中学生が熊野川町で林業体験 地域の文化や自然を学ぶ「ふるさと教育」を実施

    2018年3月13日 14:00

    近畿大学附属新宮中学校(和歌山県新宮市)は、本校の中学2年生を対象に、平成30年(2018年)3月19日(月)、新宮市熊野川町で林業体験を実施します。

    【本件のポイント】
    ●各自治体が地方創生の一環として取り組む「ふるさと教育」を熊野川町で実施
    ●天皇皇后両陛下がお手播きされ、生育した苗木オガタマノキやトガサワラなど様々な苗木を植樹
    ●紀伊半島大水害で甚大な被害のあった熊野川地域で林業体験をしてもらい、生徒たちに郷土への誇りと愛着を持ってもらう

    【本件の概要】
    本件は、新宮市の教育目標である「郷土への誇りと愛着を育む教育の充実」をテーマに、地域の文化や自然を学ぶ「ふるさと教育」の一環として実施します。
    熊野川総合開発センターで地元の林業について学習し、木材ができるまでの過程や木が環境保全に果たす役割について学んだ後、新宮市さつき公園で行われる記念植樹に参加し、植樹を行います。平成23年(2011年)に開催した第62回全国植樹祭で天皇皇后両陛下がお手播きされ、その後、生育したオガタマノキ、トガサワラ等、様々な苗木を植樹します。
    林業体験を行う熊野川地域は、平成23年(2011年)の台風12号がもたらした豪雨による紀伊半島大水害で甚大な被害のあった地域で、記念植樹を実施するさつき公園は同水害からの復興祈念公園として作られました。今回、大水害から復興に向けて頑張っている地域の姿を生徒に伝えることを目的とし、実施いたします。

    ■日時:平成30年(2018年)3月19日(月)
        9:30~10:30   林業講習(熊野川総合開発センター)
        11:00~12:30 記念式典・記念植樹(新宮市さつき公園)※小雨決行
    ■場所:熊野川総合開発センター(新宮市熊野川町日足350)
        新宮市さつき公園(新宮市熊野川町日足)
    ■対象:本校中学2年生(45人)

    記念植樹が行われるさつき公園
    記念植樹が行われるさつき公園

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