近畿大学水産研究所・水産養殖種苗センターが国際貢献　インドネシア企業の社員が9カ月間にわたり養殖技術を学ぶ

近畿大学水産研究所・水産養殖種苗センター（和歌山県白浜町）は、令和元年（2019年）11月1日（金）から令和2年（2020年）7月31日（金）までの9カ月間、水産飼料や養殖魚の生産・販売をグローバルに展開するインドネシア企業「PT SURI TANI PEMUKA（スリ タニ ペムカ、略称：STP）」の社員4人を研修員として受け入れます。
令和元年（2019年）11月1日（金）に、近畿大学水産研究所白浜実験場で歓迎式典を行います。

【本件のポイント】
●近畿大学水産研究所・水産養殖種苗センターでインドネシア企業の社員4人を受け入れ
●研修初日に水産研究所白浜実験場で歓迎式典を実施
●国際貢献として研修員を受け入れ、インドネシアの養殖業界のリーダーを養成する

【本件の内容】
STP社は、インドネシアの農業・水産業大手「JAPFA」の水産部門子会社で、水産飼料や養殖魚の生産・販売をグローバルに展開しています。近畿大学は、ウナギなどの種苗生産、養殖研究を通じて親会社のJAPFA社とかねてから協力体制を築いており、今年4月には近畿大学水産養殖種苗センターとSTP社がMOUを締結しました。これをきっかけに、人材交流や共同研究に取り組んでいますが、このたびSTP社の社員4人が9カ月間にわたって水産養殖種苗センターに滞在し、近畿大学が長年培ってきたマダイなどの種苗生産や海面養殖のノウハウを学ぶことになりました。

【STP社社員の研修】
期　間：令和元年（2019年）11月1日（金）～令和2年（2020年）7月31日（金）
場　所：近畿大学水産養殖種苗センター
　　　　白浜事業場（和歌山県西牟婁郡白浜町1-5）
　　　　浦神事業場（和歌山県東牟婁郡那智勝浦町浦神604-12）
研修員：STP社研修員　4人（男性2人、女性2人）

【歓迎式典】
日　時：令和元年（2019年）11月1日（金）13：30～14：30
場　所：近畿大学水産研究所白浜実験場　本館3階　来賓室
　　　　（和歌山県西牟婁郡白浜町3153）
出席者：STP社研修員　4人
　　　　STP社人事部長　Budhi Rahyono（ブディ　ラヨノ）氏
　　　　水産養殖種苗センター　センター長　岡田　貴彦（おかだ　ときひこ）他
式次第：13：30～13：35　センター長挨拶
　　　　13：35～13：40　研修生紹介
　　　　13：40～13：50　研修概要説明
　　　　13：50～13：55　記念品贈呈
　　　　13：55～14：05　記念写真撮影

【関連リンク】
特命教授　水産養殖種苗センター　岡田　貴彦（オカダ　トキヒコ）
https://www.kindai.ac.jp/meikan/1334-okada-tokihiko.html