「生きるつらさ」を感じた先にこそ出会える「本当の幸せ」。

    USEN1位アーティストが綴った、「生きるつらさ」の乗り越え方。

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    2020年8月17日 06:00
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    生きるつらさを赤裸々に綴った、本書。

    2019年12月に出版され、紀伊國屋総合ランキング3位を獲得し、ダ・ヴィンチニュースの記事ランキングでは3日連続1位を獲得し、話題になった「生きるのが苦しいなら〜仏像と生きた3285日〜」。

    発売から1年以上経った今でも、Amazonのレビューが増えるなど、ロングセラーになっている。

    本書は、歌手、そして“仏像オタクニスト”として活動しているSALLiAの自伝的エッセイである。

    そんなSALLiAの人生には幼少期から、常に「生きづらさ」があった。

    同級生からの殴る蹴るのいじめ、毒親とも言える母親から束縛、教師から求められる「いい子」としての自分、父親からの言葉の暴力、さらには彼氏からのレイプ未遂事件…。

    まさに「壮絶な人生」と言っても、余りあるほどSALLiAの人生は、つらく悲しいものといえるだろう。

    なぜ、彼女は「生きるつらさ」を乗り越えられたのか?

    そんなSALLiAは、20歳で一度自死を考える。そのタイミングで、偶然出会ったのが「仏像」という存在だった。

    そう。この本は、単なる自叙伝ではない。
    SALLiA自身が「生きるつらさ」を告白する物語ではなく、「生きるつらさ」を乗り越えるまでを描いた物語なのだ。

    歌って作って踊るというスタイルで活動し、USEN1位を獲得するまでになったアーティストが、どうして仏像オタクニストになったのか?

    本書を読み進めるうちに、その謎は解消される。

    SALLiAにとって、「仏像オタクニスト」という活動は「自分が生きるつらさ」を乗り越えた「証」であり、「決意」でもあるのだろう。

    何度も何度も、死ぬことを考えたSALLiAがどのようにして「生きるつらさ」を乗り越えたのか?
    そして、そこに「仏像」がどのような立ち位置で登場するのかを是非、自分の目と心で確かめてみて欲しい。

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