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災害支援NPOから高校生へ 防災備蓄用の生理用品を提供

9月27日から佐賀女子高校のトイレ18カ所に設置

「生理の貧困」解決のために

公益社団法人Civic Force(本部:東京都渋谷区、代表理事:根木佳織、佐賀事務所:佐賀県佐賀市)が2021年9月に学校法人旭学園佐賀女子短期大学付属佐賀女子高等学校に提供した防災備蓄用の生理用品(1,372 個)が、9 月27 日から同校のトイレ18 か所に設置され、生徒への無償提供が開始されました。

人知れず困っている生徒のために

経済的な理由で生理用品が買えないいわゆる「生理の貧困」が問題となる中、Civic Force の佐賀事務所では、災害備蓄用に保有していた生理用品を、生理の悩みを抱えている生徒に役立ててもらおうと、今年6 月の議会一般質問で「生理に関する問題」について取り上げました。また、県立高校での生理用品のトイレの個室への配置のきっかけをつくった一ノ瀬裕子県議と同8月に面会し、今回、佐賀女子高校への生理用品の提供が実現しました。

佐賀女子高校の教員からは、「体調が悪くても病院に行けなかったり市販の薬を買えなかったりする生徒がいる。家族に言えない、言っても病院に連れて行ってもらえない、そういう生徒たちに対して『学校にいる間は学校のを使いなさい。そのお金で薬を買いなさい』と言えるようになった」と話していました。

利用状況を見ながら、今後も佐賀市内の倉庫に保管している生理用品の提供を継続する計画です。
報道関係の皆さまにおかれましては、取材・報道をしていただきますよう、お願い申し上げます。

◆ 本件に関するお問い合わせ:
Civic Force 佐賀事務所 TEL:0952-20-2900 E-mail:pr@civic-force.org

◆ 取材のお申込みに関するお問い合わせ:
佐賀女子高等学校 TEL:0952-24-5341 嘉村文花(養護教諭)
防災備蓄用の生理用品を無償提供


なお、Civic Forceは、現在、今年8月豪雨で甚大な被害を受けた佐賀県で、被災者の皆さんの避難生活を支える活動を続けています。

企業、NPO、行政の連携組織 Civic Force

Civic Forceは、2009年の設立以来、国内の大規模災害時に迅速な支援を行うためのNPO/NGO・企業・行政の連携組織として、それぞれが持つ情報、人、資金、モノを共有・活用することで、円滑で効果的な支援を実現してきました。

2011年の東日本大震災では140社以上の企業と連携して計540品目380トンもの支援物資を調達・配送しました。また、これまで1,000社近くの法人からご寄付や支援物資の無償提供などでご協力いただきながら、被災地の復興を支えてきました。

円滑で効果的な支援を実現するためには、平時からの連携が欠かせません。Civic Forceでは佐賀県に本部を置く姉妹団体の特定非営利活動法人アジアパシフィックアライアンス・ジャパン(A-PADジャパン)と9月に組織統合を行うことで、九州地方に新たな災害対応拠点を置き、九州地方のNPO/NGO・企業・行政と災害が起こる前から、災害時の支援プログラム策定、訓練、防災活動などを行い、災害時に迅速で効果的な支援をできるように準備を行います。

Civic Forceを指定して寄付ができる佐賀県ふるさと納税がご利用いただけるようになりました。
本部:東京都渋谷区富ヶ谷2-41-12富ヶ谷小川ビル2F
佐賀事務所:〒840-0831 佐賀県佐賀市松原1-3-5まるなかビル6F
代表者:代表理事 根木佳織
設立:2009年

URL:https://www.civic-force.org/
事業内容:
・大規模災害時支援のためのNPO/NGO・企業・政府・行政が連携するプラットフォームの構築
・緊急災害時には、パートナーと協働して支援事業を実施
・アジア太平洋地域との連携
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