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ひょう害にもめげず新発売! 群馬高崎産ブランド梅の無添加ジャム

~「しらかが」「おりひめ」~

2022.07.19 16:00

AdaBio株式会社(所在地:群馬県高崎市、代表取締役:足立 太郎)は、群馬県高崎産「梅」の代表品種「白加賀」と「織姫」の品種名を冠した梅ジャム「しらかが」と「おりひめ」の販売を開始いたします。梅と砂糖のみで作った無添加の梅ジャムを2本(2種)で1セットとして商品化し、高崎のブランド梅のおいしさを全国に発信していきます。


梅ジャム外観


■ひょう害でも魅力ある加工品として

本年5月27日と6月2日の2度にわたり群馬県高崎市箕郷地区では、大粒の雹(ひょう)が降り、収穫期に入っていた梅は甚大な被害を受けました。雹害は果実に傷をつけ、「生梅」や「梅干し」などの大口な販売用途での価値を失わせます。年間を通じて梅林を管理し、やっと収穫というタイミングでの大粒の雹が、梅の実と梅農家のそれまでの努力を打ち砕きました。

当社は、自社で栽培管理する梅林や提携農家から仕入れる梅を使って、梅果汁を加熱濃縮して作る「梅エキス」を中心に、梅加工食品の開発や成分研究を20年続けてきた『梅に特化』した企業です。梅エキスや、ジャムなどの加工食品の原料に使われる梅は、もともと表面に小さな傷等がある梅(味や鮮度は全く同じ)がほとんどです。つまり、梅本来の品質に変わりがなければ、軽い雹害であっても、加工食品の原料になり得ます。近年は温暖化の影響で、雹害や梅雨(つゆ)時期の少雨被害などが増えています。魅力ある加工食品の開発は、梅に新たな市場価値を与え、農家の収益性維持に役立つ側面があり、当社にとって重要な課題のひとつです。

高崎市箕郷梅林を少しでも元気にしたいとの思いを込めて、新商品の販売開始を発表いたします。今後も、梅加工食品の開発を通じて箕郷梅林の梅の魅力を発信して参ります。



■新製品

<青梅「白加賀」、完熟小梅「織姫」の品種と熟度の違いを味わう梅ジャム>

箕郷梅林の代表品種である「白加賀」(しらかが)と「織姫」(おりひめ)を原料とした梅ジャムの販売を開始いたします。「白加賀」青梅はさわやかでマイルドな酸味、「織姫」小梅は適度な酸味と完熟時の濃厚な香りとうまみが特徴です。品種や熟度の違いを活かし、梅の魅力を比較して楽しむ2つ(2品種)の「梅ジャム」をセットにしました。産地に密着し、梅の品種や熟度ごとに管理した仕入れが無ければ、実現できない組み合わせです。


<農薬や化学肥料を使用しない畑から収穫した梅のみを使用>

消費者の健康志向の高まりと共に農薬や化学肥料の使用を嫌う傾向が強まり、加工食品においても原料を厳密に管理していく方向性が求められています。新発売する梅ジャムの原料の梅は、農薬や化学肥料を使用しない畑から収穫した限定品。特に、樹上で完熟した織姫は、産地でしか入手できない希少梅です。高崎市ブランド商品開発事業の補助を受け、高崎市箕郷梅林の「白加賀」や「織姫」を全国の梅好きな方にもっと知って頂きたいとの願いを込めた商品です。

新たなブランディングロゴの『An.d』(アンド)は、Another(おかわり)したくなる&余計なものが見つからない(no detection=n.d.)ジャムという製品コンセプトを表しています。


<梅と砂糖のみの無添加梅ジャム>

梅は、ペクチン(植物由来のゲル化成分)と有機酸(クエン酸やリンゴ酸)を豊富に含むため、ジャム作りには最適な果実です。品種ごとに最適化した加工とレシピにより、添加剤を一切使わずに、ゼリーのような質感の梅ジャムに仕上げました。市販ジャムの多くは、ゲル化剤としての精製ペクチンや酸味料としてのレモン果汁などの添加剤が使用されていますが、当社の梅ジャムの原料は「梅」と「砂糖」のみです。梅ジャムは、他の果実にはない酸味とうま味があり、バランスのとれた甘酸っぱさが魅力です。販売は、自社(電話受付)とインターネット販売サイトにて行います。



■商品概要

商品名 :梅ジャム(しらかが、おりひめ) 2個セット

価格  :1,620円(税込)

     (インターネット販売ではサイトごとの手数料等により価格が異なります)。

販売開始:2022年7月7日

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