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価値ある古材のリユースを促進するために

〜西村環境大臣へ古材リユース市場の確立に向けた提言〜

左から杉本理事長(全古協)・江藤衆議院議員・西村環境大臣・上野衆議院議員・深澤衆議院議員
一般社団法人全国古民家再生協会(東京都千代田区 理事長:杉本 龍一)は令和4年11月24日に古材リユース市場の確立に向けた活動の一環として古民家再生議員連盟(会長:江藤拓衆議院議員)と連携して西村環境大臣へ提言を実施致しました。

西村環境大臣への提言内容について

古材のリユースは循環型社会の形成を推進する上で非常に重要な取り組みとなります。
しかし、我が国の代表的な経済活動の産業別の分類を示している「日本標準産業分類」には
「古材」に関する分類が明記されていません。
古材のリユースをより普及させることを目的に、西村環境大臣へ日本標準産業分類への古材の登録について提言をさせていただきました。

西村環境大臣からは、経済産業省や総務省とも連携して、日本標準産業分類における「その他再生資源卸売業」の説明及び内容例示に「古材卸売業(仮称)」と位置付けるよう手続きを進めると明確な回答を頂きました。

古材をリユースすることは、各地に残る伝統的建築物を最大限活用するという価値観に沿ったことであり、循環型社会の推進や持続可能な開発目標(SDGs)の多くのゴールの達成にも寄与します。

古材をリユースする効果

古民家一棟から再利用できる古材の総量は平均5㎥です。(全国古民家再生協会調べ)
木材が償却された際に発生する二酸化炭素量は851kg/㎥です。

そのため、解体する古民家から発生する古材をリユースすることで、
851kg×5㎥=4,255kg の二酸化炭素の排出を抑制することが可能です。
 
4,255kgの二酸化炭素量は、
ブナの木約386本が1年間に吸収する二酸化炭素量であると言われることから、
非常に環境面へ配慮した取り組みでもあると言えます。

木材は伐採されてから約300年〜400年間は曲げ・圧縮強度が高くなることから、
構造材として用いられるにも非常に適した材料であると言えます。

古材を安全にリユースするために、古材鑑定士という資格者が解体前の古民家を解体することが推奨されています。
古材鑑定士が鑑定士した古材の場合、条件を満たせばPL保証の対象として保険も付保されることから、
より古材を安心してリユースできる市場が広がってきております。

古民家再生議員連盟とは

古民家再生議員連盟とは古民家の保存・有効活用、古材のリユースなどを目的に2016年に自由民主党の有志の議員で構成された団体です。
初代会長に金子一義元国土交通大臣、2代目会長に望月義夫元環境大臣、3代目会長に塩崎恭久元官房長官が就任され、現在元農林水産大臣の江藤拓衆議院議員が会長を務める団体です。現在83名の自民党議員で構成されています。
古民家の保存、古材の有効活用などを目的にする団体は古民家再生議員連盟の他にも、公明党の議員で構成される古民家再生議員懇話会(会長:赤羽一嘉元国土交通大臣)があります。

全国古民家再生協会では古民家再生議員連盟(自民党)・古民家再生議員懇話会(公明党)を通して、古民家・古材がより有効に活用できる市場を創造するために、各省庁と年に3〜4回程度意見交換等を行いながら活動を行っております。
古民家再生議員連盟の様子
古民家再生議員懇話会の様子

本件に関するお問い合わせ

循環型建築ネットワーク
一般社団法人全国古民家再生協会 事務局
担当:河野、山名
TEL:03-6275-0795(平日10時〜12時、13時〜16時)
メール:info@g-cpc.org
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