「子供教育プログラムー耳の構造と仕組みー」開催 音がどのようにして聞こえるのか人工骨解剖実習で学ぼう!

    2018年8月30日 14:30

    近畿大学医学部耳鼻咽喉科学教室(大阪府大阪狭山市、教授:土井勝美)は、10月6日(土)、小・中学生を対象とする「子供教育プログラム―耳の構造と仕組み―」を、新潟大学医学部分子生理学分野との共催で開催します。この催しは、10月3日(水)~6日(土)に開催される「第28回日本耳科学会」に続いて実施されます。

    【本件のポイント】
    ●小・中学生が医療への関心を促すためのイベント
    ●人工側頭骨の解剖実習や講義を通して「聞こえ」について学ぶ
    ●耳の病気の最新の治療法についても学ぶ機会に

    【本件の概要】
    私たちをとりまくさまざまな音を、私たちはどのようにして聞いているのでしょうか。本イベントでは、「聞こえ」を生み出す耳の不思議な仕組みと働きを学ぶために、国内外の臨床医による講義や、人工側頭骨の解剖実習を実施します。また、人工聴覚器と呼ばれる機械を体内に埋め込んで「聞こえ」を取り戻す最新の医療についても紹介。子供たちが生命や身体の不思議に触れ、科学や医療に興味を持ってくれることを期待しています。

    ■日  時:平成30年(2018年)10月6日(土)14:00~18:00(13:40受付開始)
    ■場  所:大阪国際会議場(グランキューブ大阪)12階特別会議場
          (大阪府大阪市北区中之島5丁目3-51
           京阪電車中之島線「中之島(大阪国際会議場)駅」2番出口すぐ)
    ■対  象:小学生(4・5・6年生)、中学生 ※小学生は保護者同伴
    ■定  員:20~25名
    ■参加費 :無料
    ■申込方法:下記メールアドレスに、件名に「子供教育プログラム参加申し込み」と記載し、住所・氏名(小学生は保護者氏名も)・電話番号・学校名・学年・性別を本文に記載の上ご応募ください。
    ■申込締切:9月20日(木)必着(応募多数の場合は先着順)
    ■主  催:近畿大学医学部 耳鼻咽喉科学教室
    ■共  催:新潟大学医学部 分子生理学分野
    ■後  援:大阪府耳鼻咽喉科医会、兵庫県耳鼻咽喉科医会
    ■お問合せ:「子供教育プログラム―耳の構造と仕組み―」事務局
    E-mail:nkawamura@med.niigata-u.ac.jp TEL(025)227-2073

    【プログラム】
    14:00~15:00
    (1)音の性質
    高音と低音が波の周波数で、大きさが振幅で規定されることを木琴やモノコード、音叉(おんさ)を使いながら学びます。
    (2)耳のしくみと働き
    外耳・中耳・内耳の構造や気導・骨導について講義します。

    15:10~16:30
    (3)人工側頭骨削開
    4人のグループに分かれ、医師が人工の側頭骨を削開。
    耳の構造を顕微鏡で観察し、実際に鼓膜や耳小骨に触れていただきます。
    (4)内耳における音伝達について
    基底板運動や有毛細胞の構造等についてお話します。

    16:40~17:40
    (5)耳の病気と人工聴覚器
    耳の病気・難聴について、実物の人工聴覚器に触れたり、患者さんの手術の体験談を聞いたりすることで理解を深めます。

    17:40~18:00
    (6)質疑応答・修了書授与

    子供教育プログラムポスター
    子供教育プログラムポスター
    第28回日本耳科学会のチラシ
    第28回日本耳科学会のチラシ

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