Vol.3 \MUG特集/ 手仕事のマグカップ

    北海道小樽近郊で活躍中の作家作品

    サービス
    2021年3月20日 11:00

    岩山 陽平

    洗練されたシンプルなデザインに温もりを。余計なものを削ぎ落としてシンプルに作られたデザインは、読書や仕事中の「ながら」作業中にも安心してお使い頂ける安定感があります。木肌のように表面に流れる茶色い線は、粘土に含まれる鉄粉が釉薬によって流れたもの。流れ星のように現れています。地元北海道の粘土を10%ほど使用。

    Profile
    1987年4月7日生まれ、札幌在住
    2007年春
    サラリーマンだった頃、余市への配達中に陶芸に出会い、陶芸家になることを夢見る。
    2007~2011年夏
    札幌市にて陶芸家タニグチススム氏のもと器や彫刻を遊びながら学び、主に薪窯で焼成。
    薪窯について、基礎を教わる。
    2012年春
    プロの陶芸家になるのを諦めかけていた頃、土鍋を習いに陶芸教室に通おうと陶芸家、橋本忍さんのもとを訪ね、教室を断られるがその時に「プロになれるよ、なりたいなら来週からおいで」と、その日のうちにアシスタント業務兼、修行をさせて貰えることに。業務後にプロの陶芸家として生きていく為の様々なことを教わる。
    2013年9月28日
    窯と工房を構え独立。粉引の器に緑釉をかけた器を作る。
    2016年
    緑釉をやめ、シンプルに粉引きと新たに黒い器作りスタート。
    2018年
    北海道のせたな町を舞台に、チーズ作りをする青年の姿を描いた大泉洋さん主演映画『そらのレストラン』にて、器の美術協力。
    2019年~
    新釉薬『マーブル』の製作開始。

    小樽百貨UNGA↑

    北海道初の営業倉庫として使われた歴史的建造物の旧小樽倉庫本庫に、2019(令和元)年12月18日オープン。海運の街小樽から開運を願い、今なお小樽に遺る歴史や文化を載せたオリジナル商品が約100種類。地元のクラフト作家作品が約50種類。併せてかつての北前船の寄港地のセレクトした良品を取り扱う。1階が店舗で、2階はアートギャラリー。

    小樽市色内2-1-20

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