中国山東省・石島港 - 京浜間の新航路、わずか2.5日を実現！ パンスターグループは中国への自社船初乗り入れ、 さらに日韓間の増便で輸送サービスに差別化

韓国パンスターグループ(日本総代理店：株式会社サンスターライン、代表取締役社長：舎野 祝光)は、2016年10月よりこれまでの釜山 - 京浜間の日韓高速貨物サービスに加え、中国山東省・石島へ寄港する新航路を開設しました。 パンスターカーゴURL： http://www.panstar.jp/cargo/ パンスターグループの得意とするRORO船(※1)による高速かつ定時制サービスを拡大、このたび石島へ自社船でダイレクトに乗り入れました。 中国(華北)と日本(京浜地区)を迅速・安全に繋ぐことで、従来の石島→大阪ルートで使用実績のある顧客を取り込みます。さらに既存の日韓間を増便し週2便のサービスとすることで、航空貨物や他企業など競合との差別化を図ります。 ※1　RORO船とは、トレーラーなどの車両が、クレーンの力を借りずにランプからそのまま自走で搭載・収納できる貨物船のこと。荷役時の衝撃が一般コンテナ船の荷役に比べて非常に低いのが特徴です。 ■新規サービス ・新航路、中国・石島 - 京浜間の直行便を週2便 ・既存の釜山 - 京浜地区間も週2便に増便 ・週末サービス ・大阪→韓国中継→石島の高速フェリー複合輸送 ■取り込みたい分野 輸入：航空輸送を使用している貨物 輸出：航空輸送を使用している貨物 韓国から中国へシフトしつつある半導体や液晶関連の生産拡大にともない、パンスターグループが得意とする丁寧できめ細やかなサービスで、その関連部品や設備を取り込む予定です。さらに、石島を拠点に天津まで約12時間(トラック移動)という迅速性を強みに、将来的には自動車部品の取り組みも図っていきます。 ■新規寄港サービスの詳細 スケジュール：(1) 石島(金)→釜山(土)→東京(月)→釜山(水)→石島(木) 　　　　　　　(2) 釜山(水)→東京(金)→釜山(日)→石島(月) 運航本船　　：(1) STARLINK ONE(石島航路) 　　　　　　　　　総トン数　7,097トン 　　　　　　　　　積載能力　200TEU(20feetコンテナ換算) 　　　　　　　　　船型　　　RORO船 　　　　　　　　　荷役方式　本船ランプウェーによるRORO荷役 　　　　　　　　　航海速力　23.5ノット 　　　　　　　(2) STARLINK HOPE(京浜 - 釜山　2便目) 　　　　　　　　　総トン数　1.596トン 　　　　　　　　　積載能力　108TEU(20feetコンテナ換算) 　　　　　　　　　船型　　　RORO船 　　　　　　　　　荷役方式　本船クレーン・ランプウェーによるRORO荷役 　　　　　　　　　航海速力　19.0ノット ■パンスターラインの強み ＜安全性・高速・定時制＞ 当社はこれまで、釜山 - 京浜、関西、北陸(東京・大阪・敦賀・金沢)間の航路で運輸サービスを提供してまいりました。高速貨物RORO船を走らせることで、大阪 - 釜山を約19時間で結ぶ高速運送や、正確な定時制サービス、荷物の荷役時や積み込みの際の丁寧な扱いで、荷主さまに安心していただけるサービスを心がけています。 今回の中国本格進出では、石島でのCYカット(※2)、東京でのリリースをいずれも入出港日に設定、通関許可もその日に下りるスケジュールを組むなどリードタイムの短縮を実現、石島 - 京浜間を運航時間たったの2.5日で繋ぎます。 まだ珍しい石島と日本をダイレクトに繋ぐ新サービスの投入により、競合との差別化を図るとともに、京浜地区を起点とする高速貨物RORO船の認知度向上を目指しています。 パンスターカーゴURL： http://www.panstar.jp/cargo/ ※2　CYカットとは、フルコンテナの場合のコンテナヤードへの、搬入締め切り時間のことです。 ■会社概要 商号　　：株式会社サンスターライン(SANSTAR LINE CO.,LTD.) 代表者　：代表取締役社長　舎野 祝光 所在地　：大阪市中央区安土町2-3-13 大阪国際ビル7F 設立　　：1999年8月16日 資本金　：6,000万円 事業内容：船舶代理店業、複合運送業、通関業、旅行業、旅客自動車運送事業