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現代人のための“武士道精神”を説き、海外で話題を呼んだ書が早くも日本上陸。ポストコロナの中で持続可能な社会を実現するために“あるべき企業の姿”を教えてくれる、時代をリードする一冊

2022.01.05 10:00

株式会社かんき出版(本社:千代田区 代表取締役社長:齊藤龍男)は、『BUSHIDO CAPITALISM 武士道に学ぶこれからの資本主義のかたち』(櫻田 謙悟/著 柴田 さとみ/訳)https://kanki-pub.co.jp/pub/book/details/9784761275877を2022年1月7日より全国の書店・オンライン書店等(一部除く)で発売いたします。

◆現代版にアップデートした武士道精神を道しるべに

NYタイムズベストセラー著者 ダニエル・ピンク
セールスフォース・ドットコムCEO マーク・ベニオフ
パランティア・テクノロジーズCEO アレクサンダー・C・カープ が絶賛!

新渡戸稲造博士の「武士道」の精神を継ぎ、海外で先行発売された2021年の話題書が早くも日本上陸!!
武士道の「7つの徳」がポストコロナの経営のあり方を教えてくれます。

2020年、新型コロナウイルス感染症の突然にして無差別な蔓延により、世界は激動しました。多くの命が奪われ、経済は混乱し、雇用は壊滅状態。しかし、そうしたあらゆる喪失の一方で、このコロナ禍はまた、私たち人や企業に「いったん立ち止まって振り返る」機会をもたらしたことも確かです。

過去20年間続いてきた「グレート・アクセラレーション」の影響を見つめなおし、今後向かうべき先を冷静に見きわめるきっかけとして、この強制された幕間がどのように機能したのか。本書はこの点を深く掘り下げていきます。

古くから日本文化の中で尊ばれてきた武士道の精神。西洋ではほとんど取り上げられることがなかったこの価値観を、本書は現代版にアップデート。これを道しるべに、社会の一員として、そしてビジネスリーダーとして、よりサステナブルな意識をもった倫理的で責任ある人間になるために、時代の転換点たる今この状況を活用していく道を明らかにします。

重要なポイントとなるのは、協力の精神と、謙虚さ、そして現実主義。さらに、自分を信じる心や、大志、創造力の大切さ。この複雑化し二極化した世界において、正しく営まれている企業は社会に利益をもたらす原動力となり得る企業でもあるのだということを教えてくれる、今後の”企業のあり方”の指標となるような一冊です。

◆より良い社会を実現するために企業はどうあるべきか

著者の櫻田謙悟氏は、大手企業の社長や経済同友会代表幹事などを務めてきた経歴を持つ人物。今年、岸田文雄内閣総理大臣が設置した「新しい資本主義実現会議」の政府会議民間議員にも就任しました。
マルチステークホルダーの視点で、日本らしい価値の基準を議論し、それを世界に発信していくことを使命としています。

~「日本語版刊行に向けて」より抜粋~

パンデミックは、「マーケット至上主義」による負の側面の問題を顕在化させ、人類社会の持続可能性を問う機会となりました。そうしたことを背景に、欧米を中心として資本主義のあり方が問われるなか、私は日本の武士道の考えが世界のビジネスリーダーに参考になるのではないかと思いたち、本書を世界に向けて執筆しました。

武士道は、実践知であって、宗教や哲学ではありません。
したがって、これに現代的な解釈を加えて広く伝えられれば、「日本ならではのロールモデルとして、世界の経営者・リーダーなどの行動指針になるのではないか」「持続可能な社会を実現するために、企業の役割や価値はどうあるべきか、企業経営のあり方とは何かということを、世界のリーダーが再考するきっかけになってほしい」このような思いで筆を執りました。

2021年7月22日に欧米で本書BUSHIDO CAPITALISM が発売されてから、これまでたくさんの方々に手に取っていただくことができ、海外のさまざまな業界・団体のリーダーの方々とお話をする機会に恵まれました。
その中には、欧米人が株主の価値だけを最適化せず、ステークホルダー全体の価値を最適化するためのアプローチとして武士道の考え方に学ぶべきことがおおいにあるというご意見や、日本人の思考や行動規範を知るよいきっかけになったなどの声をいただいています。
本書を通じて、国や文化の違いを越えて、あるべき資本主義について今後も対話していきたいと思います。

【目次】

第1章 グレート・アクセラレーション
第2章 強制的な一時停止
第3章 資本主義の再構築
第4章 BUSHIDO マニフェスト
第5章 持続可能な未来に向けたSOMPOのマニフェスト

【著者プロフィール】

櫻田 謙悟 (さくらだ けんご)
◎――1956年東京都生まれ。1978年早稲田大学商学部卒業、安田火災海上保険(現・損害保険ジャパン)入社。アジア開発銀行勤務、経営統合などの経験を持つ。2010年損害保険ジャパン社長。2012年NKSJホールディングス(現・SOMPOホールディングス)社長就任。2019年4月に経済同友会代表幹事に就任。新しい資本主義実現会議の政府会議民間議員。

柴田 さとみ (しばた さとみ)
◎――英語・ドイツ語翻訳者。東京外国語大学外国語学部欧米第一課程卒。訳書は、バラク・オバマ『約束の地 大統領回顧録Ⅰ』、ミシェル・オバマ『マイ・ストーリー』(いずれも集英社、 共訳)、ジョン・ボルトン『ジョン・ボルトン回顧録』(朝日新聞出版、 共訳 )、ヴァルター・ティレマン『母さん もう一度会えるまで──あるドイツ少年兵の記録』(毎日新聞社)など多数。

【書誌情報】

書名:『BUSHIDO CAPITALISM 武士道に学ぶこれからの資本主義のかたち』
定価:1,540円(税込)
判型:46判
体裁:並製
頁数:192頁
ISBN:978-4-7612-7587-7
発行日:2022年1月7日
https://kanki-pub.co.jp/pub/book/details/9784761275877

amazon:https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4761275871/kankidirect-22/
楽天:https://books.rakuten.co.jp/search?sv=30&b=1&g=000&sitem=4761275871&v=2
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