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「検針業務をより正確に、より簡単に」  AI技術を組み込んだ新たなサービスとして6月1日に提供開始

住友セメントシステム開発株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:大塚 千明)は、電気・ガス・水道メーター等の画像から数値を読み取る検針サービス「検針FIL(Facility Information Learning)」を開発、販売します。従来の検針サービス機能に画像処理のAI技術を組み込み、新たなサービス(特許出願中)として2021年6月1日より提供いたします。



■「検針FIL」の開発背景

当社は、2009年から建物(オフィスビル、商業施設、工場、ホテル等)の作業管理を行うクラウドサービス「FM for Dynamics」(以下 FMD)をビルオーナー様、建物管理会社様向けに提供しております。FMDは、年間・月間の作業計画を立て、実施結果を報告書として自動的に出力するサービスとなっています。クラウドサービスのため作業の状況がリアルタイムに確認でき、建物管理のSLA(Service Level Agreement)の根拠の一つとしても活用いただいております。

ご利用いただいているお客様から、作業の一つでもあります検針業務の作業負荷について、検針ミスによる誤請求、それを防ぐための複数人での検針作業によるコスト増対応等の相談を受ける事が多くなってきました。元々あった検針サービス機能は、エビデンスとしての写真保存だけでしたが、社内で培ってきた画像処理のAI技術を取り込み、現場支援の機能として、サービスの提供に至りました。



■サービスの特徴

・スマホ、タブレットでアプリとして提供(図1参照)

検針業務は、必ずしも電波状況の良い環境で行われる訳ではありません。そのため、オフラインでも使用できるように、アプリとして提供しています。クラウドに接続できる環境で、行う予定の検針作業をダウンロードし、作業終了後にアップロードすれば、情報はクラウド環境に保存されます。


図1


※タブレットアプリは9月リリース予定。



・QRコードで対象メーターを自動認識(図2参照)

メーター値を読み取る際に、貼られているQRコードを同時に読み取る(画面に入れる)だけで、対象メーターを自動で認識し、読み取った数値を紐づけます。QRコードを貼らなくても、リストから対象メーターを選択すれば、読み取った数値を紐づける事もできるため、準備が全て整わなくても使い始められます。


図2


・報告書も自動作成(図3、4参照)

検針結果をクラウドにアップロードすれば、報告書まで自動で作成できます。


図3


図4


■今後の展開

現状は、デジタルメーター、回転式メーターが対象メーターとなっていますが、お客様の声を聴きながら、アナログメーターの提供も検討していきます。


サービス紹介先

URL: https://www.fmsol-sumitem.com/fmd/



■会社概要

会社名 : 住友セメントシステム開発株式会社

所在地 : 東京都港区芝大門1-1-30 芝NBFタワー3階

代表  : 代表取締役社長 大塚 千明

設立  : 1988年12月

資本金 : 1億円

事業内容: ソフトウェアサービスの開発、販売

URL   : https://sumitem.co.jp/company/summary

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