六甲高山植物園 湿生植物区 子どもたちに人気の食虫植物が見頃...

六甲高山植物園 湿生植物区 子どもたちに人気の食虫植物が見頃です!

阪神電気鉄道株式会社(本社:大阪市 社長:藤原崇起)のグループ会社である六甲山観光株式会社(本社:神戸市 社長:宮西幸治)が運営する六甲高山植物園では、「湿地性の植物とともに、せせらぎ、湿地などの風景も楽しんでいただける空間づくり」をコンセプトに、今年4月に湿生植物区のリニューアル工事を行いました。その一部に、耐寒性のある「サラセニア」「ハエトリソウ」「モウセンゴケ」などの食虫植物の露地栽培を行い、お子様を含め、幅広い世代のお客様に楽しんでいただける空間を作っています。また、子ども達に広く植物に親しんでいただくことを目的に、子ども向けの観察体験プログラムも実施いたします。

食虫植物
食虫植物

〈サラセニア〉
ウツボカズラの捕虫嚢(ほちゅうのう)に形状が似た嚢状の葉をもつ食虫植物で、昆虫やその他の小動物をおびき寄せ、捕らえ、消化し、養分を吸収します。捕虫嚢は鮮やかな色と複雑な模様を持ち、開口部の縁からは、蜜を分泌して昆虫をおびき寄せます。昆虫は、いったん捕虫嚢の中に入ると、内部の鋭い下向きの毛によって、はい上がることができず、最終的には胃酸に似た分泌物によって消化され死んでしまいます。現在お花が咲いており、8月上旬頃までお楽しみいただける見込みです。

〈ハエトリソウ〉
園内で最も人気のある食虫植物です。名前は「ハエトリソウ」とありますが、ハエの他にもダンゴムシやアリ、ハチなども捕えます。開いた葉の内側からは虫を誘引する蜜が分泌されます。葉の内側には両側に3本ずつ計6本の棘があり、それを続けて2回刺激すると葉が素早く閉じる仕組みになっています。また、葉の閉じる速度は0.5秒ほどであると言われています。

〈モウセンゴケ〉
漢字では「毛氈苔」と書きます。葉の表面に腺毛がたくさん生えていて、その先からきらきらと光る粘液を分泌し、虫を貼りつけ、消化吸収してしまいます。花序の先はわらび巻き状で、数個の花が片側につきます。北海道~九州、樺太・千島・朝鮮、北半球の温帯~亜熱帯に広く分布し、日当たりのよい酸性湿地にはえる多年草です。園内では現在、小さな白い花を咲かせており、8月上旬頃までお楽しみいただける見込みです。

<夏休みイベント情報>
■夏休みの宿題解決 観察の達人になろう!
「葉の付き方」「花のかたち」といった、植物を識別する際にポイントとなる箇所を紹介することで、植物を観察する目を養っていただきます。ワークシートには、2つのレベルを設け、「初級編」では観察ポイントの紹介、「上級編」では園内や身近にある植物を観察し、分類に挑戦します。完成したワークシートは、「観察の達人」の証しとなるほか、自由研究の成果としてご活用頂けます。

【期間】7月16日(土)~8月31日(水)
【時間】10:00~17:00(16:30受付終了)
【会場】六甲高山植物園内
【参加費】無料(別途入園料要)
【共催】阪急阪神ホールディングス株式会社
※本プログラムは、阪急阪神ホールディングスの「ゆめまちプロジェクト」( https://www.hankyu-hanshin.co.jp/yume-machi/ )に認定されています。

<観察ポイントの例>
・葉っぱのつき方を比べてみよう
・食虫植物の虫の取り方を比べてみよう
・花の形を比べてみよう

詳細はこちら
https://www.rokkosan.com/hana/event/cat_flower/417/


ショップ・アルピコラにて食虫植物の苗を販売中!
園内にある「ショップ・アルピコラ」では、「モウセンゴケ」「ムシトリスミレ」「ハエトリソウ」などの苗を販売しています。育て方についての資料もお渡ししておりますので、夏休みの自由研究にもおすすめです。


◆リリースに関するお問合せ先
六甲高山植物園
TEL:078-891-1247 / FAX:078-891-0137
住所:〒657-0101 神戸市灘区六甲山町北六甲4512-150

◆営業概要
【開園期間】3月19日(土)~11月23日(水・祝)
【休園日】9月1日(木)、8日(木)
【開園時間】10:00~17:00(16:30受付終了)
【入園料】大人(中学生以上)620円/小人(4歳~小学生)310円/シニア(65歳以上)520円

六甲高山植物園 https://www.rokkosan.com/hana/
リリース http://www.hankyu-hanshin.co.jp/file_sys/news/4332.pdf

発行元:阪急阪神ホールディングス
    大阪市北区芝田1-16-1

カテゴリ:
イベント
ジャンル:
レジャー・旅行
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