市民公開講座「災害史から学ぶこれからの防災」 防災・減災で安全安心のまちづくりを

    2016年11月25日 14:00

    近畿大学工業高等専門学校(三重県名張市)は、平成28年(2016年)12月16日(金)に、文部科学省の大学間連携共同教育推進事業(近畿地区7高専連携による防災技能を有した技術者教育の構築)の一環で、市民公開講座を開催します。

    【講座の内容】
    「災害史から学ぶこれからの防災」
    講師:名張市地域防災活動推進員、みえ防災コーディネーター 宮下 健(みやした たけし) 氏
    災害発生時の被害を最小限に抑えるためには、過去の災害について学び、災害時に必要な知識と対策を明らかにして次の災害に備えることが重要です。今回は、災害史への視点と防災活動、時代の変換点となった大災害とその教訓や、今後の防災活動の方向性についてわかりやすく解説します。
    文部科学省の大学間連携共同教育推進事業による、防災に関する公開講座の開催は今年で5年目で、昨年は約200人が参加しました。

    ■日  時:平成28年(2016年)12月16日(金)14:40~15:40(14:20開場)
    ■場  所:近畿大学工業高等専門学校 1号館大教室(三重県名張市春日丘7-1、近鉄大阪線「近鉄名張駅」よりバスにて約8分「近大高専前」下車)
    ■定  員:300人(入場無料、当日参加可、なお本校1年生も一緒に聴講します)
    ■申込方法:講座開催日、住所、氏名、電話・FAX番号、メールアドレスを明記の上、電話、FAX、メールのいずれかの方法で下記へお申込みください。
    ■お問合せ:近畿大学工業高等専門学校事務部
          TEL(0595)41-0111 FAX(0595)62-1320 E-mail:kkoza@ktc.ac.jp

    【講師プロフィール】
    名張市地域防災活動推進員 宮下 健 氏
    昭和13年(1938年)11月10日生(78歳)、防衛大学校卒業
    名張市地域防災活動推進員(平成20年10月~)として、市民の防災知識の普及・自主防災活動の支援などに関わる。

    所  属:名張市企画財政部危機管理室(臨時職員)
    資格等 :みえ防災コーディネーター(県指定)
    主な経歴:区長(蔵持第2ブロック区長幹事)(平成6~9年度)
         梅が丘自治会長(平成8~9年度)
         梅が丘市民センター館長(平成10~12年度)
         名張市行政相談員(平成12~14年)
         市議会議員(1期 平成14年8月~平成18年7月)

    【大学間連携共同教育推進事業について】
    文部科学省が推進する事業で、国公私立の設置形態を超えて、地域や分野に応じて大学間(今回の場合は「近畿地区7高専」)が相互に連携し、社会の要請に応える共同の教育・質保証システムの構築を行う取組の中から優れた取組を選定。重点的な財政支援を行うことにより、教育の質の保証と向上、各校の強みを生かした機能別分化を推進することを目的としています。

    【近畿地区7高専連携による防災技能を有した技術者教育の構築について】
    「大学間連携共同教育推進事業」に採択された教育プログラム 近畿地区7高専が協働で、国公私立の垣根を越えて、災害時にリーダーとして活動できる防災技能をもった技術者教育を行い、高専生の特徴である実践的な問題解決力を生かしながら能動的に防災・減災に取り組み、安全安心なまちづくりに中核的な存在として活躍する人材育成を目指します。
    ■代表校
     明石工業高等専門学校
    ■連携校
     舞鶴高専・奈良高専・和歌山高専・大阪府大高専・神戸市立高専・近畿大学高専
    ■連携機関
     兵庫県・明石市・神戸市・寝屋川市・大和郡山市・
     御坊市・舞鶴市・名張市・公益社団法人 兵庫工業会
    ■取組期間
     平成24年(2012年)度~平成28年(2016年)度

    昨年の公開講座の様子
    昨年の公開講座の様子

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