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BOSSとSola Soundの共同開発による ギター用エフェクターを数量限定で発売

~数多くのロック・レジェンドに愛された伝説的なファズ・ペダルを、 独自の技術とノウハウで再構築~

2021.02.04 17:00

ローランド株式会社は、英国のSola Soundブランドと共同開発し、同ブランドの名器「Tone Bender Mk II」を再構築したギター用コンパクト・エフェクター『TB-2W』を、ボス(BOSS)ブランド「技クラフト・シリーズ」の最新モデルとして2021年4月24日(土)に発売します。


『TB-2W』

『TB-2W』イメージ



【ここがポイント】

●多くのギタリストを魅了してきた伝説のファズ・ペダル「Tone Bender Mk II」の表現力やレスポンス、サウンドを再現

●厳選した「ゲルマニウム・トランジスタ」を採用。ボスのノウハウで高い安定性を実現


製品の詳細はこちら: https://www.boss.info/jp/products/tb-2w/

製品動画はこちら : https://youtu.be/5L7julS0SkY


ブランド            :ボス(BOSS)

品名/品番           :トーン・ベンダー 『TB-2W』

価格              :オープン価格

発売日             :2021年4月24日(土)

初年度販売予定台数(国内/海外計):3,000台



「Tone Bender」は、英国ロンドンの楽器店Macari’sのブランドSola Soundが生み出したファズ・ペダル(※1)です。1960年代半ばに初代のモデルが登場し、以降、多くのバリエーションが生まれました。なかでも、究極の「Tone Bender」との呼び声の高いモデルが「Tone Bender Mk II」です。その豊かな倍音とダイナミックなサウンド、そして滑らかなサスティンは数多くのロック・レジェンドに愛され、そのサウンドは多くの名盤で聴くことができます。


今回発売する『TB-2W』は、ボスとSola Soundとの共同開発により、この「Tone Bender Mk II」のサウンドにこだわって作り上げたファズ・ペダルです。希少性が高く、個体差による音質への影響が大きいゲルマニウム・トランジスタ(※2)を厳選の上、ボスの品質基準に耐えうるもののみを採用。ボスのノウハウで磨き上げた回路に組み込み、伝説のファズ・サウンドと高い安定性を実現しています。

細部に至るまでこだわり抜いたMADE IN JAPANの「技クラフト」シリーズ、数量限定生産モデルです。


※1ファズ・ペダル:1960年代に登場した「歪み」を作り出すエフェクター。チリチリしたサウンドが特徴。「FUZZ」とは「毛羽立った」という意味がある。のちに登場する「オーバードライブ」、「ディストーション」とはサウンドの傾向が異なる。最も古くから存在するエフェクターのひとつ。

※2:ゲルマニウム・トランジスタ:ゲルマニウム(原子番号32の元素)を使用したトランジスタ(電子回路において信号を増幅またはスイッチングできる半導体素子)。1960年代に作られた多くのファズ・ペダルに用いられている。



【さらに詳しく】

●最も「Tone Bender」らしい「#500」をベースに

Sola Soundが所有、管理している膨大なコレクションの中において、最も「Tone Bender」らしいサウンドを持ち、まさに「マスター・ピース」として保存されているものが、「#500」と名付けられた「Tone Bender Mk II」です。『TB-2W』はこの「#500」をリファレンスとしています。この貴重な「#500」を英国より持ち帰り、細部に至るまで解析、ボスの巧みな設計技術により、豊かな表現力とダイナミックなレスポンスを備えた「Tone Bender Mk II」のサウンドを再現しています。


●高い安定性

「Tone Bender」のサウンドの要である「ゲルマニウム・トランジスタ」は、温度、電圧などの環境変化の影響を受けやすいという特徴があります。個体差が大きく、また流通量も少ないため、良質な個体の調達はかなり困難です。しかしながら、「ゲルマニウム・トランジスタ」の持つ複雑な倍音、美しいサスティンなどの独特のサウンドは何物にも代えがたいものです。

『TB-2W』の開発にあたり、ボスは長期にわたるリサーチを行い、ボスの品質基準に耐えうる「ゲルマニウム・トランジスタ」を調達。さらに、その中からエンジニアが入念に一つ一つをチェックし、選別したものを採用しています。厳選された「ゲルマニウム・トランジスタ」を使用することで、個体差の少ないサウンドと安定した動作を実現しています。


●駆動電圧のセレクトによるサウンド・バリエーション

「Tone Bender」を始めとするファズ・ペダルの多くは、駆動電圧の変動によってサウンドやレスポンスが変化するという特徴があります。音が変わる、安定しないというデメリットはあるものの、状況によって表情を変えるそのサウンドとニュアンスは大きな魅力の一つです。『TB-2W』はサウンドとレスポンスに影響を与える駆動電圧を、コントロール部に設けた「BATTERY」スイッチにより7V/9V/12Vの3タイプより選択可能にしました。規定電圧である9Vに加え、それぞれが特徴的なサウンドとレスポンスを生み出す、やや高め(12V)、やや低め(7V)の選択が可能です。安定性を高めつつ、駆動電圧の違いによる独特のサウンドとレスポンスを楽しむことができます。またバイパスはトゥルー/バッファードの切替えが可能。セッティングに応じて選択できます。


●精悍なルックス

独特の質感を持つハンマー・トーン(槌目加工)を施した外装、印象的なチキン・ヘッド・ノブと、まさに「Tone Bender」を彷彿とさせるルックスは、カラフルなボス・ペダルの中でひときわ精悍なムードを放ちます。


●数量限定生産

「ゲルマニウム・トランジスタ」の希少性により、数量限定生産品となります。


●『TB-2W』主な仕様

外形寸法    :73(幅)×129(奥行)×59(高さ)mm

質量(電池を含む):430g


●技クラフト -WAZA CRAFT-

ボスの熟練したエンジニアが培ってきた技術やノウハウを注ぎ込んだ、クラフトマンシップの結晶といえるシリーズです。一つひとつのパーツの選定からこだわり抜き、丹念に組み上げられたアナログ回路を搭載。日本国内で生産を行い、最終のサウンド・チェックに至る工程までこだわった「技クラフト」は、極上のサウンドと優れた弾き心地をギタリストに提供します。


『TB-2W』(手前)と「Tone Bender Mk II」(奥)

「Tone Bender Mk II」と 『TB-2W』 イメージ



※製品画像は、ニュースリリース・ページ https://www.roland.com/jp/news/0907/ よりダウンロードいただけます。

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