新たな海底ケーブル敷設船「きずな」の竣工について

 NTTワールドエンジニアリングマリン株式会社(以下:NTTWEM)、NTTコミュニケーションズ株式会社(以下:NTT Com)およびNTTファイナンス株式会社(以下:NTTファイナンス)は、新たな海底ケーブル敷設船「きずな」が2017年3月31日に竣工したことをお知らせします。



 「きずな」はNTTWEMが運用する他3隻の敷設船と共に、NTTWEMの親会社であるNTT Comをはじめ、国内外の通信会社やサービス事業者が、ネットワークやクラウドサービスなどを提供するために利用する海底ケーブルの敷設や保守を行います。

 また、大地震などにおける迅速な通信復旧に活用できる、災害対応機能を付加した初めての敷設船です。(別紙[1])

 NTTグループは、2017年5月上旬に東京お台場ふ頭にて、被災地への車両・非常用通信設備の輸送を想定した「きずな」への災害対応機材の搭載訓練を実施し、機能・活用方法などの確認を経て、災害時における通信設備の復旧などに備えていきます。

 なお、「きずな」はNTTWEMの発注に基づき、NTTファイナンスが保有しNTTWEMへリース提供されています。


(図1)新船「きずな」の完成写真

https://www.atpress.ne.jp/releases/125505/img_125505_1.jpg

https://www.atpress.ne.jp/releases/125505/img_125505_2.jpg


 今後は「きずな」が日本国内の海底ケーブル保守を主に担当、既存の「すばる」は国内、国外の建設工事を主に担当し、2船の相互補完体制により、国際競争力を持った海底ケーブルの敷設・保守の展開を行っていきます。(別紙[2])



<関連サイト>

・NTTグループの災害対策にかかわる基本方針

http://www.ntt.co.jp/saitai/3principles.html


・新たな海底ケーブル敷設船「きずな」の進水式について

http://www.ntt.com/about-us/press-releases/news/article/2016/20161116.html



別紙[1] 【大規模災害における敷設船活用イメージ】

https://www.atpress.ne.jp/releases/125505/img_125505_3.jpg


別紙[2] NTT Comグループが運航する船と役割

https://www.atpress.ne.jp/releases/125505/att_125505_1.pdf

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