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ソーシャルメディアに関する意識調査2021年度版  株式会社オレンジスピリッツが報告

株式会社オレンジスピリッツ(本社:東京都中央区、代表取締役:野口 洋一)では、昨年に引き続き、ソーシャルメディアに関する意識調査2021年度版でお願いいたします。


昨年の調査: https://note.com/os070601/n/n189fa1c286f5


本調査では、事業者が発信するお知らせはどのように読まれ、商品やサービスの購入につながっているのかという実態、またその男女別、年代別の傾向も含め、1,000名へのアンケート結果を基にまとめています。



■本記事のポイント

・2021年も依然として、Eメールは最強の情報発信ツール

・男性には「YouTube」、女性には「Instagram」の活用もカギ

・スマホでの購読が定番でありながら、40代以上にはパソコン利用も考慮が必要

・メールマガジンを読むきっかけのトップは、「商品やサービスの購入」

・購入者への自動配信は逆効果になることも

・メールマガジンを「読まなくなった」1番の理由は、「配信頻度の高さ」

・配信は週末の夜に読む人が半数前後を占める

・読まれる/読まれないメールマガジンの運命の分かれ道は、印象的な「件名」

・こんなメルマガが良かった!回答者の声



■調査概要

・調査方法 :インターネット上でのアンケート

・調査地域 :日本全国

・有効回答数:1,000名

・調査実施日:2021年9月



■基本情報


男女比


年代


職業



■ソーシャルメディアに関する意識調査 結果


▼2021年も依然としてEメールは最強の情報発信ツール


会社やお店からのお知らせを「受け取っている」メディアについての設問に対しては、「Eメール」が圧倒的な1位の85.3%、次いでLINEが56.4%、Twitterが22.4%という結果でした。


また、会社やお店からのお知らせを「読んでいる」メディアについても同じく、Eメールが72.9%、次いでLINEが48.0%、Twitterが24.6%という結果となりました。


実際に回答者からは、


「メールマガジンは落ち着いて読めるので好きです。」(30代女性)

「情報収集はインターネット・テレビですが、熟読したいものにメールマガジンがあります。」(60代男性)


という声があり、メールマガジンには他のメディアとはまた違った良さが認識されていることがうかがえます。


昨年に引き続き、ソーシャルメディアの利用者が増えている中でもEメールというのは企業の情報発信に最適のツールであることに間違いないようです。


Q. あなたは、会社やお店からのお知らせを、どのメディアでよく【受け取って】いますか?【上位2つ】(複数選択可)


Q. あなたは、会社やお店からのお知らせを、どのメディアでよく【読んで】いますか?【上位2つ】(複数選択可)


▼男性には「YouTube」、女性には「Instagram」の活用もカギ


会社やお店からのお知らせを通して実際に商品を「購入する」メディアについての設問では、興味深い結果が出ました。


「受け取る」メディア、「読む」メディアと同様、1位はEメール(41.5%)、2位はLINE(18.9%)という結果でしたが、そこに続くメディアはTwitter(12.5%)だけでなく、Instagramが12.1%、YouTubeが11.7%と、かなり近い位置にあることが分かります。


Q. あなたは、商品やサービスを、どのメディアでよく【購入】しますか?【上位2つまで】(複数選択可)


このInstagramとYouTubeで商品やサービスをよく購入するという回答者の男女比を調べたところ、Instagramは男性38.8%に対して女性が61.2%と多く、逆にYoutubeは女性26.5%に対して男性が73.5%と圧倒的に多く、男女比に明確な差が出ました。


Eメールをメインの情報発信ツールとして使いながら、同時に女性がターゲットであればInstagram、男性がターゲットであればYouTubeを併せて活用することで、より大きな効果を得ることができそうです。


商品やサービスを、Instagramからよく購入するという回答の男女比


商品やサービスを、YouTubeからよく購入するという回答の男女比


▼スマホでの購読が定番でありながら、40代以上にはパソコン利用も考慮が必要


メールマガジンを読む際に利用するデバイスに関しての設問に対しては、スマートフォンが一番多く82.5%、次いでパソコンが57.2%という結果になりました。


やはり、いつでもどこでも気軽に使うことのできるスマートフォンの利便性は、メールマガジンを読むことにおいても間違いないようです。


Q. あなたが、メールマガジンを読むのに、よく利用する機器はどれですか?【上位2つまで】(複数選択可)


しかし、パソコンを使ってメールマガジンを読むという回答も、依然として少なくはないというのが現状です。


特に、メールマガジンを読むデバイスに関する設問に対しての回答者の年代を比較すると、20~30代はパソコンよりもスマートフォンという回答が倍近くかそれ以上あるのに対し、40~50代はパソコンもスマートフォンもほぼ同数の回答者がいることが分かります。


