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    サーモフィッシャーサイエンティフィック株式会社

    サーモフィッシャーサイエンティフィック、 省エネを実現する新技術を採用した ノンフロン超低温フリーザーを新発売

    ~従来品比でエネルギー使用量を最大50%削減~

    サーモフィッシャーサイエンティフィック株式会社(本社:神奈川県横浜市、代表取締役:イアン・マイケル・スミス / Ian Michael Smith、以下 サーモフィッシャー)は超低温フリーザー製品である「Thermo Scientific TSX(以下 TSX超低温フリーザー)」を2016年8月31日(水)に日本国内において新発売します。TSX超低温フリーザーは、研究機関やバイオバンクに対して、より環境に配慮した解決策を提案すべく設計されました。サンプル(試料)の品質を損なうことなく、電力消費量の削減、騒音の低減、効率化を実現します。

    TSX超低温フリーザー


    TSX超低温フリーザーはノンフロン冷媒を使用しているため、環境への影響が少なく、高い冷却効率が確保されます。TSX超低温フリーザーの革新的な機能により、従来の冷媒を使用した超低温フリーザーよりもエネルギー使用量を最大で50%削減できます。また、研究室の環境に常に適応した温度の均一化を実現します。

    サーモフィッシャーの温度制御技術担当バイスプレジデント兼ジェネラルマネージャーであるクリス・チャンプリン(Chris Champlin)は、次のように述べています。「エネルギー効率は、多くの研究機関やバイオバンクのマネージャーやサステナビリティ担当者が購入決定を下す際には重視する点ですが、エネルギー効率を追求するあまり、サンプル品質が犠牲になることがあります。この新製品のTSX超低温フリーザーは、比類のない効率、騒音低減、そしてサンプル保護を可能にします。研究機関やバイオバンクでは大幅な消費エネルギー削減の恩恵を受けられるだけではなく、サンプルがその保護を目的として設計された環境で保管されるため、サンプルの品質に確信を持つことができます」

    従来の超低温フリーザーでは、一定の速度で運転するコンプレッサーが継続的にオンとオフを繰り返して温度制御を行うため、フリーザーの扉の開閉により温度が上昇し、設定温度までの復帰に時間を要します。一方TSX超低温フリーザーは、独自のV-Driveテクノロジーを備えています。

    安定した条件下では、V-Driveは低速で動作して均一温度を保ちながらエネルギー消費量を抑えるよう設計されています。扉の頻繁な開閉が生じたときやフリーザーにサンプルが収納されたときなどには、制御システムがその動作を検出し、駆動速度を上げて短時間で設定温度に復帰させます。

    また、V-Driveにより、TSX超低温フリーザーは従来の超低温フリーザーと比べて最大で20倍の静音性を実現しています。人の多い研究所やバイオバンクでは、コンプレッサーから恒常的に発生する騒音はコミュニケーションの妨げとなり、理想的とは言い難い職場環境になってしまうこともあります。さらに、このフリーザーには水で発泡する水泡性断熱材が使用されており、ウレタン断熱材を使ったフリーザーに特有のガス放出を伴わないという利点を備えています。

    TSX超低温フリーザーは、研究機関やバイオバンクがたとえ東日本または西日本に位置していても、一般的な100ボルト電源で動作するため日本全国どこでも使用することが可能です。各地域の電気要件に応じて、TSX超低温フリーザーはユニバーサル電源装置を備えており、これが100V 15A電源に接続されると自動的に50Hzまたは60Hzを選択します。こうした最適化により、日本のお客様の研究機関やバイオバンクにおいても、設置場所をより柔軟に選択していただくことが可能となります。

    TSX超低温フリーザーの詳細については、以下のサイトでご確認いただけます:
    http://www.thermofisher.com/jp/ja/home/life-science/lab-equipment/cold-storage/ultra-low-freezers-accessories/ultra-low-temperature-freezers/tsx-series-ultra-low-temperature-freezers.html


    ■サーモフィッシャーサイエンティフィック インコーポレイテッドについて
    サーモフィッシャーサイエンティフィック インコーポレイテッド(本社:米国マサチューセッツ州ウォルサム、NYSE:TMO)は、170億ドルの収益と世界50ヵ国に50,000人を超える従業員を擁する、世界をリードする科学サービス企業です。私たちのミッションは、私たちの住む世界を「より健康で、より清潔な、より安全な場所」にするために、お客様へ製品・サービスを提供することです。私たちはお客様がライフサイエンス研究をさらに加速させ、分析における複雑な課題を解決し、臨床診断を向上させ、研究室の生産性を高めることを支援します。当社の強力なブランドである、Thermo Scientific、Applied Biosystems、Invitrogen、Fisher Scientific、Unity Lab Servicesブランドは、革新的な技術、購入における利便性、包括的なサポートについて、他に類を見ない組み合わせをご提供します。

