カミンズとコマツ グローバルな地域社会の発展のため、社会貢献...

カミンズとコマツ グローバルな地域社会の発展のため、 社会貢献活動で協業

Cummins Inc.(ニューヨーク証券取引所:CMI、以下 カミンズ)の会長兼CEOであるトーマス・ラインバーガー氏と、株式会社小松製作所(以下 コマツ)の代表取締役兼CEOである大橋 徹二氏は、世界各国で地域社会を発展させるため、両社間で既に築かれている強力なビジネス関係を基礎とし、グローバルな社会貢献活動で協業することを発表しました。

<トーマス・ラインバーガー氏のコメント>
「カミンズとコマツは、数十年にわたって強い業務提携関係を築き上げ、発展させてきました。私たちはそれぞれの事業で、そして同様に地域社会に住む人々に対しても、共通の目標と抱負を抱いています。私たちの従業員が持っているスキルと、それぞれの会社が世界で示している存在感、そして両社の強力な業務提携という強みを使えば、最も必要としている人たちに機会を提供することができます。これはカミンズにとってもコマツにとっても利益になりますが、最も重要なのは地域社会にとって利益になることです」


<大橋 徹二氏のコメント>
「私たちは共通の責任を負っています。それは、信頼できる方法で製品を製造し、サポートしていくこと、そして自社が事業を行う地域社会の人々のために教育に尽力し、機会を増やしていくことです。地域社会に住む人たちのお役にたてるよう協業することによって、私たちの事業関係はさらに強化されるに違いありません。コマツは、カミンズのような信頼のおけるパートナーと共に、このようなグローバルな協力関係を築けることに喜びを感じています」


コマツとカミンズは、数年前に人材育成に関する共通の責任を有していることを確認してから、グローバルな社会貢献活動の協業について検討を重ねてきました。両社とも既に、それぞれの地域社会で技術教育に投資をしています。例えば、カミンズ地域技術教育(TEC)プログラムは、提携教育機関が業界関連のカリキュラムを作成したり、教師の育成を行ったり、生徒が必要とする職業紹介や実習体験を行ったりすることを支援する標準的基盤を創りあげることで、技術的な能力の差を埋めることに特化したものです。コマツも同様のグローバル教育プログラムを策定しています。

社会貢献活動における協業は、グローバル企業にとって重要な機会です。それによって地域社会にとって大変価値のある従業員のスキルと、長年の事業提携によって培われた強力なビジネス関係が強化されるからです。カミンズとコマツは、数十年にわたる緊密な連携のもと、鉱業や建設の市場に装置を提供し続けてきました。この関係こそが真の協業でしょう。カミンズとコマツは互いの顧客であり、サプライヤーであり、そして共同事業者でもあるのです。この基盤に立ってみれば、次の段階が社会貢献活動における協業であるのは自然の流れでしょう。


<カミンズ財団 社会貢献活動担当部門 常任理事兼最高経営責任者 メアリー・チッツワース・チャンドラー氏のコメント>
「コマツとカミンズは共に、事業を行っている地域社会の問題を解決するために、重要な役割を果たしているということを確信しています。こうした取り組み、特に教育への相互関係においてコマツと協力できることを嬉しく思っています。世界中の地域社会では、能力の格差による失業や低賃金労働などに苦しめられており、この負担が家庭に重くのしかかっています。私たちは、その地域に住む人々がスキルを高めるための手助けをし、1社だけではなしえないような大きな功績を共に生み出していけるでしょう。世界中の人々の生活を向上させるために、地域社会が他の会社と協力するのは大歓迎です」


<コマツ CSR室長 倉澤 佳子氏のコメント>
「私たちのチームの経験を結集させれば、このような問題に取り組むうえで飛躍的な進歩を遂げられるに違いありません。私たちの活動が功を奏するように、社会貢献活動についてのベストプラクティスを共有するつもりです」


このグローバルな協業を正式に発足させる前に、カミンズとコマツは、他の地域社会プロジェクトでも提携しています。2016年初め、コマツとカミンズはオーストラリアで、TECの連携について国家規模で協定を結び、国内全土で5つの教育プログラムについての計画を進めています。南アフリカでは、カミンズとコマツ、シュナイダーエレクトリックが2016年にTECプログラムを発足させる計画を立てています。米国では、コマツとカミンズ、それにユタ州など他のパートナーと共に、ディーゼルエンジン技術の職業訓練に関するプログラムをソルトレイクシティで立ち上げました。この職業訓練計画には、高校のディーゼルに関するプログラムが2つと、コミュニティカレッジのものが1つ含まれています。最後にペルーでも、コマツと三井ペルー、カミンズペルーが、アレキパで現地の学校であるSENATIと提携して、建設機械の整備を専門とする人材育成プログラムを開始したばかりです。

カミンズとコマツは、それ以前にも他の企業と協力して、よりよい社会貢献活動を達成した実績があります。2015年、カミンズはシュナイダーエレクトリックとグローバルな社会貢献活動の協業を正式に締結し、TECとエネルギー利用についての計画で提携しています。またコマツは、様々な顧客や投資家たちと提携を結んでいます。

カミンズとコマツ双方の代表者は、このグローバルな社会貢献活動の協業が、他の企業をインスパイアし、そのスキルや才能を発揮して、すべての人々にとって機会を増やすような試みが提携によって進められることを願っています。


<カミンズとは>
カミンズは、ディーゼルエンジン、天然ガスエンジンに加え、燃料装置や制御装置、空調器具、エアハンドリング、フィルトレーション、排出ガス後処理装置、発電システムなど関連技術の設計や製造、販売、サービスを相互補完的に手がける動力機器のグローバルリーダーです。
米国インディアナ州コロンバスに本社を置くカミンズは、全世界におよそ55,000人の従業員を擁し、600社を数える直営/独立系の販売会社、そして7,200社あるディーラーのネットワークを通じて、およそ190の国と地域のお客様に貢献しています。

【本社概要】
商号   : Cummins Inc
代表者  : トーマス・ラインバーガー
設立年月日: 1919年
資本金  : $2,178,000,000
所在地  : Columbus, Indiana, USA
URL    : http://www.cummins.com/

【カミンズジャパン概要】
商号   : カミンズジャパン株式会社
代表者  : フランクリン・マシュー・ジャミソン
設立年月日: 1961年10月30日
資本金  : 90,000,000円
所在地  : 東京都港区海岸1-16-1 ニューピア竹芝サウスタワー15F
URL    : http://www.cummins.jp/

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