ビジネスパーソン300人への「理想の上司の行動に関する調査」...

ビジネスパーソン300人への 「理想の上司の行動に関する調査」で判明! 「頑張りを評価してくれる」が理想の上司、第1位に!

~部下への対応は「Yes, but」ではなく「Yes, and」で~

『職場を幸せにするメガネ~アドラーに学ぶ勇気づけのマネジメント~』の発行元である株式会社まる出版(所在地:東京都渋谷区、代表取締役社長:高橋 淳二)は、ネットリサーチ会社を通じて、20代~50代のビジネスパーソン310人(男性155人、女性155人)に「上司にとられて嫌だと感じる行動に関する調査」を行いました。

【全体】理想の上司がとるべき行動
【全体】理想の上司がとるべき行動

【質問/理想の上司がとるべき行動について】
「理想の上司が部下に対してとるべき行動とは、どういった行動だと思いますか?特にそう思うものを、3位までお選びください」という質問を行いました。

その結果わかったことは、
1位……「頑張りを見て評価してくれる」(66.1%)
2位……「意見を聞いてくれる」(65.1%)
3位……「ビジョンや方向を示してくれる」(60.3%)
でした。

なお、「特にそう思うもの1位」に限ると、「頑張りを見て評価してくれる」(31.3%)と「ビジョンや方向性を示してくれる」(31.0%)がほぼ同率でした。また、「意見を聞いてくれる」は、2位(24.8%)、3位(24.2%)で挙げる人が多いという結果になりました。

理想の上司がとるべき行動(全体)
https://www.atpress.ne.jp/releases/114848/img_114848_1.jpg

ちなみに「特にそう思うもの1位」を男女別で見てみると、男性は「ビジョンや方向性を示してくれる」(32.9%)、女性は「頑張りを見て評価してくれる」(37.4%)がトップという結果になりました。

理想の上司がとるべき行動(男女別)
https://www.atpress.ne.jp/releases/114848/img_114848_2.jpg


【調査結果を踏まえて】
『職場を幸せにするメガネ~アドラーに学ぶ勇気づけのマネジメント~』の著者であり、東証一部上場の半導体製造装置メーカーである株式会社ディスコの現役部長、小林 嘉男氏は、次のように分析しています。

■「意見を聞く」に、上司と部下との認識のギャップ
非常に興味深いアンケート結果になったと思います。
なぜなら、私が拙著『職場を幸せにするメガネ』で、「幸せ職場をつくるポイント」として記載したことと概ね一致しているからです。

ここでは、第2位の「意見を聞いてくれる」に焦点を当てたいと思います。
なぜなら、私の経験上、上司と部下の認識のギャップが大きいのが、この「意見を聞く」だからです。
上司が、「俺は意見を聞いているぞ」と思っていても、部下は、「この上司は意見を聞いてくれない」と感じていることが多いのです。
どうして、このようなギャップが生まれるのでしょうか?
それは、上司が意見を聞いているつもりでいても、知らず知らずのうちに、部下の意見を否定していることが多いからなんです。

例えば、上司が部下からの提案に次のように答えたとします。
「なるほど、君の意見はわかった。しかし、この点の思慮が足りないのではないかね。このままでは、お客様に提出するのは難しいな。」
上司は意見を聞いているつもりかもしれませんが、部下からすると、「しかし~」以降の上司の言葉で否定されているように感じてしまいます。これでは、部下は意見を聞いてもらったとは受け取れないのです。

■「Yes, but」ではなく「Yes, and」に
では、上司は、どうすればいいのでしょうか?
とてもシンプルです。
「接続詞」の「しかし」を「そして」に変えればいいのです。
「なるほど、君の意見はわかったよ。そして、僕は、この点を加えると、さらにお客様の要望に応えられると思うんだけど、どう思う?」

最初の例は、「Yes, but」になっているのですが、2つ目は、「Yes, and」になっているのです。せっかくYesで返しても、その後にbutが続くと、部下は、自分の意見が否定されたように感じてしまいます。ですから、「but」を「and」に転換して伝える工夫をしてみてください。

第1位「頑張りを見て評価してくれる」、第3位「ビジョンや方向を示してくれる」についても、拙著『職場を幸せにするメガネ』に、上司としてどのようにマネジメントすればいいのか、ポイントが掲載されています。


【書籍概要】
タイトル : 職場を幸せにするメガネ
       ~アドラーに学ぶ勇気づけのマネジメント~
著者   : 小林 嘉男
発行   : まる出版
発売   : サンクチュアリ出版
発売日  : 2016年4月15日(金)
定価   : 1,620円(税込)
ISBN   : 978-4-86113-186-8
特設サイト: http://maru-publishing.co.jp/megane


【著者プロフィール】
小林 嘉男(こばやし よしお)
株式会社ディスコ サポート本部経理部長。
1967年埼玉県生まれ。立教大学卒業後、大手ゼネコンに入社。2000年株式会社ディスコに入社。全社管理会計システムを刷新し、社長賞を受賞。経営支援室長を経て経理部長に就任。部下から「鬼上司」「冷徹人間」の烙印を押されマネジメントの壁にぶつかるも、その後アドラー心理学を取り入れた独自のマネジメント手法を用い、自ら率いる経理部を「働きがいのある会社ランキング」(※)TOP10にランクインする会社内で「働きがいのある職場」1位に導く。経理部長、社内コミュニケーション講座講師、プロメンタルコーチの3足のワラジを履く、異色の経理部長。
※ Great Place to Work(R)調べ


【調査概要】
調査タイトル:お仕事に関するアンケート
調査期間  :2016年8月17日~18日
調査方法  :インターネットリサーチ
調査対象  :310名(男性155名、女性155名)


【会社概要】
商号  : 株式会社まる出版
代表者 : 代表取締役社長 高橋 淳二
所在地 : 〒151-0053 東京都渋谷区代々木1-39-11 MFPR代々木タワー605
設立  : 2015年7月1日
事業内容: 出版業/Webサイトの企画および制作/イベント事業 他
URL   : http://maru-publishing.co.jp/

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