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中堅・中小企業向けクラウド型ネットワークサービス提供開始! ソフトウェア技術によるIT運用の効率化・迅速化により 「働き方改革」を加速!

株式会社NTTPCコミュニケーションズ(以下 NTTPC、代表取締役社長:田中 基夫、本社:東京都港区)は、NTTコミュニケーションズグループの一員として、SDx + Mを実現するサービスを整備してきました。2017年1月には、SD-WAN(Software Defined WAN)技術を活用したクラウド型ネットワークサービスを提供開始していますが、その第2弾として中堅・中小企業向け及び多拠点展開に適した『Master'sONE CloudWAN(TM) Nプラン』(以下「本サービス」)を、2017年6月6日より提供開始します。

概要




1.サービスの特長
(1) IT運用の効率化・迅速化を実現
ソフトウェア技術を使って、契約・利用状況などを一元的に管理し、コントロールパネルを用いてネットワーク構成を監視・設定できます。情報システム部門やSIer/NIerさまのオペレーション負荷を軽減し、企業の「働き方改革」を推進します。また、APIを提供しますので、お客さまやSIer/NIerさまのシステムと直接連携することが可能です。

(2) 中堅・中小企業向け及び多拠点展開に適したサービスを低価格で実現
米国で急速にシェアを伸ばしているクラウド型ネットワークサービスを、中堅・中小企業向け及び多拠点展開企業のネットワークインフラ課題を解決する機能に絞って提供することで、17,000円/月(税別)からという低価格なサービスを実現します。

(3) NTTグループでの共同開発
本サービスは、我が国の企業向けインターネットで黎明期から大きな貢献をしてきたNTTPCと、シリコンバレーにおけるNTTのイノベーションセンターであるNTT Innovation Institute Inc.(NTT i3)が共同で開発を進めています。ネットワークインフラ課題を熟知する両社が、最新のSD-WAN技術を活用し、クラウドファースト時代に適した次世代ネットワークサービスを提供いたします。


2.今回提供開始する主な機能とメリット
(1) 企業で利用しているアプリケーションを「可視化・制御」し、NW品質を安定化
本サービスは、企業イントラネット内で「どんなアプリケーションが、いつ、どのくらい利用されているか」を可視化し、「業務に不要な通信」「最適化が必要な通信」などを把握できます。情報システム部門やSIer/NIerさまは、これを元に、特定アプリケーションの利用禁止や回線増強などの選択肢から、最適なトラフィック制御を実行できます。

(2) 特定のトラフィックをインターネットに迂回し、コスト最適化を実現
企業におけるクラウド利用が拡大の一途を辿っており、回線増強や通信機器の増設など、追加コストの抑制が課題となっています。本サービスでは、特定の通信を企業イントラネットを経由することなく、直接インターネットへ迂回することが可能です。集中するトラフィックを適切に制御することで、クラウド利用拡大に伴うコスト増を抑制します。

(3) 拠点開通や設定変更の迅速化により、企業経営のIT運用の効率化・迅速化を実現
企業経営のアジャイル化が加速するにつれ、短期間での拠点開設・変更が求められています。本サービスでは、オンライン申込により、4営業日以内での拠点開設を実現します。また、エッジ装置のフィルタリング変更などを、コントロールパネルにより即座に実行することができます。


3.今後追加提供を予定している機能
本サービスでは、情報システム部門やSIer/NIerさまにおけるIT運用の効率化・迅速化を実現するために、順次、追加機能の提供を予定しています。

(1) ゼロタッチ・プロビジョニングのPPPoE対応(2017年7月予定)
PPPoEでのアクセス回線接続時に自動的にコンフィグダウンロードを行います。日本特有の「フレッツ」回線利用時に必要な機能を提供いたします。

(2) パブリッククラウド接続(2017年7月予定)
AWS/ECL2.0/Microsoft Azure等のパブリッククラウド上に設置できるソフトウェア型のエッジ装置を提供します。複雑な設定作業を行うこと無くパブリッククラウドに接続できます。

(3) DPI(※1)ベースのハイブリッドWAN(2017年9月予定)
専用線や「フレッツ」など、複数の回線を組合せて利用できる機能です。遅延等の閾値を設定することで、適切な回線を自動で選択することはもちろん、アプリケーションごとに優先的に利用する回線を選択することができます。

(4) セキュリティ機能強化(2017年9月予定)
エッジ装置にUTM機能を設定するuCPEや、NFV技術を利用したクラウド型セキュリティを提供します。企業ポリシーに合った適切なセキュリティ機能をご利用になれます。

※1 DPIとはDeep Packet Inspection(ディープ・パケット・インスペクション)の略で、ネットワークを流れるデータの内容を解析する技術です。


4.提供料金(税別)
初期料金(※2) 0円/拠点
月額料金(※3) 17,000円/拠点

※2 NTTPCより送付されるエッジ装置をお客さまにて接続のDIY工事となります。
※3 エッジ装置のレンタル料金、センドバック保守料金、SD-WAN機能利用料金が含まれております。
  その他、今後追加する提供機能は追加料金が発生することがあります。


5.受付・提供開始日
2017年6月6日


6.専用サービスサイトの開設
本サービスの提供開始に合わせて、詳細なサービス仕様や提供条件を全て掲載し、オンライン申込が可能なホームページを開設します。

https://cloudwan.nttpc.co.jp/

*本サービス提供開始に伴い、2017年1月より提供開始したMaster'sONEクラウド型ネットワークサービスについては、「Master'sONE CloudWAN(TM) Vプラン」に変更し、主に高機能なサービスをお求めのお客さまに向けて引き続き提供いたします。


■Internet Solutions社長 Saki Missaikos(サキ・ミサイコス)さまのコメント
NTTPCがMaster'sONE CloudWAN(TM)を日本で開始することお祝い申し上げます。Internet Solutionsも6月8日に南アフリカで私たちのCloudWANサービスを開始する予定です。
私たちは、お客さまに高性能でレジリエンスの高いサービスを提供しなければなりません。そのためには、急速に進化するテクノロジーの変化や市場のニーズに合わせて自在に変化できる順応性に優れたプラットフォームを構築するためのオープンなエコシステムを持っていることが極めて重要になります。NTT i3のCloudWANコントローラーとエコシステムを活用することにより、高速で信頼性の高いエンタープライズサービスをお客さまに提供することが可能になります。

関連リンク https://www.is.co.za/


■NTT i3社長 Nina Simosko(ニナ・シモスコ)さまのコメント
NTTPCがMaster'sONE CloudWAN(TM)を開始されたことを嬉しく思います。
NTT i3 CloudWANは、ネットワークエッジ上で新しいソフトウェアを簡単かつアジャイルな手法で利用することを促進し、ビジネスを強化します。これにより、ビジネスの柔軟性がこれまでになく高まり、急速な事業変革が可能になります。これこそ、まさに私たちが追求していることです。

関連リンク http://www.ntti3.com/
      http://www.cloudwan.io/


※ 「Master'sONE」は、NTTPCコミュニケーションズの登録商標です。
※ 「Master'sONE CloudWAN」は、NTTPCコミュニケーションズより商標登録出願中です。
※ AWSは、米国その他の諸国における、Amazon.com, Inc.またはその関連会社の商標です。
※ 「ECL 2.0」はNTTコミュニケーションズ社が提供する、Enterprise Cloud 2.0サービスです。
※ Microsoft Azureは、米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標または商標です。
※ 「フレッツ」はNTT東日本・NTT西日本の登録商標です。
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