OSセミテック、IoTを活用した予知保全サービスを開始

IoTにより装置の異常をいち早くキャッチし、装置停止のリスクを低減、 スマートファクトリー化を推進

半導体製造機器のメンテナンス及びエンジニアリングサービスを行うOSセミテック株式会社(所在地:東京都千代田区、代表取締役社長:松村 幸司)は、装置の異常検知をすることができる「予知保全サービス」の提供を、2017年3月に開始しました。

予知保全サービスイメージ図
予知保全サービスイメージ図

予知保全サービス: https://www.os-semitech.co.jp//pdf/works/pdf-iot.pdf


【サービス提供の背景】
生産工場における様々な設備は、生産システムとネットワークで繋がれ、そのBig Data(ビッグデータ)をAI化したホストコンピュータで解析し、設備や生産の状況をリアルタイムで把握してフィードバックすることで、高効率に生産する時代が到来しました。その中でも、装置の「予知保全」に対する期待は大きいものの、設備情報の収集・判定に対し確率したノウハウ・ツール等が存在しないため、各社は解決策に苦慮している状況にあります。
このような状況を踏まえ、私どもは、30年間にわたる半導体生産システムの設計、導入、保守、改善により培ってきた経験とノウハウを生かし、お客様の課題を解決する有効なツールとして当ソリューションを開発しました。


【サービスの概要】
データ収集、データ蓄積・判定、データ解析のあらゆる機能をご提供いたします。お客様のご要望に合わせてカスタマイズが可能です。また、電気工事、IoT用基板製作、ネットワーク構築に関するご相談からシステム設計、構築、保守サポートまで幅広く対応可能です。

<3つの特徴>
(1) 4ch汎用データロガーを用いた30万円から始められるスモールスタートから、過酷な設置環境、10年程度の耐用年数を求められるケースでの他社製PLCを用いたシステム構築まで幅広く対応可能。
(2) 判定値のシミュレーション、アイドリング状態・飛び値のフィルタリング、複数データのAND判定など高度な判定による早期の異常発見、虚報低減が可能。
(3) シンプルな操作でBig Dataを高速にビジュアル化し、予測分析が可能。


■会社概要
OSセミテック株式会社は、半導体製造装置・機器のメンテナンスという“ハードウェア(機械)”と、生産システムの開発・保守という“ソフトウェア”の両方を、ワンストップで対応することができる新しい形のエンジニアリングカンパニーです。具体的には、半導体の製造装置やコンポーネント機器のメンテナンス部隊130名に加え、大手半導体メーカーの生産工場で、25年の実績を持つ100名規模の生産システム開発・保守部隊、そしてこの両部門の融合から生まれる強力な商品開発力、提案力を有しています。

会社名 : OSセミテック株式会社(オーエスセミテック)
代表者 : 代表取締役社長 松村 幸司
所在地 : 〒100-0005
      東京都千代田区丸の内1-8-3 丸の内トラストタワー5F
資本金 : 50,000千円(2016年4月1日現在)
従業員数: 250名(2016年4月1日現在)
事業内容: 半導体製造に関わるOS化推進事業、
      生産・情報システム事業、
      コンポーネント機器メンテナンス事業、
      エンジニアリングサービス事業、
      半導体製造装置販売事業
URL   : https://www.os-semitech.co.jp/

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