スマホで開け閉めするロッカー「スペースアール」を試験導入 12/6(木)学生に最新テクノロジーの体験機会を提供

    2018年11月29日 15:00

    近畿大学(大阪府東大阪市)は、平成30年(2018年)11月24日(土)から、スタートアップ企業 株式会社SPACERが提供する、個人のスマートフォンで鍵を開け閉めできるロッカー「スペースアール」を、日本の大学として初めて導入しました。12月6日(木)に、学生が実際にロッカーを使用し、最新のテクノロジーを体験するとともに、次世代ロッカーの大学ならではの利用方法のアイデアを生み出すことを目的としたイベントを開催します。

    【本件のポイント】
    ●スマホで開閉できるロッカーを学内に導入する、日本の大学で初めての試み
    ●学生へサービスを提供すると共に、最新テクノロジーやサービスの体験機会を提供
    ●利用する学生から新たなアイデアを募り、次世代ロッカーの多様な活用方法を見出す

    【本件の概要】
    「スペースアール」は、スマホの専用アプリからロッカーの鍵を開閉し、料金もアプリ内で処理を行うことができます。このサービスは、個人が荷物を預ける以外に、スマホで鍵を共有することで、利用者同士でモノの受け渡しができることや、商品の受取り手段として利用できるなど、これまでの物流の概念を変える活用方法が期待されています。また、現在社会問題とされている、再配達による業務効率の低迷などの「物流のラストワンマイル問題」解決の選択肢としても期待されます。
    今回、大学として初めて「スペースアール」を学内に導入することで、学生に最新のテクノロジーやサービスを体験する機会を提供します。また、利用する学生からアイデアを募り、次世代ロッカーの新たな活用方法を見出すことを目的としています。今後の利用状況を確認し、増設も検討してまいります。本イベントは、アカデミックシアターのプロジェクトスペース「ACT(アクト)」で開催する、近大独自の起業家育成拠点である「KINDAIインキュベーションファクトリー」の活動の一環として実施します。

    ■日時:平成30年(2018年)12月6日(木)18:30~20:45
    ■場所:近畿大学 東大阪キャンパス ACADEMIC THEATER 5号館2階
        (大阪府東大阪市小若江3-4-1 近鉄大阪線「長瀬駅」から徒歩約10分)
    ■対象:本学学生、院生

    【スマホで開け閉めするロッカー「スペースアール」について】
    <開いているSPACERを見つける>
    iphoneアプリ「SPACER」をダウンロードし、SPACER筐体の近くまで行き、アプリを立ち上げるだけ。

    <カギを閉めるには>
    「近くにあるロッカー」のカギを閉めたいSPACERの番号をタップ

    <カギを共有するには>
    一時的に生成される鍵共有URLをメールやLINEで送信するか、アプリ内の「Chat」でカギを共有したい相手を検索し、カギを共有する

    <カギをあけるには>
    SPACERの近くまで行きアプリを立ち上げ、「近くにあるロッカー」の鍵が共有されているSPACERの番号をタップ

    ■設置期間:平成30年(2018年)11月24日(土)から1年間
    ■場  所:近畿大学 東大阪キャンパス ACADEMIC THEATER 3号館1階
    ■設置台数:36台
    ■料  金:2時間まで無料 その後6時間ごとに240円

    【株式会社SPACERについて】
    ■創    業:2016年(平成28年)7月
    ■代表取締役 :田中 章仁
    ■所在地   :東京都港区赤坂8−8−7 赤坂ハイム3F
    ■事業内容  :SPACERの販売・運用
    ■ホームページ:https://spacer.co.jp

    【KINDAIインキュベーションファクトリーについて】
    アカデミックシアターのプロジェクトスペース「ACT(アクト)」で開催する、近大独自の起業家育成拠点であり、学生を対象に、起業家人材、近大発ベンチャー企業の輩出を目的とした育成、競争、支援を行い、近大発で世の中を変えることを目的としたプロジェクトです。近大発ベンチャー輩出のためのインキュベーション機能を整備し、多様な機会・活動・想いが交差するプラットフォームの構築を目指します。

    スペースアール開閉の様子
    スペースアール開閉の様子

    すべての画像