティ=本社:ドイツ ミュンヘン)は、国内最大手の携帯通信事業者である株式会社NTTドコモ(以下 NTTドコモ)に、当社eSIM管理ソリューションが採用され、今回、embedded SIM(eSIM)が搭載された世界初(※当社調べ)のAndroidタブレットの発売となったことを大変喜ばしく思います。このAndroidタブレットは、GSMAのeSIM管理テクノロジーの技術を反映したマスマーケット向けコンシューマーデバイスです。

eSIM対応端末では、従来のプラグインSIMカードを端末に挿す必要がなくなることで、ショップや販売店での取り扱いがスムーズになります。G+D Mobile SecurityのeSIM管理プラットフォームAirOnは、コンシューマーデバイスに対応したGSMA RSP(Remote SIM Provisioning)フェーズ2準拠のソリューションであり、NTTドコモの顧客情報管理システムと連携して稼動しています。

「この発表はG+D Mobile Securityと通信業界全体にとって重要なステップです。」とG+D Mobile Security CEOのCarsten Ahrensは述べています。「当社eSIM管理テクノロジーは、コンシューマー自身がユーザーフレンドリーな技術の恩恵を享受できる効果をもたらしました。」

GSMA RSP互換のSIMカードは、タブレット端末の製造時に組み込まれます。NTTドコモの販売店・小売店で当該タブレット製品を購入する際、製品パッケージを開けること無く、外側のバーコードを読み取ることによって、当該タブレットにNTTドコモの顧客情報管理システムのお客様情報が即座に紐付けられ、ネットワーク通信に必要となるプロファイルが準備されます。お客様は、タブレットの電源を入れ、簡易な初期設定操作を進めるだけで回線を開通させることができます。実際にその裏側では、G+D Mobile SecurityのAirOnサービスがあらかじめ準備されたNTTドコモのプロファイルをデバイスにダウンロードし、SIMにプロファイルが書き込まれることによって実現しています。

またG+D Mobile Securityは、eSIM搭載端末を開発する端末ベンダーに対して、eSIMのダウンロードおよび回線情報の管理に必要となる端末側に必要なLPA(Local Profile Assistant)ソフトウェアのソースコードを提供することで、端末ベンダーの開発を強力にサポートし、eSIM搭載端末の市場投入までの時間を大幅に短縮します。


■当社のeSIM管理ソリューションを採用した
 NTTドコモ 「dtab Compact d-01J」製品概要
https://www.nttdocomo.co.jp/product/tablet/d01j/


■Giesecke+Devrient(ギーゼッケ・アンド・デブリエント)について
Giesecke+Devrientは、ドイツ ミュンヘンに本社を構えるグローバル セキュリティ テクノロジー グループです。1852年に設立し、2016年度にはグループ全体で約11,300名の従業員を抱え、およそ21億ユーロの売上をあげています。また世界32カ国で72の支社・支店を展開しています。

Giesecke+Devrientはペイメント、セキュア・コミュニケーション、およびアイデンティティ・マネジメントの分野において、製品とソリューションを開発、生産、供給しています。Giesecke+Devrientはこれらの市場でテクノロジー・リーダーであり、強い競争力を保持しています。グループの顧客は各国の中央銀行、商業銀行、携帯通信事業者、大手企業、政府・官公庁などです。


ウェブサイト(英語): https://www.gi-de.com/jpn/en/index.jsp
PRサイト(英語)  : https://www.gi-de.com/g-d-group/press/press-releases/detail/press-detail/45/

*2017年6月28日にドイツ、ミュンヘンで発表されたプレスリリースの抄訳です。
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