ミャンマー企業の信用調査サービスが本格稼働 日系企業を対象に...

ミャンマー企業の信用調査サービスが本格稼働  日系企業を対象にミャンマー進出支援や情報提供を行う

ミャンマー初の企業信用調査を手掛けるFWP RESEARCH Co.,Ltd.(略称:FWPリサーチ、本社:ヤンゴン、日本人責任者:木下 陽康)は、アウンサンスーチー氏の新政権発足に合わせて、2016年3月にミャンマー農民公益銀行(FWP BANK)のグループ会社として現地法人で発足しました。
FWPリサーチの役員は農民公益銀行の会長及び取締役で組織され、日本人顧問が調査業務全般を指揮します。主な業務としては、日系企業を対象にミャンマー企業の信用調査、市場調査、ミャンマー進出支援などを行います。

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新政権始動に伴い、アメリカの経済制裁解除や日本から8,000億円の投資、2017年4月頃には新会社法や新投資法が発表されるなど、何かと注目されるミャンマーですが、長年続いた軍事政権の影響で企業の情報はほとんど公開されず、ミャンマー進出を考える多くの企業の妨げになっています。

ミャンマーに進出する企業は、現地企業とパートナーを組むことが多いですが、ミャンマーの企業情報は公的機関が公開しておらず、独自でパートナーを探したり、進出支援会社等の紹介が必要となります。
パートナー企業が見つかっても、その実態がつかめないことが多く、提出される情報だけで業務提携や合弁会社を設立することになります。
進出企業とパートナー企業との相性も良く協力的であれば進出がスムーズに行きますが、そうでないケースが多く進出に時間がかかりコストが膨らみ、最後には撤退する例もあります。
そのため、パートナーとの合弁や事業提携を行う前に十分に相手を調べる必要がありますが、従来は調査会社が存在していなかったため、パートナーに登記簿や財務諸表の提出を求めることしかできませんでした。また、資料についてもパートナーが提出しなかったり、信ぴょう性の低い資料しか出ないことが多くありました。
進出後の取引先開拓においても市場調査が困難であり、企業情報が乏しいためスムーズな開拓は難しく、ミャンマーでは独自の商習慣や閉鎖的な企業文化が形成されており企業のインタビューさえも困難を要します。大企業においても企業情報はほとんど公開されず、資本金や従業員数すら役員以外知らないことが多々あり、公開する必要性の認識がないため、調査先にコネクションがないとインタビューも断られることがあります。

FWPリサーチは、独自ルートで企業情報や財務諸表(BS、PL)、不正取引や業界での風評、犯罪情報等の収集を行います。
ミャンマーはコネ社会であり、コネがあると進出はスムーズに進みます。FWPリサーチは銀行系の調査会社ということもあり、各界に多くのコネを持っているため、通常入手し得ない情報も入手可能です。
また、総合的な調査に対応するため、市場調査やフィジビリティスタディ、デューデリジェンスなど専門性を要する調査は、会計士や弁護士と連携して行い、同社は1,000以上の企業情報と独自ネットワークを活かして進出支援を行います。

ミャンマーオフィスには日本人スタッフが常駐し、日本オフィス(FWPリサーチ株式会社:江東区)では国内での営業業務に対応しています。調査レポートは日本語か英語を選択できるようになっています。
2016年は日系企業のみの調査依頼に対応していましたが、2017年より英語圏にサービスを広げました。
2017年中旬にはミャンマー企業年鑑(英語版、日本語版)の発行を計画しており、より一層ミャンマー進出を支援していきたいと考えています。


■ミャンマー法人
FWP RESEARCH Co.,Ltd.
本社:#307, 3RD FLOOR, HLEDAN CENTER, KAMARYUT T/S, YANGON
TEL :+95-94-5210-2233
分室:(7B) HLEDAN 1STREET, KAMAYUT T/S, YANGON


■日本法人
FWPリサーチ株式会社
本社   : 東京都江東区富岡1-26-17
TEL   : 03-3641-8998
FAX   : 03-5875-8403
E-MAIL  : info@fwpresearch.com
Webサイト: http://fwpresearch.com

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