世界最小クラスRFIDタグインレイ『Azuki』を開発

    ~他のRFIDタグインレイとの干渉を最小限に抑え、個品管理に最適~

    技術・開発
    2009年12月9日 10:30

    シャープタカヤ電子工業株式会社(本社:岡山県、代表取締役社長:林 真至)は、φ8mmの世界最小クラスのRFID※タグインレイを開発した。販売は、第一商事株式会社(本社:神奈川県横浜市、代表取締役社長:秋山 悦郎)が行う。

    個別タグの写真


    ■RFIDタグインレイ『Azuki』特徴
    (1) φ8mmの世界最小クラスのRFIDタグインレイ
    (2) 電磁誘導方式を採用することで、電波方式では読み取りが不可能であった、水、油などの液体の充填された容器や、霜付きの容器に貼り付けても通信可能
    (3) 他のRFIDタグインレイとの干渉を最小限に抑えられるので、個品管理に適している

    幣社製従来製品との比較:
             『Azuki』    /  従来型(Narrow-ε)
    サイズ    :◎ 超小型(φ8mm)  /  ○ 細型(4mm×95mm)
    水、油入り容器:◎ 読取り可    /  × 読取り不可
    霜付き容器  :◎ 読取り可    /  × 読取り不可
    通信距離   :△ 数cm      /  ◎ 数m
    通信方式   :電磁誘導方式    /  電波方式
    用途     :個品管理用     /  一括読み取り用


    ※RFIDとは
    無線を用いて、個品データなどをICチップ内のメモリーに記録し、必要に応じてそのデータを読み出すことが出来る、非接触型の認証技術のこと。
    従来のバーコードを用いた個品管理よりも大きなデータを扱え、独自のデータを書き込み可能という特徴があり、流通業界をはじめ多くの分野でアプリケーション開発が始まっている。


    ■今後の展開:
    第一商事は、日本、アメリカおよびEUの物流システムインテグレーター、ラベルプリンターメーカーやラベル製造業者に販売を行う予定で、無料サンプルの提供を開始する予定です。

    参考 :
    ■会社概要
    <メーカー>
    会社名: シャープタカヤ電子工業株式会社
    所在地: 〒719-0301 岡山県浅口郡里庄町里見3121-1番地
    代表者: 代表取締役社長 林 真至
    URL  : http://www.s-takaya.co.jp/
    概要 : 1979年創立 資本金3億1,000万円
    テキスタイルからエレクトロニクスまで、モノ造りに固執し、精通した複合企業であるタカヤグループにおいて、エレクトロニクス分野で綿密な協力体制を築いている。

    <発売元>
    会社名: 第一商事株式会社
    所在地: 〒220-8120 神奈川県横浜市西区みなとみらい2-2-1 横浜ランドマークタワー20階
    代表者: 代表取締役社長 秋山 悦郎
    URL  : http://www.daiichishoji.co.jp
    概要 : 1952年12月12日創立 資本金4,320万円
    中国を中心にアジアおよび世界に向けてエレクトロニクス分野の製品を輸出展開。

    すべての画像

    カテゴリ
    テクノロジー
    シェア
    FacebookTwitterLine

    配信企業へのお問い合わせ

    取材依頼・商品に対するお問い合わせはこちら。
    プレスリリース配信企業に直接連絡できます。

    第一商事株式会社

    第一商事株式会社

    この企業のリリース