メールマガジンを配信する際は、基本的にはスマートフォンで読まれると考えても問題はないものの、特に40代以上をターゲットに配信する場合は、パソコンで読みやすい文章構成や文字の大きさも意識する必要がありそうです。


※10代と70代は回答者がごく少数であったため省略


メールマガジンを読むデバイスに関する、回答の年代別件数


▼メールマガジンを読むきっかけのトップは、「商品やサービスの購入」


メールマガジンを読むきっかけについての設問には、「商品やサービスを購入したら送られてくるようになった」という回答が45.5%でトップ、次いで「Webサイトで見て登録した」という回答が41.9%ということで、1位と2位は僅差ながらも昨年から入れ替わった結果となりました。


実際に回答者からは、


「普段購入する商品のブランドや企業でしたらメールマガジンを登録します。」(30代女性)

「信頼できるショップのみメルマガ登録しています。」(50代女性)


といった声が挙がりました。


商品やサービスの購入者へのメールマガジン配信は、一度は購入したものに関する内容ということで比較的購読に対するハードルが下がるので、効果的な戦略のひとつと言えるでしょう。


Q. あなたが、メールマガジンを読むようになったきっかけは何ですか?【上位2つまで】(複数選択可)


▼購入者への自動配信は逆効果になることも


前述の通り、商品やサービスの購入者に対するメールマガジンの配信は読むきっかけとして受け入れられやすいものですが、一歩やり方を間違えると逆効果になってしまうので注意が必要です。


「商品やサービスを購入した時に自動的にメールマガジンの申し込みをされてしまうのは、正直に言うと迷惑。」(40代男性)

「商品を購入したときに、自動的にメールマガジンが継続的に配信されてしまう場合があり、解除に面倒だなと思います。」(50代女性)


というような声があり、商品やサービスの購入者であっても、勝手にメールマガジンが送られてきたと感じられてしまうと印象が下がる可能性が高いので、購読を選択制として、しっかりと購入者の同意を得て配信することも重要なようです。



▼メールマガジンを「読まなくなった」1番の理由は、「配信頻度の高さ」


メールマガジンを「読まなくなった」理由に関する設問に対しては、「配信頻度が多すぎる」という回答が49.6%ということで、「情報が役に立たない」(37.2%)、「内容がつまらない」(36.6%)といった、配信内容に関する理由を抜いてトップとなりました。


「メールマガジンはあまり頻繁に来すぎると鬱陶しくてマイナスイメージになりますね。」(40代男性)

「頻度の多いものは、内容に関係なく読みたくなくなります。」(40代女性)


というように、配信頻度が多いメールマガジンに関しては厳しい声が見受けられました。


Q. あなたは、どんなメールマガジンを読まなくなりましたか?【上位2つまで】(複数選択可)


そこで逆に、1番よく「読んでいる」メールマガジンの配信頻度に関する設問に対する回答を見てみると、「不定期」が半数を超える57.9%、次いで「週刊」が25.7%、「日刊」が12.1%、「月刊」が4.3%という結果が出ています。


実際に、


「不定期に内容が興味惹かれる場合のほうが印象が良くなると考えています。」(30代男性)

「週一回程度なら嫌な気持ちにならず、目を通せます。」(30代女性)


という声が見受けられました。


不定期の配信というのは、運営側にとって管理が難しい部分もあるかもしれませんが、定期的な配信をするのであれば、週に一回程度が多すぎず少なすぎず、一番読んでもらいやすいようです。


Q. あなたが、1番よく読んでいるメールマガジンの配信頻度はどれですか?


▼配信は週末の夜に読む人が半数前後を占める


一週間のうちでメールマガジンをよく読む曜日に関する設問に対しては、土曜日が55.4%でトップ、次いで日曜日は46.5%、月曜日が31.8%という結果となりました。


さらに、一日のうちでメールマガジンをよく読む時間帯については、21時~24時頃がトップの48.2%、次いで18時~21時頃が32.8%、9~12頃が22.1%となりました。


やはり、ゆっくりできる週末、そして一日の予定が落ち着いた夜の時間帯だからこそメールマガジンを読む余裕があるという人が多いようです。

メールマガジンは週に一回、土日の夜の配信がゴールデンタイミングと言えるでしょう。


Q. あなたが、メールマガジンをよく読む曜日はどれですか?【上位2つまで】(複数選択可)


Q. あなたが、メールマガジンをよく読む時間帯はどれですか?【上位2つまで】(複数選択可)


▼読まれる/読まれないメールマガジンの運命の分かれ道は「件名」の印象


メールマガジンを読む/読まないの決め手については、「件名」がダントツの一位で63.0%、次いで「発行者名」が43.8%、「過去のメルマガの内容」が38.0%という結果となりました。


