観光列車ブームの先駆け『五能線物語』を発売JR東日本秋田支社...

観光列車ブームの先駆け『五能線物語』を発売 JR東日本秋田支社、驚異の仕事を初公開 全線開通80周年、読者限定プレゼントも

株式会社PHP研究所(京都市南区、代表取締役社長:清水卓智)は、2016年7月16日、遠藤功著『五能線物語~「奇跡のローカル線」を生んだ最強の現場力』(1,512円税込)を発売しました。本書は、東北の一路線を廃線の危機から「日本で一番乗りたいローカル線」に再生したJR東日本秋田支社のインサイドストーリーを初公開するビジネス・ノンフィクション。7月30日、五能線が全線開通80周年を迎えるにあたり、レアでオリジナルな記念グッズの読者プレゼントも実施します。

『五能線物語』書影
『五能線物語』書影

■「観光列車のパイオニア」誕生秘話を初公開
ローカル線ブームの日本。趣向を凝らした観光列車、リゾート列車は、深刻な過疎化が進む地方を活性化させる起爆剤として注目を集めています。その火付け役となったのが「リゾートしらかみ」で知られる五能線。牽引してきたのはJR東日本(東日本旅客鉄道株式会社)の中で全社収入のわずか1%にすぎない、一番小さな秋田支社の鉄道人たちでした。
本書は五能線の魅力を伝えるガイドブックでも、鉄道ファンにマニアックな情報を紹介するものでもありません。廃線の危機に晒された東北の一路線を、年間10万人以上が訪れる「日本で一番乗りたいローカル線」に再生したインサイドストーリーを、「現場力」の第一人者、遠藤功氏(ローランド・ベルガー日本法人会長)が詳説するビジネス・ノンフィクションです。鉄道人たちの深い地元愛と仕事への誇り、驚異と感動の全仕事が、本書で初めて公開されます。

■新型リゾートしらかみ「橅」(ブナ)で実際に使われた
 ステンレス製「ペーパーウェイト」の読者限定プレゼントも実施
2016年7月30日、全線開通80周年を迎える五能線。そこで読者限定オリジナルグッズのプレゼントキャンペーンを実施します。賞品は、7月16日にデビューしたばかりの新型リゾートしらかみ「橅」(ブナ)編成で実際に使われたステンレスを素材に製作された「ペーパーウェイト」(非売品)。たいへんレアで貴重な一品です。本書の帯に印刷した応募券をお送りいただいた方から、抽選で80名様にプレゼントします(締切:10月31日)

■五能線について
明治41年(1908)7月、能代(現東能代駅)~能代町(現能代駅)間が開通、後に能代線と名称を改め、大正7年(1918)に陸奥鉄道川部~五所川原間が開通。後に陸奥鉄道・五所川原線と名称を改めた2つの路線が、五能線のはじまり。昭和11年(1936年)には全線開通し、五所川原線と能代線から文字をとって「五能線」と名付けられた。その後、モータリゼーションの影響もあり、廃線の危機に晒され、住民の生活路線からの転換を図ることになる。平成2年(1990)海風を肌で感じられる展望デッキ付の「ノスタルジックビュートレイン」が運行開始。沿線の白神山地の世界自然遺産登録、秋田新幹線こまちの開業とともに「リゾートしらかみ」の運行をスタートし、地元自治体の協力を得つつ、現在では人気のローカル線として、全国の鉄道ファン、旅行好きの注目を集めている。
※JR東日本秋田支社 五能線全線開通80周年記念Webサイト
 http://www.jreast.co.jp/akita/gonosen80th/

■著者・遠藤功氏プロフィール
ローランド・ベルガー日本法人会長。早稲田大学商学部卒業。米国ボストンカレッジ経営学修士(MBA)。三菱電機株式会社、米系戦略コンサルティング会社を経て、現職。経営コンサルタントとして、戦略策定のみならず実行支援を伴った「結果の出る」コンサルティングとして高い評価を得ている。ローランド・ベルガーワールドワイドのスーパーバイザリーボード(経営監査委員会)アジア初のメンバーに選出された。株式会社良品計画 社外取締役。ヤマハ発動機株式会社 社外監査役。損保ジャパン日本興亜ホールディングス株式会社 社外取締役。日新製鋼株式会社 社外取締役。コープさっぽろ有識者理事。『現場力を鍛える』『見える化』(以上、東洋経済新報社)、『新幹線お掃除の天使たち』(あさ出版)など、ベストセラー著書多数。

■本書の概要
・タイトル:五能線物語 (副題:「奇跡のローカル線」を生んだ最強の現場力)
・著者:遠藤功(ローランド・ベルガー日本法人会長)
・判型(製本):四六判並製
・定価:1,512円(本体価格1,400円)
・発売日:2016年7月16日
・詳細は当社ホームページまで
 http://www.php.co.jp/books/detail.php?isbn=978-4-569-83009-4

取材依頼・商品に対するお問い合わせはこちら

プレスリリース配信企業に直接連絡できます。

  • 会社情報