2016年「ベストドレッサー賞」「ウールマーク賞」を小池百合...

2016年「ベストドレッサー賞」「ウールマーク賞」を 小池百合子 東京都都知事に贈呈

ザ・ウールマーク・カンパニーは、2016年11月30日、渋谷のセルリアンタワー東急ホテルで行われた「ベストドレッサー賞」授賞式にて、小池百合子 東京都知事に「ベストドレッサー賞」「ウールマーク賞」を贈りました。

小池都知事に「ベストドレッサー賞」「ウールマーク賞」を贈呈 1
小池都知事に「ベストドレッサー賞」「ウールマーク賞」を贈呈 1

「ベストドレッサー賞」授賞式は、今年で45回目を迎えました。「ベストドレッサー賞」は、ファッションの向上や産業活性化、文化交流などを目的として1972年に始まり、各界からその年を代表するベストドレッサーが選ばれる歴史ある賞です。2002年と2013年には安倍晋三 現内閣総理大臣、2006年には俳優の渡辺謙さん、同じく2006年にはフィギュアスケーターで金メダリストの荒川静香さん、2013年には芸術家の草間彌生さんが受賞しています。

「ウールマーク賞」はできてから今年で5年目となり、例年、「ベストドレッサー賞」の受賞者の中からとくにウールの似合う方にお贈りしています。今年は、環境に優しい天然素材であるウールのアンバサダーにふさわしい方として、環境への取り組みを日本でけん引されている小池都知事に「ベストドレッサー賞」「ウールマーク賞」をお贈りしました。

小池都知事は、かつて環境大臣をされており、クールビズ・ウォームビズという国民の意識改革によるエコロジーライフスタイルへの転換を起こしました。現在は女性初の東京都知事として、2020年に向けて東京都をいっそうエコロジーでサスティナブルな環境先進都市にすべく、意欲的で革新的な取り組みをしています。その姿は多くの国民に支持され、発言から着こなしまで、かつてないほどに国民の注目を集めています。

ザ・ウールマーク・カンパニーは、再生可能な資源であり、地球を汚さない天然素材であるウールについて、教育・啓蒙活動を行い、消費者に消費の責任を問い、人々の意識を変えて、より安全で環境に優しいライフスタイルを生み出す活動を行っています。それはまさに小池都知事が向かう方向と同じです。

2016年11月30日、渋谷のセルリアンタワー東急ホテルで行われた授賞式に、オーストラリア産メリノウール100%のジャケットとロングドレス姿でご登壇された小池都知事は、「ピュアウールというのは本当に使われるパーセンテージがどんどん減っているということ、それは地球上の自然が大変蝕まれているというその裏返しかと思います。今日はピュアウールのお洋服です、ドレスもほんとに薄い繊維なんですけれどもピュアウールなんです。ウールは冬場着る機会が多いですが、こんなに薄ければ夏でも着られますよね。大切な羊からの恵みがこれからもずっと続いていくようにと思います。このような素敵な賞を頂きありがとうございました。これからも環境問題にもしっかりと取り組んでいきます。」と語りました。

ロイヤルブルーのジャケットと黒のロングドレスは、小池都知事のためにオリジナルで製作されたもので、日本の新進デザイナー、中井英一朗さんによるテーラーメイドです。中井さんは、文化服装学院(現文化ファッション大学院大学)を卒業後、Yohji Yamamotoに入社、その後渡英してALEXANDER McQUEENに入社後、自身のブランドELZA WINKLERを立ち上げました。また、ドレスには日本の毛織物産地として有名な愛知県一宮市の特別なウール生地が使われています。難しい工程を経て通常より繊細で薄く仕上げられているため、着心地の良さはもちろんのこと、軽やかでなめらかなウール生地が歩くたびにふわりと揺れる極上のドレープを生み出します。

ザ・ウールマーク・カンパニーのサミュエル・コクデ日本支社長は、「ウールマークは、50年以上にわたりウール製品の最高品質を証明してきました。ウールは、天然で再生可能、土に還る、世界で最も環境に優しい繊維の1つです。本日この場で、環境、そして、サスティナブルなライフスタイルを誰よりも心に留めていらっしゃる方にウールマーク賞をお贈りできることを、大変嬉しく思います。」と語りました。

小池都知事は、ウールと環境、そして私たちが今できることと今後やらなくてはならないことを、ザ・ウールマーク・カンパニーだけに語ってくれました。ザ・ウールマーク・カンパニーの活動について、「キーワードは“サスティナブル”“持続可能”だと思います。日々の生活の中で、みんなで「自分さえ良けりゃ」と環境を汚してしまうといつの間にか大切なものを全部失ってしまうことにもなりかねません。そういった意味で100%のウールは本当にサスティナブルそのもの、土に還りますし、人間と同じように「生きてる」と思うんです。一人一人の消費活動が、結局環境を失くしてしまったり、海を汚してしまったり、もしくは廃棄物によって環境そのものを悪くすることに繋がる。やはり消費者教育が必要だろうと思っています。「誰かが何かを守る」っていう、そこで「声を挙げる」っていうことが大事だと思いますし、特に日本人はそうした声にしっかりと反応する国民だと思いますので、環境の大切さをこれからもどんどん発信していただければと思います。そういった意味で本当に貴重なメリノウールの羊を守るという運動を世界中で展開しておられることは素晴らしいと思います。何よりも「着てみる」のが一番よく分かりますから。これからも、ウールが存在し続けるためにどんな環境が必要かをみんなで考えて見るという活動を続けていただきたいと思います。」と語りました。

小池都知事が、ウールと環境について語った貴重なスペシャルビデオインタビューでその全貌をお楽しみください。
https://www.youtube.com/watch?v=G-EGaFJogQ4


■ザ・ウールマーク・カンパニーについて
ウールのグローバル・オーソリティーとして、インターナショナル・テキスタイルやファッション業界を網羅した膨大なネットワークを通じ、ラグジュアリーファッションに欠かせない最高の天然素材であるオーストラリア産メリノウールを提供しています。
24,000以上の牧羊業者の協力のもと、世界中のオーストラリア産ウールのサプライチェーンとの研究開発やマーケティングに投資する非営利法人「オーストラリアン・ウール・イノベーション」の子会社です。
ウールマークのロゴは世界の誰もが認めるブランドであり、牧羊から完成品までパイオニアとしての革新と優れた品質を提供しています。


■ウール・ストーリー
その物語はオーストラリアに暮らすメリノ種の羊を育て、最高級と呼ばれるウールを刈り取る牧羊業者から始まります。メリノウールから製品を作るために、世界のいたるところにある織物工場と協力して研究開発に投資を行い、繊維を向上させ、世界の有力なファッションデザイナーにインスピレーションを与えています。羊たちは、草、水、新鮮な空気、そして太陽の日差しのもと育ちます。ウールは育まれる素材であり、人工的に作られるものではありません。毎年羊たちから取れる羊毛は、再生可能な繊維素材となります。また、生分解性を持つ素材であるウールは、土に還る、地球を汚さない、環境に優しい天然繊維です。

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