つまり、どんなに内容が良いメールマガジンであっても件名や発行者名の「第一印象」がイマイチだと、読んでもらうことすらできない可能性が高いということです。


「唯一見るのは件名なのでまずそこで興味を惹かれた場合だけメールを開いています。」(40代男性)

「基本的に件名を読んで読むか決めるので、件名で興味を惹くものはつい読んでしまいます。」(20代女性)


件名には長い文章は記載できませんが、その分クオリティ勝負です。


複数のメールに埋もれていても思わず目が引かれるような、印象的なキャッチフレーズを入れることで、たくさんの人に「読んで」もらえるメールマガジンを作成できそうです。


Q. あなたは、メールマガジンを読む/読まないを何で決めていますか?【上位2つまで】(複数選択可)


▼こんなメルマガが良かった!回答者の声


アンケートの最後に、今まで読んだメールマガジンで良かった、面白かった、役に立ったものを聞いてみました。



【タイムリーな情報】

「イベントや購入の手段などをタイミングよく教えてくれたもの。」(40代女性)

「美容関係のメールマガジンで、季節ごとにスキンケアのアドバイスを特集していた。」(20代男性)

「季節の変わり目でちょうどいい羽織もののメールマガジンが届いた時に購入に至りました。」(20代女性)



【お得なキャンペーン】

「くじつきのものなどはやはり必ず開きます。」(30代女性)

「買い物するとポイントが倍付与される、メールマガジンの案内」(40代男性)

「ECサイトのセールに合わせて、メルマガ読者だけに配布するクーポンが付くなど、特別感があったときはワクワクしました。」(50代女性)



【知識が身につくもの】

「自分に仕事の上積みになる知識が得られるものや、新しい商品の発見につながるもの。」(40代男性)

「日本で世界遺産に登録されている所の話が興味深かったです。外国よりも身近なはずなのに知らない事が多く、じっくり読んで知識が増えた気がしました。」(50代女性)

「シャンプーの定期購入で、メールマガジンがきていたが、その際、豆知識や頭皮に優しい洗い方などがのっていた。」(30代男性)



【親しみが持てるもの】

「書き手の人間味が感じられると面白い。」(60代男性)

「発行者の近況が身近に感じられるような親しみやすい文章で書かれていたもの。」(40代女性)

「スタッフ個人的なちょっとした話です。」(40代男性)



【読みやすいもの】

「構成的は至ってシンプルで読みやすさに重点が置かれたもの。」(30代男性)

「簡単に読めるマンガ形式になっている、内容の分かりやすいものが良かったです。」(50代男性)

「画像が重くなく適度に改行があり読みやすいもの。」(20代女性)



■まとめ

今回の調査では、多くの事業者のマーケティング力のレベルアップにつながるような結果を得ることができました。


昨年に引き続き、Eメールは企業からの情報発信において一番効果的なメディアであることが分かりました。

そして、ターゲット層の傾向も考慮して、読んでもらいやすい配信頻度や内容をピンポイントでおさえることが、メールマガジンの効果を最大限まであげるための秘訣であるようです。



■メール配信サービス「オレンジメール」とは

事業者様が顧客へのメール配信を行うためのサービスです。当社独自のノウハウ(※)によりメールが非常に届きやすく、使いやすいサービスです。


ご利用しやすい低価格のプラン(オレンジメール2000)から大規模事業者向けのエンタープライズプランまでご用意しております。

運用12年で70,000以上の導入実績があります。


※メールの一斉配信は、一般的に、徐々に到達率が低下していきます。それを防ぐために当社では、ユーザーランクシステム、スパムユーザ対策、IPアドレス交換、IPアドレスウォームアップ、エラーメール処理など長年の運用実績をもとに行っております。



■株式会社オレンジスピリッツについて

名称  :株式会社オレンジスピリッツ

所在地 :東京都中央区日本橋本町1-8-13 日本橋滄浪閣ビル2階西

代表者 :代表取締役 野口 洋一

設立  :2007年6月1日

事業内容:クラウドサービスの企画・開発・販売・運営


【認定等】

・経済産業省認定 スマートSMEサポーター(情報処理支援機関)(第3号ー19020029)

・IT導入補助金IT導入支援事業者(経済産業省)

・中小企業デジタル化応援隊事業 登録 スマートSMEサポーター(情報処理支援機関)(経済産業省 中小企業庁)


【所属団体】

東京商工会議所


【コーポレートサイト】

https://www.orange-cloud7.net/


【主要サービス】

・メール配信サービス『オレンジメール』 https://mail.orange-cloud7.net/

・メールフォームサービス『オレンジフォーム』 https://form.orange-cloud7.net/

・販売支援クラウドサービス『オレンジセールス』 https://sales.orange-cloud7.net/

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