    URL: http://corporate.thermofisher.com


    ■サーモフィッシャーサイエンティフィック株式会社(日本法人)について
    サーモフィッシャーサイエンティフィック インコーポレイテッドの日本法人である、サーモフィッシャーサイエンティフィック株式会社は、総合システム分析機器およびバイオ関連機器、研究用試薬などの販売会社です。日本国内では横浜、東京、大阪、福岡に拠点を持ち、質量分析計をはじめとする各種分析機器、各種バイオ関連機器、計測器、医療機器、ラボ用ソフトウェア、研究用試薬を取り扱っています。
    本社   : 神奈川県横浜市神奈川区守屋町3-9
    代表取締役: イアン・マイケル・スミス
    URL    : http://www.thermofisher.com

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    サーモフィッシャーサイエンティフィック、
「Olink Target 48 Neurodegeneration Panel」を
日本市場で販売開始
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「Olink Target 48 Neurodegeneration Panel」を
日本市場で販売開始

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    サーモフィッシャーサイエンティフィック ジャパングループ

    2025年10月1日 09:00

    「オンコマイン Dx Target Test マルチ CDxシステム」
について、HER2(ERBB2)遺伝子変異陽性の切除不能な
進行・再発の非小細胞肺癌を対象とした
コンパニオン診断システムとして保険適用
    「オンコマイン Dx Target Test マルチ CDxシステム」
について、HER2(ERBB2)遺伝子変異陽性の切除不能な
進行・再発の非小細胞肺癌を対象とした
コンパニオン診断システムとして保険適用

    「オンコマイン Dx Target Test マルチ CDxシステム」 について、HER2(ERBB2)遺伝子変異陽性の切除不能な 進行・再発の非小細胞肺癌を対象とした コンパニオン診断システムとして保険適用

    サーモフィッシャーサイエンティフィック ジャパングループ

    2025年9月30日 09:00

    「オンコマイン Dx Target Test マルチ CDxシステム」に
ついて、IDH1遺伝子変異陽性の胆道癌を対象とする
「イボシデニブ」のコンパニオン診断システムとして
一部変更承認を申請
    「オンコマイン Dx Target Test マルチ CDxシステム」に
ついて、IDH1遺伝子変異陽性の胆道癌を対象とする
「イボシデニブ」のコンパニオン診断システムとして
一部変更承認を申請

    「オンコマイン Dx Target Test マルチ CDxシステム」に ついて、IDH1遺伝子変異陽性の胆道癌を対象とする 「イボシデニブ」のコンパニオン診断システムとして 一部変更承認を申請

    サーモフィッシャーサイエンティフィック ジャパングループ

    2025年9月10日 10:00

    「オンコマイン Dx Target Test マルチ CDxシステム」に
ついて、HER2(ERBB2)遺伝子変異陽性の切除不能な進行・再発の
非小細胞肺癌を対象とした「ゾンゲルチニブ」の
コンパニオン診断システムとして、一部変更承認を取得
    「オンコマイン Dx Target Test マルチ CDxシステム」に
ついて、HER2(ERBB2)遺伝子変異陽性の切除不能な進行・再発の
非小細胞肺癌を対象とした「ゾンゲルチニブ」の
コンパニオン診断システムとして、一部変更承認を取得

    「オンコマイン Dx Target Test マルチ CDxシステム」に ついて、HER2(ERBB2)遺伝子変異陽性の切除不能な進行・再発の 非小細胞肺癌を対象とした「ゾンゲルチニブ」の コンパニオン診断システムとして、一部変更承認を取得

    サーモフィッシャーサイエンティフィック ジャパングループ

    2025年8月27日 14:00

    新たな次世代シーケンシング技術を用いた
「オンコマイン(TM) Dx Express Test マルチ CDxシステム」、
乳癌のPIK3CA、AKT1、PTEN遺伝子変異、
固形癌のNTRK融合遺伝子を検出する
コンパニオン診断システムとして申請
    新たな次世代シーケンシング技術を用いた
「オンコマイン(TM) Dx Express Test マルチ CDxシステム」、
乳癌のPIK3CA、AKT1、PTEN遺伝子変異、
固形癌のNTRK融合遺伝子を検出する
コンパニオン診断システムとして申請

    新たな次世代シーケンシング技術を用いた 「オンコマイン(TM) Dx Express Test マルチ CDxシステム」、 乳癌のPIK3CA、AKT1、PTEN遺伝子変異、 固形癌のNTRK融合遺伝子を検出する コンパニオン診断システムとして申請

    サーモフィッシャーサイエンティフィック ジャパングループ

    2025年7月31日 10:00

    サーモフィッシャーサイエンティフィック ジャパングループ
 肺がん個別化医療のさらなる進展を目指して、
国立がん研究センター東病院と戦略的提携 
新規肺がんマルチ遺伝子検査の臨床応用に向けて
    サーモフィッシャーサイエンティフィック ジャパングループ
 肺がん個別化医療のさらなる進展を目指して、
国立がん研究センター東病院と戦略的提携 
新規肺がんマルチ遺伝子検査の臨床応用に向けて

    サーモフィッシャーサイエンティフィック ジャパングループ  肺がん個別化医療のさらなる進展を目指して、 国立がん研究センター東病院と戦略的提携  新規肺がんマルチ遺伝子検査の臨床応用に向けて

    サーモフィッシャーサイエンティフィック ジャパングループ

    2025年7月28日 11:30