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    Wave Energy Technology株式会社

    ~再生可能エネルギー「波力発電」世界初の実用化~ プロトタイプ『波力発電方式実証機 GPI 1号機』完成 本年度内の実用化に向け、いよいよスタートします!

    企業動向
    2017年5月18日 18:00

    Wave Energy Technology(ウェーブ エナジー テクノロジー)株式会社(代表取締役:藤木 俊也)は、2017年5月にプロトタイプの『波力発電方式実証機 GPI 1号機』を完成させ、その実証機のテストを行います。そしてその結果と今後の具体的な実用化計画をマスコミ及び関係自治体、関連企業等に発表し、本年内の実用化に向けていよいよ第一歩を踏み出します。
    当社メンバーは、再生可能エネルギーの中で特に海洋エネルギーの活用に着目し、海洋発電の開発に取り組んで参りました。この海洋発電の分野は、日本を始め世界でも何十年に亘り研究・開発が進められてきましたが、海洋を巡る様々な問題、即ち環境汚染や安全性の問題、機器の安定性、効率性に関わるコスト問題等が立ちはだかり、いまだ実用段階には至っていないのが現状です。
    この度これらの課題を全て解決した世界初の商用型「浮遊型波力発電設備(グリーン パワー アイランド Green Power Island = GPI)」を開発し、そのプロトタイプとして『波力発電方式実証機 GPI 1号機』の完成に至りました。
    このグリーン パワー アイランド(以下、GPI)は、沿岸より1km以上離れた沖に浮遊させ、GPSによる位置制御が可能で、天候・波の変化に応じて陸上、船上等から移動させる事が出来ます。加えて低重心設計によって、津波や台風を含めた大荒れの状況を想定した安定性と浮力を確保します。アンカー等で設備を固定する事による海洋破壊やそれに伴う汚染の問題、安全性・安定性の問題等をクリアーした発電設備です。
    24時間365日安定した電力供給が可能であり、波高60cmがあれば内蔵するフロートの上下運動を回転運動に変換し発電機を駆動する為、発電コストは5~7円/kWhと、実用化を妨げるコスト面での課題もクリアーしています。
    今回、この実証機GPI 1号機の完成に当たり、実証機本体、その実験結果の映像及び仕組みのご説明と、今後の実用化に向けた具体的な展開計画について、マスコミ、関係自治体、関連企業の皆様向けに「実証説明会」を実施いたします。


    ■実証説明会
    日時 : 平成29年5月23日(火曜日)および24日(水曜日) 13時~16時
    場所 : 神戸市新港第2突堤 神戸市中央区新港町
    連絡先: TEL 03-6452-8988


    ■今後の事業展開
    今後の事業展開としては、国内特許取得に加え国際特許についても申請中で、このGPIに関するロイヤルティを中心としたビジネスモデルの構築を行い、国内販売及び海外諸国との契約を進めて、2020年までに約800機の稼働(32mGPI換算)を見込んでいます。
    GPIの製造については、直径14mのGPI(1,200kWの発電能力)タイプと直径32mのGPI(5,000kWの発電能力)タイプの二つのタイプの製造を予定しており、それぞれ一般家庭向け換算で約2,600世帯と約11,000世帯への電気の供給が可能となります。
    今回、地元神戸市と神戸大学の協力によって実験現場の確保と今後の実用化に向けた施策が可能となったことにより、この実証機のテストに漕ぎつける事が出来ました。これを今後の国内展開のモデルとしてより発電現場に近い所で生産し、地元の各自治体や地元企業と共同で、エネルギーの地産地消ビジネスを展開してまいります。


    ■実証機 GPI 1号機 仕様
    直径    : 1.4m
    全高    : 13.9m
    重量    : 6.8トン
    フロート数 : 1
    フロート直径: 1.2m
    フロート重量: 500kg
    発電能力  : 10kW
    最小波高  : 80cm


    ■Wave Energy Technology株式会社の概要
    会社名  : Wave Energy Technology株式会社(WE-Tech)
    設立   : 2015年11月
    所在地  : 東京都港区虎ノ門 3-10-3 虎ノ門MTビル5階
    事業内容 : 再生可能エネルギー活用に関する機器、システムの開発
    GPI発明者 : Dr. Paul Noja ; WE-tech チーフサイエンティスト
           ・NATO Defense Research Group's Panel 8 イタリア代表
           ・NATO Research and Technology Organization スペシャルチーム代表
           ・ジェノバ大学教授
           ・G-8 Project on a Worldwide Emergency Telemedicine Network主導
           ・International Institute for Technology Transfer 代表
    共同開発者: Ed Schaffner ; WE-tech プログラムディレクター
           ・Unisys Corporation; Vice President
           ・U.S. Air Force出身

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